9月26日スタート『コーヒー&シガレッツ』20周年リバイバル上映
ベストカレンダー編集部
2025年9月18日 17:41
コーヒー&シガレッツ20周年
開催期間:9月26日〜10月2日

ジム・ジャームッシュ『コーヒー&シガレッツ』、公開20周年リバイバル上映と入場者特典の概要
国内最大級のレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が主催するリバイバル上映プロジェクトにより、ジム・ジャームッシュ監督・脚本の『コーヒー&シガレッツ』が日本公開20周年を記念して、2025年9月26日(金)より1週間限定で再上映されることが決定した。配給はFilmarks、提供はロングライドとなっている。
今回の上映は「コーヒーの日」である10月1日にちなむ企画上映を含み、全国20館での上映が予定されている。上映期間や上映日程は劇場により異なるため、各劇場でのスケジュールを確認する必要がある。
- 公開期間:2025年9月26日(金)より1週間限定
- 公開劇場:全国20館(下記に詳述)
- 料金:1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可。プレミアムシート等は料金が異なる場合あり)
- 提供/配給:提供:ロングライド、配給:Filmarks
さらに、入場者プレゼントとしてミニポスターの配布が決定している点も発表された。入場者特典の詳細は告知ページ等で順次案内されるが、プレスリリースでは配布実施を明記している一方で、特典の詳しい内容や配布条件については後日改めて発表される旨の記載もあるため、最新情報はFilmarksの公式案内を参照することが推奨される。
本企画はFilmarksリバイバルの一環であり、過去の名作に新たな光を当て、映画館で鑑賞する機会を増やすことで映画文化を次世代へ伝える取り組みとして位置付けられている。

松居大悟監督・今泉力哉監督からの推薦コメントとトークイベントの詳細
今回のリバイバルにあたり、映画監督の松居大悟と今泉力哉の二氏から推薦コメントが到着している。お二人は10月1日(水)の19:00の回(上映後、21:30終了予定)に新宿ピカデリーで行われる公開20周年トークイベントにも登壇予定である。
以下に、到着した推薦コメントを原文のまま掲載する。

松居大悟(映画監督)推薦コメント
映画はこうあるべき、なんて固定観念を外してくれたのがジム・ジャームッシュなのかもしれない。本作が特にそうである。
水のような会話。苦いユーモア。ぬるい距離感。細部に神が宿る。人生なんてそんな瞬間の連続だよなぁ、としみったれた人生を見つめ返すような。そうしてまた昨日みたいな日を繰り返している。

今泉力哉(映画監督)推薦コメント
ジャームッシュの映画の魅力ってなんなのか。最初はそのお洒落な感じとか熱の高くない感じとかに惹かれていて。それこそ激しいカット割もCGもなくて自分でもつくれそう、みたいな。でも結局はそこにいる人物が魅力的なんだと思います。どこか欠陥のある人たち。くだらない見栄。自信のなさ。そこから生まれる気まずい笑い。格好悪くても生きていくんだっていうことを教わった気がします。つくろうと思ってもつくれない映画たち。でもずっと憧れはありますね。
トークイベントのチケットは2,000円均一で、各種サービスデーや他の割引は利用不可と明記されている。アップチャージシートを購入する場合には別途追加料金が発生する(例:AKRacing BOXシートの追加料金は3,000円)。登壇者は松居大悟、今泉力哉(敬称略)を予定しているが、登壇者は予告なく変更となる場合がある。

上映劇場・チケット販売スケジュールと注意事項
全国20館での公開が予定されており、上映劇場は随時追加される可能性がある。以下にプレスリリースで示された劇場と、販売方法・スケジュール、注意事項を具体的に記載する。
チケット販売は劇場窓口および劇場インターネット販売で行われる。WEB販売は9月19日(金)AM0:00(表記上は9月18日(木)24:00)から開始、劇場窓口は9月19日(金)の劇場OPEN時から販売が始まる。残席があった場合は劇場窓口での販売となる。

主な注意事項
- 登壇者および舞台挨拶の予定は、都合により予告なく急遽変更になる場合がある。
- 途中入退場は原則として不可。
- お客様同士のトラブルについて主催者および会場は一切責任を負わない。
- 場内でのカメラ(携帯電話含む)やビデオによる撮影、録音等は禁止。
- 緊急事態等に伴う主催者判断による中止の場合を除き、購入・引換後のチケットの変更や払い戻しはできない。
- 舞台挨拶の開催中止や登壇者の変更による交通費や宿泊費等の補償はない。映画上映が行われる場合でもチケットの変更や払い戻しは不可。
- 劇場周辺での出待ち・入待ちは近隣の迷惑となるため固く禁止。
- 登壇ゲスト等へのプレゼントや手紙、お花、差し入れは受け取り不可。
チケット購入の際は上記注意事項を熟読の上、公式販売ページや劇場にて最新の案内を確認することが重要である。

