9月26日開催|髙室冴綺が導く車いすテニス体験ブース

車いすテニス体験ブース

開催期間:9月26日〜9月28日

車いすテニス体験ブース
この体験ブースって誰でも参加できるの?
はい。プレスリリースでは障害の有無を問わずどなたでも参加可能と明記されています。初心者向けのストラックアウト形式で、競技用車いすに実際に乗ってチェアワークやボールを打つ体験ができます。
開催はいつどこで?予約はいるの?
イベントは2025年9月26日〜28日、会場は大阪・関西万博内のEXPOアリーナ「Matsuri」です。発表文では当日案内に従う旨で、予約の有無は明記されていないため公式案内を確認してください。

大阪・関西万博で展開される「SPORTS of HEART 2025」と車いすテニス体験の位置づけ

株式会社スタートラインは、2025年9月19日11時00分に発表したプレスリリースにおいて、2025年9月26日(金)〜9月28日(日)に開催される「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」に車いすテニス体験ブースの担当として参加することを明らかにしました。主催は一般社団法人スポーツ・オブ・ハートで、会場は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)内のEXPOアリーナ「Matsuri」です。

SPORTS of HEARTは、障害の有無、国籍、人種、性別の枠を超えてノーマライズな社会を目指すプロジェクトです。スポーツ選手やミュージシャン、文化人らが協力し、団体・企業・省庁の連携のもと「すべての人たちが共に分かち合い心豊かに暮らせるニッポン」を目標に活動しています。本イベントではスポーツ、文化、アートが融合した催しが予定され、多様性を実感できる機会が設けられます。

「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」にて車いすテニスプレイヤー 髙室 冴綺が車いすテニス体験ブースを担当! 画像 2

イベントの基本情報

以下はイベントの開催概要です。日程と場所、主催団体を明確に示しています。

イベント名 SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博
開催日程 2025年9月26日(金)〜9月28日(日)
会場 2025年日本国際博覧会内 EXPOアリーナ「Matsuri」
主催 一般社団法人スポーツ・オブ・ハート

株式会社スタートラインはこの中で車いすテニス体験ブースの運営を担当します。体験ブースでは競技用車いすに実際に乗ってプレーする機会が提供される予定です。

「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」にて車いすテニスプレイヤー 髙室 冴綺が車いすテニス体験ブースを担当! 画像 3

車いすテニス体験ブースの内容と過去の実績

ブースの主な内容は『車いすに乗って的を狙え!ストラックアウト de 車いすテニス体験』です。参加者は競技用車いすに乗り、点数のついた的を狙ってボールを打つ体験を行います。車いすテニスのチェアワークやスピード感あふれるラリー、戦術の一端に触れることができる構成です。

この体験は、単にスポーツを観るだけでなく、車いすに乗って操作する感覚や、ボールを打つという身体的な体験を通じて車いす競技の魅力を体感してもらうことを目的としています。競技用車いすに実際に乗ることができるという点が特徴で、参加者は車いす運転(チェアワーク)の難しさと楽しさを同時に経験できます。

「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」にて車いすテニスプレイヤー 髙室 冴綺が車いすテニス体験ブースを担当! 画像 4

体験内容の詳細

体験ブースの具体的な内容は次の通りです。ストラックアウト形式で得点を狙うため、ゲーム性が高く、初心者でも参加しやすい構成です。

  • 体験名:車いすに乗って的を狙え!ストラックアウト de 車いすテニス体験
  • 体験方法:競技用車いすに乗車し、点数の付いた的を狙ってラケットでボールを打つ
  • 目的:チェアワークの体験、車いすテニスの基本的な動きと楽しさの体感
  • 対象:障害の有無を問わず、どなたでも参加可能な体験型プログラム(詳細は当日案内)

2023年にも同様の体験ブースが実施され、その様子は「障害者と健常者が一緒に楽しむスポーツ・文化・アートの祭典 SPORTS of HEART2023」にて報告されています。過去実績があることで運営ノウハウが蓄積され、より安全で参加しやすいプログラムになっている点も本ブースの特徴です。

「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」にて車いすテニスプレイヤー 髙室 冴綺が車いすテニス体験ブースを担当! 画像 5

担当する髙室 冴綺選手の経歴とメッセージ

本ブースは、車いすテニスプレイヤーの髙室 冴綺(たかむろ さき)選手が担当します。髙室選手は先天性疾患による両下肢機能障害を抱えながらも、国際大会で日本代表として活躍している選手です。

髙室選手は自身の体験を振り返り、SPORTS of HEARTとの出会いが車いすテニスとの接点となったことを語っています。高校3年生の時に同イベントをきっかけに車いすテニスを始め、その後の人生に大きな影響を与えたことを明かしています。

髙室 冴綺のプロフィール(詳細)

選手名
髙室 冴綺(たかむろ さき)
障害
先天性疾患による、両下肢機能障害
生年月日
1995年1月2日
競技
女子車いすテニス(東京2020パラリンピック、パリ2024パラリンピック 女子車いすテニス日本代表)
ランキング
世界ランキング14位(2025年9月12日時点)
所属
株式会社スタートライン

髙室選手はプレスリリース内で、過去に受けた感動を返すために今回のイベントで車いすテニスの魅力を伝えたいという意気込みを表明しています。高校時代にイベントで車いすテニスに出会わなければ現在の自分はなかったかもしれないという率直な言葉は、体験ブースの意義を端的に示すものです。

当日、髙室選手は参加者と直接触れ合いながら、競技用車いすの操作方法やテニスにおける基本的なポイントを紹介する予定です。実際に競技者から指導を受ける機会は参加者にとって貴重な経験になると考えられます。

株式会社スタートラインの事業内容と本イベント参加の意義

株式会社スタートラインは東京都三鷹市に本社を置き、代表取締役は西村賢治氏です。2009年の創業以来、ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)、第三世代の認知行動療法に基づいた支援を提供し、障害者雇用の分野で採用から定着支援までワンストップで行っています。

同社の企業理念は「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」です。この理念のもと、多様な支援サービスを展開しており、障害者の就業支援における選択肢の拡張を目指しています。

主なサービスと取り組み

以下は株式会社スタートラインが提供する主なサービスの一覧です。企業向けのコンサルティングから現場での就業支援まで幅広くカバーしています。

  • INCLU:サポート付きサテライトオフィス。障害者雇用支援サービスの一形態として運用。
  • IBUKI:屋内農園型障害者雇用支援サービス。
  • BYSN:ロースタリー型障害者雇用支援サービス。
  • 企業や障害当事者向けのカスタマイズ研修、在宅雇用支援、障害者採用支援など。

これらのサービスは、障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、就業環境や働き方の多様化に寄与することを目的としています。今回、車いすテニス体験ブースを担当することで、スポーツを通じた理解促進と障害者が社会参加する場の創出という事業の理念と合致した活動になると考えられます。

イベント参加情報の要点整理とまとめ

以下の表は、本記事で扱った情報を分かりやすく整理したものです。開催日程や会場、担当者、体験内容、髙室選手のプロフィール、株式会社スタートラインの提供サービスなど、主要な事実を網羅しています。

項目 詳細
発表元 株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)
プレス発表日時 2025年9月19日 11時00分
イベント名 SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博
開催日程 2025年9月26日(金)〜9月28日(日)
会場 2025年日本国際博覧会内 EXPOアリーナ「Matsuri」
主催 一般社団法人スポーツ・オブ・ハート
担当ブース 車いすテニス体験ブース(『車いすに乗って的を狙え!ストラックアウト de 車いすテニス体験』)
体験内容 競技用車いすに乗り、点数のついた的を狙ってボールを打つ体験。チェアワークやラリーの感覚を実体験できる。
担当選手 髙室 冴綺(たかむろ さき)/先天性疾患による両下肢機能障害/生年月日:1995年1月2日
競技実績・ランキング 女子車いすテニス(東京2020、パリ2024 日本代表)/世界ランキング14位(2025年9月12日時点)
スタートラインの主なサービス INCLU(サテライトオフィス)、IBUKI(屋内農園型雇用支援)、BYSN(ロースタリー型雇用支援)、研修・在宅雇用支援・採用支援等

この記事では、株式会社スタートラインが「SPORTS of HEART 2025 in 大阪・関西万博」において車いすテニス体験ブースを担当すること、体験ブースの具体的な内容、担当する髙室冴綺選手の経歴と意気込み、そしてスタートラインの事業内容とその意義を整理して伝えました。イベントは障害の有無を問わずスポーツを通じた相互理解を促す場となる見込みです。