9/26開催 益田裕介が答える不登校の無料講演会
ベストカレンダー編集部
2025年9月18日 17:54
不登校保護者向け講演会
開催日:9月26日

9月26日夜に開かれる“不登校”保護者向けオンライン講演会の全容
2025年9月26日(金)19:30〜20:30に、児童精神科医・益田裕介先生を迎えた無料のオンライン講演会「不登校のプロと精神科医益田先生が答える、不登校のお悩み解決スペシャル」が実施されます。主催は「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を運営する3団体で、YouTube Liveで配信されます。
この回は同チェックリストのクラウドファンディング実施を記念した特別企画の第2弾です。参加は無料で、視聴者が顔や名前を出す必要はありません。事前に寄せられた質問の一部を、益田先生と不登校支援のプロがライブで取り上げて回答します。

イベントの基本情報
主な開催情報を以下に整理します。参加方法や質問の提出先まで具体的に記載しています。
- 日時:2025年9月26日(金)19:30〜20:30
- 配信方法:YouTube Live(参加無料、視聴のみで可)
- 配信リンク:https://youtube.com/live/bqY8pSPVFRw?feature=share
- 質問投稿(匿名可):https://form.run/@event-250926
- 参加費:無料
イベント中は視聴者から事前・当日投稿された質問の中から選んで回答が行われます。具体的な相談例として、気分の落ち込みの継続、受診のタイミング、薬や治療に関する相談などが想定されています。
本配信は匿名視聴でも内容を受け取れる形式です。家族の心身の不調について精神科医に直接聞いてみたい保護者に向けて設計されています。

チェックリストの目的とクラウドファンディングの背景
「学校休んだほうがいいよチェックリスト」は、子どもが「学校に行きたくない」「学校を休みたい」と言い出したときに、保護者が「休ませても大丈夫か」を判断するためのオンラインツールです。簡単な質問に答えることで、子どもの心身の状態を整理し、休ませるかどうかの判断材料を提供します。
このチェックリストは2023年9月に不登校支援に関わる3団体の共同で開発され、リリースから2年間で約10万人の保護者に利用されてきました。利用者アンケートでは、体調不良の改善を実感した割合が65.1%、「死にたい」「消えたい」といった発言が減ったと答えた割合が82.8%という結果が得られ、子どもの安心や命を守る手がかりとして一定の有効性が示されています。

現在実施中のクラウドファンディング
無料提供を継続するために、チェックリストの運営団体はクラウドファンディングを実施しています。サービス継続に必要なサーバー費用などを賄うことが目的です。
- 実施期間:2025年9月1日(月)〜2025年10月31日(金)
- 目標金額:180万円(1,800,000円)
- 用途:サーバー運営費2年分 1,600,000円、想定外の参加者増による資金不足補填 200,000円
- クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/876636/view
9月は「学校に行きたくない」と言い出すお子さんが年間で最も多く見られる時期です。保護者が判断に迷う場面が集中するため、無料で使える判断ツールの継続提供が支援側の重要な課題となっています。

登壇者と運営3団体の紹介──専門性と役割
講演会には児童精神科医をはじめ、不登校支援に携わるジャーナリストや支援団体の代表、塾の相談員などが登壇します。それぞれの専門性から保護者の悩みに寄り添い、具体的な対応策を提示します。
以下に今回の主要登壇者と運営団体のプロフィールを詳述します。