作品詳細、出演者、関連作『ミーツ・ザ・ワールド』について
『コーヒー&シガレッツ』はコーヒーを囲みタバコを吸いながら繰り広げられる11のエピソードからなるオムニバス形式の作品で、ジム・ジャームッシュ監督らしいユーモアと独特の空気感が特徴である。出演陣にはロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト、ジョイ・リー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、イギー・ポップ、ケイト・ブランシェットのほか、The White Stripesのメグ・ホワイトとジャック・ホワイト、Wu-Tang ClanのRZAやGZAといったミュージシャン、コメディアンらが名を連ねる。
作品の基本情報は次の通りである。
- 作品名
- 『コーヒー&シガレッツ』
- 製作年・国・上映時間
- 2003年/アメリカ/97分
- 監督・脚本
- ジム・ジャームッシュ
- 出演
- ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト、ジョイ・リー、スティーヴ・ブシェミ 他
- 著作権表記
- © Smokescreen Inc.2003 All Rights Reserved
また、今回のリバイバル上映に関連して、松居大悟監督の新作『ミーツ・ザ・ワールド』の公開情報も案内されている。本作は歌舞伎町を舞台にした現代版“不思議の国のアリス”的な物語で、2025年10月24日(金)より公開予定。
『ミーツ・ザ・ワールド』の主なデータも以下に記載する。
- 作品名
- 『ミーツ・ザ・ワールド』
- 公開日
- 2025年10月24日(金)
- 監督
- 松居大悟
- 原作
- 金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』(集英社文庫)
- 脚本
- 國吉咲貴、松居大悟
- 音楽/主題歌
- 音楽:クリープハイプ、主題歌:クリープハイプ「だからなんだって話」(ユニバーサルシグマ)
- 出演
- 杉咲花、南琴奈、板垣李光人
- 仕様
- 2025年/日本/カラー/アカデミー(1.37:1)/5.1ch/126分/G
- 配給
- クロックワークス
『ミーツ・ザ・ワールド』の作品情報や公式サイト、SNSアカウントについてはプレスリリース記載の公式ページを確認することで、最新の展開を把握できる。

上映劇場一覧とまとめ表
以下に、プレスリリースで明記された上映劇場一覧を地域ごとに整理して記載する。上映開始日が劇場によって異なる場合がある点に留意が必要である。
- 北海道:札幌シネマフロンティア
- 宮城:MOVIX仙台
- 栃木:MOVIX宇都宮
- 群馬:シネマテークたかさき
- 埼玉:MOVIXさいたま
- 千葉:キネマ旬報シアター(9/26〜)
- 東京:新宿ピカデリー、MOVIX亀有、キネカ大森、シネ・リーブル池袋、YEBISU GARDEN CINEMA(10/17〜)
- 石川:シネモンド(10/11〜)
- 愛知:ミッドランドスクエア シネマ
- 京都:MOVIX京都
- 大阪:なんばパークスシネマ
- 兵庫:kino cinéma神戸国際、塚口サンサン劇場
- 岡山:MOVIX倉敷
- 広島:サロンシネマ
- 福岡:KBCシネマ
上映劇場は変更となる場合があり、チケット販売は各劇場で行われる。料金は1600円均一(各種割引サービスは利用不可)で、劇場によりプレミアムシート等で料金差が生じる可能性がある。
項目 | 内容 |
---|---|
作品名 | 『コーヒー&シガレッツ』 |
公開期間 | 2025年9月26日(金)より1週間限定 |
上映館数 | 全国20館(順次追加の可能性あり) |
通常料金 | 1,600円均一(割引・サービスデー適用不可) |
トークイベント料金 | 2,000円均一(割引適用不可、アップチャージシートは別途追加料金。AKRacing BOXシート:3,000円) |
トークイベント日時 | 2025年10月1日(水)19:00の回 上映後(21:30終了予定) 新宿ピカデリー登壇:松居大悟、今泉力哉(敬称略) |
入場者プレゼント | ミニポスター配布決定(詳細は後日発表/配布実施を表明) |
主催 | Filmarks リバイバル上映プロジェクト |
提供/配給 | 提供:ロングライド、配給:Filmarks |
上記表は本記事で取り上げた主要な情報を整理したものである。上映日程や特典の配布条件、登壇者情報の変更などがあり得るため、実際の来場やチケット購入前にはFilmarks公式サイトや各劇場の案内を参照して最新情報を確認することが望ましい。
本件の詳細はFilmarksのリバイバル特設ページや、新宿ピカデリーの販売ページ、Filmarks公式Xアカウント(@Filmarks_ticket)などで情報が発表される。関係者による推薦コメント、上映スケジュール、入場者特典など、今回のリバイバルは作品の持つ独特の魅力をあらためて劇場で体験できる機会として企画されている。
参考リンク: