10/25スタート ワイルド・スピード全11作一挙放送

「ワイルド・スピード」シリーズを吹替と字幕で一挙放送 — 放送の全体像と記念放送日程

洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」は、シリーズ第10作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』のCSベーシック初放送を起点に、スピンオフを含むシリーズ全11作品を字幕版および吹替版で一挙放送することを発表しました。放送は10月から11月にかけて集中して行われ、特別番組や4Kレストア版、ザ・シネマ独自の新録吹替版も含まれます。

シリーズの全世界総興行収入は1兆700億円に達し、洋画シリーズ作品として歴代トップ5に入る規模のフランチャイズです。今回の一挙放送は、2001年の第1作を含む主要作の4Kレストア版や、独占TV初放送となる特番などを含め、系列でまとめて視聴できる機会となります。

主な放送開始日と注目ポイント

特に注目されるのは、シリーズ第10作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』のCSベーシック初放送で、字幕版は10月25日(土)21:00から、吹替版は10月31日(金)12:30からの放送が予定されています。また、10月18日(土)・19日(日)には制作の舞台裏やカスタムカーの魅力に迫る特別番組を独占TV初放送します。

放送スケジュールは字幕放送が10月18日(土)、25日(土)、27日(月)～31日(金)ほか、吹替放送は10月27日(月)～31日(金)ほかのスパンで予定されており、複数日にわたってシリーズ全体を網羅する編成です。

各作品の放送情報とトピック

以下は本企画で放送される11作品と特別番組の詳細情報です。各作品の放送バージョン（字幕／吹替）、4Kレストア版やザ・シネマ新録版の表記や放送日時をすべて記載します。

放送対象作品は第1作から最新作までの10作品にスピンオフ1作を加えた〈全11作品〉で、タイトル別の放送日時や特徴も明確に公表されています。

• ワイルド・スピード 【4Kレストア版】：字幕 10月18日(土)9:50～ほか。ザ・シネマ新録版は11月16日(日)14:50に独占放送。
• ワイルド・スピードX2 【4Kレストア版】：字幕 10月18日(土)11:50～ほか。ザ・シネマ新録版は独占TV初放送で11月16日(日)16:55（初回）。
• ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 【4Kレストア版】：字幕 10月18日(土)13:50～ほか。ザ・シネマ新録版は11月16日(日)19:00（初回）。
• ワイルド・スピード MAX：字幕 10月18日(土)15:45～ほか。吹替は10月28日(火)12:30～。
• ワイルド・スピード MEGA MAX：字幕 10月18日(土)17:45～ほか。吹替は10月29日(水)9:40～。
• ワイルド・スピード EURO MISSION：字幕 10月25日(土)8:45～ほか。吹替は10月29日(水)12:30～。
• ワイルド・スピード SKY MISSION：字幕 10月25日(土)11:05～ほか。吹替は10月30日(木)10:00～。
• ワイルド・スピード ICE BREAK：字幕 10月25日(土)13:35～ほか。吹替は10月30日(木)12:30～。
• ワイルド・スピード／スーパーコンボ（スピンオフ）：字幕 10月25日(土)16:00～ほか。吹替は10月31日(金)7:30～。
• ワイルド・スピード／ジェットブレイク：字幕 10月25日(土)18:25～ほか。吹替は10月31日(金)9:55～。
• ワイルド・スピード／ファイヤーブースト（第10作）：★CSベーシック初放送。字幕 10月25日(土)21:00～ほか。吹替 10月31日(金)12:30～。監督ルイ・ルテリエ、出演ヴィン・ディーゼル、ジェイソン・モモア、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンほか。

特別番組の放送と内容

10月1日(水)0:00よりひかりTVで先行配信開始（見逃し配信あり）の特別番組を2本、国内TV初放送します。放送日はそれぞれ10月18日(土)20:05～、10月19日(日)14:20～です。