登壇者(今回・シリーズでの予定含む)
- 益田裕介先生(精神科医)
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精神保健指定医、精神科専門医・指導医。防衛医大卒業後、防衛医大病院や自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院(復職センター兼務)、埼玉県立精神神経医療センター、薫風会山田病院などを経て早稲田メンタルクリニックを開業しています。
YouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」を運営し、登録者数は68万人を超えています。オンライン自助会の主催・運営や精神科領域のYouTuberを集めた勉強会なども行っており、著書には『眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話』(日本文芸社)や『精神科医が教える 親を憎むのをやめる方法』(KADOKAWA)などがあります。
- 石井しこう(不登校ジャーナリスト)
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1982年東京生まれ。中学2年生からの不登校経験を経て19歳からNPOで取材活動に従事し、不登校の子どもや若者、親など400名以上に取材を行ってきました。現在は不登校ジャーナリストとして講演や取材、「不登校生動画甲子園」などのイベント運営も行っています。
著書に『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』(ポプラ社)などがあり、Yahoo!ニュース 個人で月間MVAを二度受賞するなどの実績があります。
- 中里祐次(フリースクールBranch 代表)
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フリースクールBranch(株式会社WOODY)は「好きで自信をつくり、好きで社会とつながる」をビジョンに小学生〜高校生までの居場所を運営しています。オンラインコミュニティや代官山のフリースクール等を通じて、孤立しがちな家庭へ寄り添う支援を行っています。
ウェブサイト:https://branchkids.jp/
- 伊藤真依(キズキ共育塾 不登校相談員)
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キズキ共育塾は完全個別学習指導を中心に、不登校や中退、学習・人間関係の不安など多様な相談に対応する塾です。埼玉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡に全17校舎(2025年8月時点)を展開し、オンライン授業は全国対応です。
公式サイト:https://kizuki.or.jp/
チェックリスト運営の3団体
チェックリストは以下の3団体が協力して開発・運営しています。各団体の役割はおおむね企画・現場支援・学習支援といった分野に分かれています。
- 石井しこう:不登校に関するジャーナリズムと情報発信、当事者・保護者に向けた啓発活動。
- Branch(株式会社WOODY):オンラインと拠点型の居場所提供による実践的支援。
- キズキ共育塾(株式会社キズキ):学習支援・相談体制の整備と個別対応の提供。
イベントシリーズのスケジュールと参加方法の詳細
今回の9月26日開催分はシリーズの第2弾で、他に10月にも関連配信が予定されています。シリーズ全体の構成と各回の配信リンクをここでまとめます。
視聴はYouTube Liveで行われ、いずれの回も参加無料です。保護者が抱える具体的な不安に対して専門家が答える構成になっており、事前・当日投稿された質問の中から取り上げて回答します。
回 | テーマ・ゲスト | 日時 | 配信リンク |
---|---|---|---|
第2弾 | 不登校の心の不調、お悩み解決スペシャル(益田裕介先生) | 2025年9月26日(金)19:30〜 | https://www.youtube.com/live/bqY8pSPVFRw |
第3弾 | 不登校のお悩み解決スペシャル(松本俊彦先生) | 2025年10月9日(木)19:00〜 | https://youtube.com/live/a8V-_Spcdeo |
第4弾 | 児童精神科看護師×不登校支援のプロ(子どもの気持ちとは…?) | 2025年10月24日(木)19:00〜 | https://www.youtube.com/live/C8C8ZRyOxM8 |
質問や相談は匿名で投稿可能です。事前に寄せられた質問の中から選んで回答が行われますので、聞きたい内容がある場合は投稿フォームの活用が案内されています。
要点の整理と主要情報のまとめ
この記事で取り上げたイベントの概要、チェックリストの目的・効果、クラウドファンディングの要項、並びに登壇者・運営団体について、主要項目を表で整理します。必要なURLや日付、金額なども含めてまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名(主題) | 不登校のプロと精神科医益田先生が答える、不登校のお悩み解決スペシャル |
開催日時 | 2025年9月26日(金)19:30〜20:30 |
配信方法 | YouTube Live(視聴無料、顔・名前非表示可) |
配信リンク | https://youtube.com/live/bqY8pSPVFRw?feature=share |
質問投稿 | https://form.run/@event-250926(匿名可) |
主な登壇者 | 益田裕介先生(精神科医)、石井しこう(不登校ジャーナリスト)、中里祐次(Branch代表)、伊藤真依(キズキ共育塾相談員) |
チェックリスト名 | 学校休んだほうがいいよチェックリスト(2023年9月開発) |
チェックリスト利用実績 | リリースから2年間で約10万人が利用。アンケート結果:体調不良改善65.1%、自傷や消えたい発言の減少82.8% |
クラウドファンディング期間 | 2025年9月1日〜2025年10月31日 |
クラウドファンディング目標 | 180万円(サーバー運営費 160万円、想定外補填 20万円) |
クラウドファンディングURL | https://camp-fire.jp/projects/876636/view |
関連団体サイト | Branch: https://branchkids.jp/ / キズキ共育塾: https://kizuki.or.jp/ |
上記は本記事で触れた主要項目の要約です。イベントでは、保護者から寄せられた具体的な相談に対し、児童精神科医と不登校支援の実務者が現場に即した視点で回答を行います。チェックリストの導入経緯、利用実績、並びに無料提供継続のための資金調達計画についても明確に示されていますので、関心のある方は配信リンクやクラウドファンディングのページを参照してください。
参考リンク: