梶浦由記が贈る12/21クリスマスディナーショー詳細

梶浦由記による初のディナーショー、その趣旨と公演の全体像

ホテルニューオータニ（東京）は、作曲家・梶浦由記が初めて開催するディナーショー「Yuki Kajiura LIVE Special edition～クリスマスディナーショー2025～」を2025年12月21日（日）に実施すると発表しました。公演は同ホテルの宴会場フロアに位置する「鶴の間」（ザ・メイン）を会場に、音楽と料理を一体化させたプレミアムな時間を提供する形式で行われます。

本公演は、梶浦由記の楽曲世界を生演奏と複数のボーカリストで再現することを主眼に据え、豪華な料理と合わせて鑑賞するディナーショー形式です。一般予約は2025年9月19日（金）10:00よりウェブ予約限定で開始され、1名につき料金は42,000円となっています。料金にはショー、食事、飲物、税金およびサービス料が含まれます。

公演の趣旨と構成

梶浦由記はクラシック、民族音楽、エレクトロニカ、ロックなど多様な要素を楽曲に取り入れてきた作曲家であり、今回のディナーショーではその豊かな音楽性を、総勢の演奏陣と複数のボーカリストが生演奏で伝えます。演奏はピアノや弦、管楽器、パーカッション、ギター、ベース、そしてエレクトロニクスを組み合わせた編成で行われます。

ショーは昼・夜の2回公演で実施され、それぞれ開場時間と食事開始時間、コンサート開始時間が決まっています。未就学児の入場は不可とされており、チケット取得・入場準備については事前に確認が必要です。

出演者と演奏陣の顔ぶれ

本公演には梶浦由記がピアノ・コーラスで参加するほか、FictionJunctionの名義がクレジットされます。ボーカル陣はKAORI、YURIKO KAIDA、Joelle、LINO LEIAの4名、さらにゲストボーカルとして鈴木瑛美子（EMIKO）が出演予定です。

演奏陣はフロントバンドメンバーとして一流のミュージシャンが名を連ねています。ギター、ドラム、ベース、ヴァイオリン、フルート、パーカッションに加え、マニピュレーター（エレクトロニクス操作）も配置され、梶浦楽曲の多層的な音響を再現します。

出演者・演奏陣の詳細

以下は公表されている出演者および演奏陣の一覧です。編成から想定されるサウンドや歌唱の配分を把握することができます。

作曲・演奏

梶浦由記 / FictionJunction（Piano / Chorus）

Vocal

KAORI、YURIKO KAIDA、Joelle、LINO LEIA

Guest Vocal

鈴木瑛美子（EMIKO）

Musician（FRONT BAND MEMBERS）

• 是永巧一（Guitar）
• 佐藤強一（Drums）
• 髙橋“Jr.”知治（Bass）
• 今野 均（Violin）
• 赤木りえ（Flute）
• 中島オバヲ（Percussion）
• 大平佳男（Manipulator）

この編成は、梶浦由記の楽曲が持つ繊細なメロディーラインと重層的なサウンドスケープを生演奏で再現するために設計されています。弦楽器や管楽器の生音と電子音の融合により、劇伴やテーマ曲で知られる彼女の作品世界がそのまま舞台化されることが想定されます。

また、複数の女性ボーカリストによるハーモニーとソロパートの配分により、作品ごとに異なるボーカル表現を楽しめる構成となっています。ゲストの鈴木瑛美子はアニメソングや舞台での活躍でも知られており、ゲスト参加による楽曲アレンジのバリエーションも見どころの一つです。

開催日時・会場・料金・予約方法の詳細

本公演は2025年12月21日（日）に1日2公演の形式で開催されます。第1部は開場14:45、食事開始15:00、コンサート開始16:15です。第2部は開場18:30、食事開始18:45、コンサート開始20:00としてアレンジされています。

会場は東京都千代田区紀尾井町4-1、ホテルニューオータニ（東京）の「鶴の間」（ザ・メイン 宴会場階）です。会場はホテルの宴会場フロアであるため、舞台設備・音響・照明の運用が整えられ、ディナーショー形式の上質なサービスが提供されます。

料金・予約・入場に関する重要事項

料金は1名につき42,000円で、ショー・お食事・お飲物・税金・サービス料が含まれます。支払い方法や座席指定の詳細はウェブ予約時の案内に従う必要がありますが、申込はウェブ予約限定とされています。一般予約開始は2025年9月19日（金）10:00からです。

未就学児の入場はご遠慮いただく旨が明記されています。公演当日の入場時間や座席案内、食事の提供やドリンクの品目などは予約確認時に提示される案内を参照してください。また、キャンセル規定やチケットの譲渡については、予約ページの利用規約に基づきます。

梶浦由記の歩みと本公演の位置づけ

梶浦由記は1993年に「See-Saw」のコンポーザー兼キーボーディストとしてデビューし、以降アニメや映画、ドラマの音楽を中心に幅広く活動してきました。2002年には「機動戦士ガンダムSEED」のエンディング曲『あんなに一緒だったのに』がヒットしたことにより広く注目されるようになりました。

以降、Kalafinaのプロデュースや数多くの劇伴制作を通じて、アニメ音楽シーンでの影響力を拡大してきました。2020年には、LiSAと共作で手掛けた劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌「炎」（歌：LiSA）が第62回日本レコード大賞を受賞しています。アニメ作品以外でも北野武監督・主演映画『アキレスと亀』やNHK番組の音楽など、多岐にわたる制作実績があります。

近年の活動と記録

デビュー30周年を迎えた2023年には、個人プロジェクト「FictionJunction」として9年ぶりにアルバム『PARADE』をリリースしました。同年12月には武道館で『Kaji Fes.2023』2Days公演を開催し、国内外のファンを魅了しました。これらの活動は本ディナーショーの内容理解に有用であり、ライブ演出や楽曲選定にも反映されることが想定されます。

今回のディナーショーは、梶浦由記のキャリアと音楽性をコンパクトかつ贅沢に体感できる場として位置づけられます。劇伴としての重厚なアレンジから、FictionJunctionに代表される歌モノの表現まで、幅広いレパートリーが生演奏で提示される点が特徴です。

公演要項の整理と問い合わせ先

以下の表は本記事で取り上げた公演要項を整理したものです。日程、時間帯、料金、会場、予約開始日、予約方法、入場制限、問い合わせ先と問い合わせ受付時間を一覧にしています。予約を検討する際の参照用としてご活用ください。

本公演は梶浦由記の楽曲世界を生演奏と食事によって体験する機会であり、公演スケジュールや予約方法、料金、会場に関する要点を上に整理しました。予約はウェブ限定で、開始日時は2025年9月19日（金）10:00です。問い合わせは宴会予約直通の電話番号で受け付けていますので、詳細確認や特別な配慮が必要な場合はそちらを参照してください。