特別番組の内容は以下の通りです。

1. 特番：『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』の見どころと舞台裏（46分）— 制作舞台裏、キャスト＆スタッフインタビュー、撮影秘話を中心に構成。出演：ヴィン・ディーゼル、ルイ・ルテリエ、ジェイソン・モモア、シャーリーズ・セロンほか。10月18日(土)20:05～ほか。
2. 特番：『「ワイルド・スピード」シリーズ 究極のカスタムカーとレース』（19分）— シリーズに登場する車のカスタマイズやリオデジャネイロでのレースの振り返り、キャストの車へのこだわりを紹介。出演：ヴィン・ディーゼル、ルイ・ルテリエ、ジェイソン・モモア、サン・カンほか。10月19日(日)14:20～ほか。

ザ・シネマ新録版の制作決定と吹替キャストの顔ぶれ

ザ・シネマは開局20周年を記念し、ザ・シネマオリジナル新録吹替企画の第11弾として『ワイルド・スピードX2』『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の〈ザ・シネマ新録版〉を制作、11月に独占TV初放送することを決定しました。これにより、シリーズ全11作品をワイスピ吹替ファミリーの統一された吹替キャストで視聴できる構成となります。

なお、シリーズ第1作『ワイルド・スピード【ザ・シネマ新録版】』は既に制作されており、今回の続編新録はその反響と続編制作の要望を受けたものです。目的は、1作から順に同一の吹替キャストでシリーズを通して楽しめるようにする点にあります。

新録吹替の主要キャスト（参加予定）

現在のワイスピ吹替ファミリーが2作目・3作目の新録に参加します。主な担当役と声優は以下の通りです。

ブライアン（演：ポール・ウォーカー）

高橋広樹

ローマン（演：タイリース・ギブソン）

松田健一郎

ショーン（演：ルーカス・ブラック）

浪川大輔

ハン（演：サン・カン）

川島得愛

トゥインキー（演：バウ・ワウ）

木村昴

アール（演：ジェイソン・トビン）

下野紘

これにより、4作目以降で定着した吹替キャスト（ドミニク役：楠大典、ブライアン役：高橋広樹ら）と同一音声陣で作品を揃えることが可能になります。

高橋広樹の意気込みコメント

ブライアン役の吹替を担当する高橋広樹は、今回の続投について「静かな喜びと大きな責任を感じています」と述べ、シリーズに関わり続けられることを光栄とし、映画の迫力あるカーアクションをしっかり届けたいと語っています。コメントでは、今回の新録がきっかけで他のシリーズ作品も存分に味わってほしいとする思いも示されています。

高橋は経歴としてアニメ『テニスの王子様』菊丸英二役、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』城之内克也役などがあり、洋画吹替ではジェイク・ギレンホールや『ワイルド・スピード』シリーズのブライアン役などを担当していることも紹介されています。

視聴方法、関連ページ、まとめ（表）

ザ・シネマはスカパー！、J：COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビ等で視聴可能です。スカパー！で視聴希望の場合は、あらかじめご自宅のテレビでCS161/QVCを選局してスカパー！が映ることを確認し、B-CASカードを準備したうえでWEB（https//www.thecinema.jp/lp）から加入申し込みを行うと、申し込み後約30分で視聴が可能になる旨が案内されています。

また、シリーズ一挙放送の特設ページやザ・シネマ新録吹替特設ページなど、関連情報は公式の専用ページで確認できます。特設ページのURLは以下の通りです。

• ワイルド・スピード一挙放送特設ページ: https://www.thecinema.jp/special/wildspeed/
• ザ・シネマ新録吹替特設ページ: https://www.thecinema.jp/special/shin-roku/

以下に、本記事で触れた放送作品・特番と主要な放送日時、備考を一覧表にまとめます。

以上が放送作品の全容と主な放送日時、企画の概要です。新録吹替版の制作や4Kレストア版の放送、特番の公開により、シリーズを初めて通して視る視聴者にも既存のファンにも、細部まで確認できる編成となっています。詳しい放送スケジュールや最新の情報は特設ページ（https://www.thecinema.jp/special/wildspeed/）で随時確認できます。