パーク ハイアット東京が12/9リニューアルオープン、予約は9/24開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月18日 19:56
パークハイアット東京再開
開催日:12月9日

新たに幕を開けるパーク ハイアット 東京のリニューアルと日程
パーク ハイアット 東京は、2024年5月より進めてきた大規模改修工事を経て、2025年12月9日(火)にリニューアルオープンを迎えます。これに先立ち、2025年9月24日(水)正午(予定)より宿泊およびレストランの予約受付を開始します。プレスリリースは2025年9月18日13時15分に発表されました。
ホテルは1994年の開業以来、ジョン モーフォードのインテリアを受け継ぎ、丹下健三による新宿パークタワー高層階に位置する独自の存在感を保ってきました。今回の改修ではその原点を尊重しつつ、現代の旅とライフスタイルに即した快適性と最新設備の導入を図っています。
- 休館と改修期間
- 2024年5月より改修工事を実施
- リニューアルオープン
- 2025年12月9日(火)
- 予約受付開始
- 2025年9月24日(水)正午予定(状況により遅れる場合があります)

デザインの継承と再構築——ジュアン マンクによる改修の思想
今回のリニューアルは、パリを拠点とする建築デザイン事務所「ジュアン マンク(Jouin Manku)」が監修を務めました。ジョン モーフォードのデザイン哲学とパーク ハイアットのブランド世界観を大切にしつつ、洗練された控えめなラグジュアリーを追求することが設計の軸です。
既存のデザイン空間も一度解体し、新たな建材で忠実に再現する工程を採用しています。天然素材の風合いや自然光の取り入れ、より快適な動線設計、最新の設備導入を通じて、30年以上にわたるタイムレスな魅力を丁寧に継承する方針です。
- 監修:ジュアン マンク(パトリック ジュアン、サンジット マンクのコメントあり)
- 原デザインの継承:ジョン モーフォードの哲学を尊重
- 素材・光・空間の調和:天然素材と自然光を重視

設計者・関係者のコメント
パーク ハイアット 東京の総支配人フレデリック ハーフォースは、今回の改修を「原点に立ち返る機会であり、未来へと続く新たな章の始まり」と位置付けています。長年のゲストには懐かしさの中に新鮮さを、初めてのゲストには暮らすような心地よさを提供する意図が述べられています。
ジュアン マンクのパトリック ジュアンは、訪れたゲストがホテルの変わらぬ想いを感じ、新たなエネルギーを受け取れることを期待すると語っています。また、サンジット マンクは今回のプロジェクトを「映画のリメイク」に例え、世代を超えた再解釈によるバランスの重要性を説いています。
改修の核心:客室改装と新設スイートの全容
今回の改修で最も大きな変化を遂げるのは客室です。全体の客室数は従来の177室から171室へと変更されます。これは、スイートなどのラージユニット拡充に伴う再編によるものです。
新たに増設されるのは、85平方メートルの「パーク スイート」。これによりスイートニーズの高まりに応え、よりプライベート性の高い滞在を提供します。スペシャリティ スイートは115㎡から290㎡まで用意され、290㎡クラスのスイートには大理石やヒノキのバスタブ、スチームサウナ、キッチン、エンターテインメントルームなどが備わります。
項目 | 内容 |
---|---|
改修前 客室数 | 177室 |
改修後 客室数 | 171室 |
新設スイート | パーク スイート(85㎡) |
スペシャリティ スイート範囲 | 115㎡~290㎡(トーキョー スイートは220㎡で従来デザイン継続) |
デラックスルームでは邸宅のような趣を保ちつつ、特注家具や調度品を導入。カーペットは以前よりやや明るめのグリーンが採用され、ブラックをアクセントにしてよりモダンでエレガントな印象を実現しています。バスルーム設えには大理石の清潔感と自然素材の温もりを組み合わせています。
トーキョー スイートとパーソナライズ
ホテルの象徴的スイートであるトーキョー スイート(220㎡)は、従来のデザインを継続して保ちます。客室構成の見直しは、個々のゲストへよりきめ細やかなパーソナライズサービスを提供するための方針に基づいています。
クラブ オン ザ パーク(スパ&フィットネス)は2,100㎡の規模を維持し、イベントスペースを含め多彩な用途に対応する施設配置が引き続き可能です。
ダイニングの刷新:新たなパートナーシップと継承された名店
レストラン部門では、アラン デュカス氏率いるデュカス パリとのパートナーシップにより、新たに「ジランドール by アラン デュカス」を開業します。フランス料理の伝統に日本の感性を織り交ぜたフレンチブラッセリーとして、ブッフェやソーシャルスペースとして使える大理石カウンターや、ウッドとベルベットを組み合わせた色彩設計など、パリの邸宅を想起させる空間を目指します。
「ジランドール by アラン デュカス」では料理長に堤 耕次郎氏を迎え、アラン デュカス氏のエスプリを反映したメニューを展開します。デュカス・パリは世界9か国に30以上のレストランを展開し、2025年にはフォーブス・トラベル・ガイドより「フォーブス・アワード・オブ・エクセレンス」を受賞しています。
- 新規:ジランドール by アラン デュカス(料理長:堤 耕次郎、パートナー:アラン デュカス氏)
- ピーク ラウンジ&バー:ガラスアトリウムに自然光とハワイアンバンブーの緑を活かし、家具・調度品を一新
- ニューヨーク グリル&バー:最上階52階に位置し、オリジナルデザインを継承(料理長:ベン ウィーラー)
- 日本料理 梢:吹き抜けの眺望と季節感を重視した料理を継続
ピーク ラウンジ&バーは日中にアフタヌーンティー、夜はバータイムとして利用が想定される、アースカラーと石造りのバーカウンターを備えた落ち着いた空間に刷新されます。ニューヨーク グリル&バーは不変のスタイリッシュな空間を維持しつつ、英国出身のシェフ ベン ウィーラーによる新メニューが提供されます。
ジランドールの内装には鏡面を配した壁やヴェラ マーサーによるモノクロフォトコラージュなど、同店ならではの象徴的な要素が引き続き用いられます。
予約方法、運営情報、ホテル概要の整理とまとめ
予約は2025年9月24日正午(予定)より開始されます。宿泊予約はパーク ハイアット 東京の公式ウェブサイト、レストラン予約はレストラン専用ウェブサイトで受け付けます。電話での問い合わせ窓口と受付時間も案内されています。
- 宿泊予約サイト:tokyo.park.hyatt.com
- 宿泊電話:0120-448-558(午前8時~午後8時)
- レストラン予約サイト:restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp
- レストラン電話:03-5323-3005(午前10時~午後6時)
運営・施設概要については以下の通りです。運営会社はハイアット、経営会社はパークタワーホテル株式会社(代表取締役社長:小倉 太郎)。建築物は新宿パークタワーで、ホテルは39階から52階を占有しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
開業日 | 1994年7月9日 |
敷地面積 | 26,536㎡ |
ホテル延床面積 | 33,000㎡ |
スパ&フィットネス | クラブ オン ザ パーク(2,100㎡) |
運営会社 | ハイアット |
経営会社 | パークタワーホテル株式会社(代表取締役社長:小倉 太郎) |
パーク ハイアットは45年以上にわたり世界各地でラグジュアリーホテルを展開しており、各地のホテルは邸宅のような優雅さ、アート作品の設え、シグネチャーレストランなどを通じてパーソナルな体験を提供しています。詳細は parkhyatt.com を参照できます。
本記事では、プレスリリースに含まれるすべての情報を網羅して整理しました。以下の表に本稿で紹介した主要項目を簡潔にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
リニューアルオープン日 | 2025年12月9日(火) |
予約受付開始 | 2025年9月24日(水)正午予定(状況により遅れる場合があります) |
宿泊予約サイト | tokyo.park.hyatt.com |
宿泊予約TEL | 0120-448-558(午前8時~午後8時) |
レストラン予約サイト | restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp |
レストラン予約TEL | 03-5323-3005(午前10時~午後6時) |
改修開始 | 2024年5月 |
改修監修 | ジュアン マンク(Jouin Manku) |
客室数(改修前/改修後) | 177室 → 171室 |
新設スイート | パーク スイート(85㎡) |
主要レストラン | ジランドール by アラン デュカス、ニューヨーク グリル&バー、ピーク ラウンジ&バー、梢 |
建築設計 | 丹下健三(新宿パークタワー) |
以上が本プレスリリースに基づくパーク ハイアット 東京のリニューアルに関する整理です。公式情報や最新の予約状況は、ホテル公式サイトおよびパーク ハイアット 東京の公式SNS(Facebook、X、Instagram:@parkhyatttokyo)を参照してください。また、関連リンクとしてHyattの公式施設ページも公表されています(https://www.hyatt.com/park-hyatt/ja-JP/tyoph-park-hyatt-tokyo)。
参考リンク: