9月20日開催 チクマが万博ユニフォームを梅田で展示

チクマのユニフォーム展示

開催日:9月20日

チクマのユニフォーム展示
どんな展示なの?
大阪・関西万博で実際に着用されたユニフォームの現物を展示し、素材や縫製、可動域、ポケット配置など機能面と衣装性の両面を解説。協力企業の事例も紹介されるよ。
子どもは何が学べるの?
ユニフォームが職業の印象や安全性、作業効率にどう関わるかを体感できる。デザインやリサイクル、ものづくりの背景に触れて職業観や服育の理解が深まるよ。

「夢キタ万博2025」で体験するユニフォームの役割と展示の趣旨

大阪市北区役所主催のイベント「夢キタ万博2025」は、北区内の小中高生をメインターゲットに、企業や学校・団体などの職業を体験・体感できる場として開催されます。2025年9月20日(土)に梅田スカイビルで行われる同イベント内のプログラムの一つである「KITAKU WORK WORK EXPO 2025」に、株式会社チクマが出展することが発表されました(リリース日時:2025年9月18日 16時17分)。

チクマの出展は、単に衣類を見せるだけでなく、ユニフォームが持つ『コスチューム(衣裳)』としての表現性『ワークウェア(作業着)』としての機能性の両面を伝えることを目指しています。大阪・関西万博2025の会期中に実際に着用されたユニフォームの現物を展示し、どのような点を考慮して設計・制作されたのか、その背景や工夫を来場者に伝えることで、子どもたちに職業観や衣服に関する理解を深めてもらう狙いがあります。

イベントの基本情報と目的

イベント名:夢キタ万博2025(KITAKU WORK WORK EXPO 2025の一環)

開催日時:2025年9月20日(土)/会場:梅田スカイビル

目的は、子どもたちが「夢や希望を持って将来を考える」ことを支援するため、企業や団体の職業を体験・体感できる機会を提供する点にあります。チクマの出展は、ユニフォーム製作の現場や考え方を見せることで、ファッションやものづくり、環境配慮の視点に触れてもらうことが目的です。

展示されるユニフォームの内容と協力企業一覧

チクマは「大阪・関西万博2025」で実際に着用された各種ユニフォームを展示します。展示対象はパビリオンや展示ブースなどで着用されているユニフォームの現物で、デザインや素材、機能面の特徴を分かりやすく紹介します。

出展では、ユニフォームのデザイン意図や機能面での配慮点(動きやすさ、耐久性、気候対応、識別性など)を解説するとともに、衣装性と作業性の融合がもたらす来場者体験とスタッフの働き方への影響についても示されます。展示を通じて、ユニフォーム作りの奥深さと楽しさを伝える構成です。

  • パナソニックグループ:パビリオン「ノモの国」スタッフ・ユニフォーム
  • パソナグループ:パビリオン「PASONA NATUREVERSE」アテンダントスタッフ・ユニフォーム
  • 関西広域連合:パビリオン「関西パビリオン」アテンダントスタッフ・ユニフォーム
  • 関西電力グループ:VIPアテンダントスタッフ・ユニフォーム
  • TIS株式会社:VIPアテンダントスタッフ・ユニフォーム
  • SBIホールディングス:アテンダントスタッフ・ユニフォーム

展示の見どころと伝えたい点

展示の最大の見どころは、実際に現場で機能しているユニフォームを直に観察できる点です。色や形だけでなく、素材の厚み、縫製の仕立て、ポケット配置、動作時の可動域など、実務に即した観点で比較・解説が行われます。

また、子どもたちに向けては、ユニフォームがどのように職業の印象や安全性、業務効率に寄与するかを具体的に示すことで、衣服を通した職業理解やものづくりへの興味喚起を図ります。主催側の「職業を体験・体感する」というイベント趣旨と合致した内容になっています。

チクマの歴史と環境・教育に対する取り組み

株式会社チクマは1903年創業の繊維商社で、現在の本社は大阪市中央区にあります。代表取締役社長は堀松 渉氏です。主な取扱品目はビジネスユニフォーム、スクールユニフォーム、婦人服の生地素材および製品で、創業から120年以上の経験を基にユニフォーム事業を展開しています。

同社は環境や教育に関する活動にも長年取り組んでおり、ユニフォームのリサイクルや環境配慮型素材の採用、服育(衣服を通した教育)の普及などを進めています。以下に主な取り組みと実績を年表形式で示します。

1995年
「環境推進室」を開設し、環境対応ユニフォームの普及に着手。
2004年
広域認定制度の第一号認定企業となる。服育の理念を提唱。
2007年
循環型社会形成推進功労者等「環境大臣表彰」を受賞。
2009年
第11回グリーン購入大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。
2014年
北九州市との官民一体型リサイクル事業会社(株式会社NCS)を設立。回収・リサイクルした衣服は累計1,465万点以上に達していると報告。
2018年
SDGs実現に向けた取り組みを宣言。
2019年
企業別注EFウェアの企画・製造・販売を開始。
2023年
創業120周年を迎える。
2024年
服育20周年を迎える。

環境面では、使用済みPETボトルを再生して繊維化するなどの素材循環や、回収・リサイクル体制の構築を進めており、「ユニフォームをゴミにしない」を合言葉に実務的なリサイクル推進を続けています。

教育面では「服育」の理念を提唱し、衣服を通じて社会性や環境問題、国際性などに対する理解を深める活動を続けています。これらの取り組みは、今回の出展内容にも反映されている点です。

出展に関する実務情報と問い合わせ先、および関連リンク

出展に関する問い合わせは、チクマ ユニフォーム事業部 担当の西 弘樹氏が窓口になっています。問い合わせ先はメールと電話・FAXが案内されていますので、取材や追加情報の確認は下記の連絡先から行うことができます。

また、チクマは複数の関連WebサイトやSNSで製品情報や取り組みを公開しています。出展に先立って公式情報を確認したい場合は、これらのリンクを参照することで、ユニフォームやリサイクル、教育関連の詳細を閲覧できます。

問い合わせ先(ユニフォーム事業部)
担当:西 弘樹
email:hiroki-nishi@chikuma.co.jp
TEL:06-6222-3274
FAX:06-6222-2844

チクマグループ各社としては、東洋リントフリー株式会社(https://www.lintfree.co.jp/)および株式会社アバンセユニ(https://www.avance-uni.co.jp/)が紹介されています。これらのグループ企業とも連携し、ユニフォームの企画・製造・リサイクルの各プロセスを支えています。

出展は2025年9月20日当日の実施となっており、会場は梅田スカイビルです。展示内容の詳細や当日のスケジュールについては主催者側の案内やチクマの公式情報で確認できます。

関連キーワードと本件の位置づけ

今回の出展は、キーワードとして「制服」「ユニフォーム」「SDGs」「リサイクル」「アップサイクル」「サステナブル」「企業制服」「コスチューム」「万博」「エンゲージメント」が挙げられます。ユニフォームを通じた環境配慮と教育の両面で、万博という国際的な場での経験が地域の子どもたちに届く構成となっています。

報道関係者や業界関係者は、現物展示を通じて素材や縫製、運用面の工夫を確認する機会としても有用です。出展内容は企業のブランディングやサステナビリティの取り組みを可視化する事例と言えます。

基本情報の整理

以下に、本件で触れた主要情報を表形式で整理します。イベントの要点、出展内容、協力企業、連絡先、チクマの主要実績などをまとめています。

項目 内容
発表企業 株式会社チクマ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:堀松 渉)
プレスリリース日時 2025年9月18日 16時17分
出展イベント 夢キタ万博2025(KITAKU WORK WORK EXPO 2025)
開催日時・場所 2025年9月20日(土)/梅田スカイビル
出展内容 大阪・関西万博2025で実際に着用されたユニフォームの現物展示。コスチューム性とワークウェア性の両面を解説。
協力企業・団体 パナソニックグループ、パソナグループ、関西広域連合、関西電力グループ、TIS株式会社、SBIホールディングス(各社のパビリオンやVIPアテンダント等のユニフォーム提供)
問い合わせ先(ユニフォーム事業部) 担当:西 弘樹/email:hiroki-nishi@chikuma.co.jp/TEL:06-6222-3274/FAX:06-6222-2844
主要取り組み・実績 創業1903年、環境推進室(1995年)、広域認定制度第一号(2004年)、環境大臣表彰(2007年)、グリーン購入大賞(2009年)、累計回収リサイクル衣類1,465万点以上(2014年以降の取り組み)等
関連Webサイト

本件は、ユニフォームという身近な視点から職業やサステナビリティ、ものづくりの価値を伝える試みです。展示内容の詳細や当日のスケジュール、取材希望等は上記の問い合わせ先および公式ウェブサイトを通じて確認できます。

参考リンク: