9月21日開幕 大阪万博で「パルミジャーノ道」初披露

パルミジャーノ道初披露

開催期間:9月21日〜9月30日

いつどこでやるの?
9月21日(日)11:30から大阪・関西万博・イタリア館オーディトリアムで「パルミジャーノ・レッジャーノ道」を初披露。式ではホールチーズのライブカッティングやバルサミコとの試食を実施。ピンサ・バーの試食提供は9/21〜9/30の10日間です。
パルミジャーノ・レッジャーノ道って何?
日本市場向けのブランドコンセプトで、DOPに基づく伝統的な製法や職人精神と日本の「道」の思想を重ね、書家・中塚翠涛氏の円相などで五感に訴える文化体験を提供する取り組みです。

大阪・関西万博で「パルミジャーノ・レッジャーノ道」が初披露される意義

イタリア・レッジョ・エミリアに本部を置くパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(Consorzio del Formaggio Parmigiano Reggiano)は、2025年9月21日(日)から開催される大阪・関西万博のイタリア館「エミリア・ロマーニャ・ウィーク」への参加を発表しました。本件はDOP(原産地名称保護)に基づく伝統的な製法を持つチーズが、日本の万博会場で文化的背景とともに紹介される重要な機会です。

本イベントを通じて協会は、新たに打ち出す日本市場向けブランドコンセプト「The Way of Parmigiano-Reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ道)」を初披露します。自然と職人技、そして日本文化に根付く「道(The Way)」の思想との共鳴を意図した取り組みであり、単なる試食や展示に留まらない、歴史・哲学・味わいが交差する体験の提供を目指しています。

会期中の主なプログラムと来場者が体験できること

協会は9月21日(日)のオープニングセレモニーに参加するほか、期間中に行われる各種料理イベントへも関わります。会場は大阪・関西万博のイタリア館内で、イタリア・エミリア・ロマーニャ地方の食文化を紹介するプログラムが組まれています。

来場者は、単にチーズを味わうだけでなく、製造背景や伝統的なカッティング方法、バルサミコ酢との組合せといった知識と体験を得られる構成です。以下にオープニングセレモニーの概要とピンサ・バーとのコラボ詳細を示します。

オープニングセレモニーの概要

オープニングセレモニーは2025年9月21日(日)11:30から、イタリア館内オーディトリアムホールで開催されます。式典ではエミリア・ロマーニャ州知事による挨拶が予定されており、地域と生産者をつなぐ公式な場となります。

式典の主要プログラムはホールチーズのライブカッティングや、パルミジャーノ・レッジャーノDOPとバルサミコ酢の試食など、視覚と味覚両面で商品の特徴を伝える内容です。以下に開催概要を表でまとめます。

項目 内容
日時 2025年9月21日(日)11:30〜
会場 大阪・関西万博 イタリア館内 オーディトリアムホール
プログラム
  • エミリア・ロマーニャ州 知事による挨拶
  • パルミジャーノ・レッジャーノ ホールチーズのライブカッティング
  • パルミジャーノ・レッジャーノDOPとバルサミコ酢の試食

イタリア館入口「ピンサ・バー」とのコラボレーション

イタリア館入口に位置する「ピンサ・バー」との連携により、会期中の2025年9月21日(日)〜9月30日(火)の10日間、ピンサを購入した来場者に対してパルミジャーノ・レッジャーノの試食が提供されます。ピンサはイタリアの伝統的な軽食であり、パルミジャーノ・レッジャーノとの組合せにより、味わいの多様性と食文化の接続点が示されます。

この施策は、単発の展示ではなく日常的に楽しめる食の接点を通してブランド理解を深めることを目的としています。開催期間中の具体的な提供方法や配布時間等は会場の案内に従う必要があります。

「パルミジャーノ・レッジャーノ道」—哲学とアートが織りなす表現

「パルミジャーノ・レッジャーノ道(The Way of Parmigiano-Reggiano)」は、日本市場向けに設計されたコミュニケーションコンセプトです。本プロジェクトは、伝統的なチーズ作りが根差す自然との共生や職人精神と、日本文化における「道(The Way)」の思想を重ね合わせ、文化的な対話を形成することを目指しています。

この概念表現にあたり、書家・中塚翠涛氏による円相(えんそう)を中心モチーフとして採用しています。円相は日本の書と禅の伝統において、全体性や一瞬の心象を示す象徴であり、チーズの持つ時間と職人技の蓄積を表す象徴的な表現となります。

5つの価値:本物、伝統、自然、味わい、楽しさ

本プロジェクトは、以下の5つの価値を軸にビジュアルと体験を構築します。各価値は製造過程や文化的背景と直結しており、来場者に対して多面的な理解を促す意図があります。

  • Authenticity(本物):DOPに基づく真正性の確保と原材料・工程の明示。
  • Tradition(伝統):1934年設立の協会が守る世代を超えた技術と慣習。
  • Nature(自然):指定酪農家のミルクと季節・土地に依存する生産の特性。
  • Deliciousness(美味しい):熟成や組合せ(例:バルサミコ酢)による多様な風味。
  • Joy(楽しい):食を通じた交流と発見の場としての価値。

協会は職人、アーティスト、シェフとのコラボレーションを通じて、五感を刺激するイベントや展示を実施する計画です。これにより、来場者は歴史や哲学を伴った食体験を得ることが想定されています。

欧州連合の資金協力と免責事項

本プロジェクトは欧州連合(EU)の資金協力を受けています。ここに示された見解および意見は著者自身のものであり、必ずしも欧州連合または欧州研究実行機関(REA)の見解を反映するものではありません。欧州連合および助成機関は、それらの内容に対して一切の責任を負いません。

詳細情報やプロジェクトの公式説明は、指定の公式サイトにて確認できます。URLは parmigianoreggianodou.eu です。

協会の役割、設立背景とお問い合わせ先

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は1934年に設立され、すべてのパルミジャーノ・レッジャーノ生産者を代表する保護団体です。協会はDOP規格に基づく製法と、指定酪農家からのミルク使用を厳守することにより、品質と伝統を守る役割を担っています。

協会の主要な使命は、商品の真正性の保護、ブランド価値の継承、そして世界中への普及と理解の促進です。日本市場での認知向上と文化的理解を深めるために、本プロジェクトや万博での展示を通じて情報発信が行われます。

協会概要(要点)

以下に協会の基本的な事項を整理します。DOP規格や指定酪農家の重要性は、パルミジャーノ・レッジャーノの品質を形作る重要な要素です。

設立
1934年
組織名
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(Consorzio del Formaggio Parmigiano Reggiano)
主な役割
DOP規格に基づく製法の保護、真正性の監督、ブランド価値の継承、普及活動

問い合わせ先およびイベント情報のまとめ

日本における窓口はパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会 日本PR事務局(株式会社ヤマノアンドアソシエイツ内)。担当者は田中氏と斎藤氏が記載されています。メディアや関係者からの問い合わせは下記の連絡先を通じて行います。

また、本件はイベントカテゴリ(食品・お菓子、農林・水産)に関するものとして登録され、関連キーワードには「パルミジャーノレッジャーノ」「チーズ」「イタリア」「万博」「イタリア館」が含まれます。位置情報は大阪府大阪市(イベント会場)です。

項目 内容
イベント名(報道向け表記) 大阪・関西万博 イタリア館「エミリア・ロマーニャ・ウィーク」参加
協会 パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(Consorzio del Formaggio Parmigiano Reggiano)
コンセプト The Way of Parmigiano-Reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ道)
初披露日 2025年9月21日(日)
オープニングセレモニー 2025年9月21日(日)11:30〜(イタリア館内 オーディトリアムホール)
ピンサ・バー コラボ期間 2025年9月21日(日)〜9月30日(火)
公式サイト parmigianoreggianodou.eu
問い合わせ先(日本PR事務局) パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会 日本PR事務局(株式会社ヤマノアンドアソシエイツ内) 担当:田中・斎藤
E-mail: info@parmigianoreggianodou.eu
TEL: 03-3584-7019
カテゴリ・キーワード 食品・お菓子、農林・水産/パルミジャーノレッジャーノ、チーズ、イタリア、万博、イタリア館
位置情報(イベント会場) 大阪府 大阪市

この記事では、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会が大阪・関西万博のイタリア館に参加し、日本市場向けに「パルミジャーノ・レッジャーノ道」を公開すること、オープニングセレモニーやピンサ・バーとのコラボによる試食提供、協会の歴史と使命、欧州連合からの資金協力とその免責事項、問い合わせ先などを網羅して整理しました。上記の表は本記事で触れた主要情報をまとめたもので、イベント参加や取材の際の確認に利用できます。