10月1日出展|エレコムが介護EXPOでAI見守りを公開
ベストカレンダー編集部
2025年9月19日 15:44
エレコム展示@介護EXPO
開催期間:10月1日〜10月3日

AIカメラが見守りを変える――エレコムの現場支援ソリューションが幕張メッセに集結
エレコム株式会社は、2025年10月1日(水)から10月3日(金)まで幕張メッセで開催される「第8回 介護・福祉EXPO」(第8回 メディカル ジャパン 東京内)に出展します。プレスリリースは2025年9月19日13時00分に発表されており、出展ブースは1ホール 小間番号:3-6に設置されます。
本展示では、介護現場が直面する人手不足という課題に対して、AIカメラを中心とした「見守りの効率化・省人化」を軸に、業務効率化やDX推進を支援する各種ソリューションが紹介されます。会場では実機デモを通じて具体的な導入イメージを確認できることが案内されています。

出展の注目ポイントと具体的なソリューション構成
展示の主たる焦点は、AIによる画像解析を活用した見守りソリューションです。行動検知や異常検知、クラウド録画による遠隔監視などの技術を組み合わせ、入居者・患者の安全を守りつつ夜間巡回や定期見回り業務の省人化を図ります。
これに加え、小規模施設向けの見守り強化や業務効率化を目的としたデバイス、ネットワーク・データ保護のインフラ、施設内の情報共有を高めるサイネージなどが出展されます。以下に主要な展示内容を整理します。
AI × 見守りソリューション(協業パートナーと機能)
AI画像解析を用いた行動・異常検知とクラウド録画を組み合わせることで、遠隔からの監視やアラート発報を実現します。特に夜間や巡回負担が大きい時間帯の省人化が狙いです。
協業するブランド・企業名としてはVIVOTEK、VORTEX、デルカテック、Antenna-eyeが挙げられており、各社のカメラや解析エンジンを組み合わせたソリューションが紹介されます。
- 行動検知・異常検知機能:転倒検知、徘徊検知、異常滞在検知など
- クラウド録画:映像の遠隔保管と再生、管理者によるレビュー
- アラート連携:職員端末や事務室へ即時通知
小規模施設向け見守り強化(参考出展)
参考出展として、センサーとカメラを組み合わせた小規模施設向けの見守り強化ソリューションが提示されます。プライバシー配慮型の設計が盛り込まれており、限られた人員でも運用しやすい構成が目指されています。
具体的には徘徊通知機能や、個人のプライバシーに配慮した映像処理(モザイクや抽象化表示等)を含む方式が紹介されます。こうした機能は、夜間や少人数体制での安全担保に有効です。
業務効率化デバイスのラインナップ
現場の業務負担を軽減するため、複数のデバイスも出展されます。顔認証勤怠管理端末、Bluetooth対応アルコールチェッカー、特定用途向け組み込み用PCなど、介護施設の運営に直結する機器が中心です。
各機器は次の特徴を持ちます。顔認証勤怠管理端末は複雑なシフト管理やICカードの不正使用対策を支援します。Bluetooth対応アルコールチェッカーは簡易操作で送迎業務時のチェックを支援します。組み込み用PCは介護システム専用端末や装置へのカスタマイズが可能です。
- 顔認証勤怠管理端末
- シフト管理の簡素化と勤怠の正確な記録、IC不正対策
- Bluetooth対応アルコールチェッカー
- 簡易操作でのアルコール測定、送迎業務における安全確認の仕組み化
- 特定用途向け組み込み用PC
- 介護システムや医療機器への組み込みに合わせたカスタマイズ提供
ネットワーク&データ保護インフラ
現場のIoT化を支える基盤として、無線環境構築やネットワーク設計、データ保護ソリューションも提示されます。最新規格のWi-Fi 7による無線環境構築サービスを含め、施設全体のインフラ設計が重要視されています。
エレコムのグループ会社であるgroxiが施設全体のネットワーク設計・構築を担当すると明記されており、データ保護についてはQNAPによるバックアップのオフサイト自動化など、ランサムウェア対策も紹介されます。
- 無線環境:最新規格Wi-Fi 7を用いた高速・安定接続
- ネットワーク設計:groxiによる施設全体の設計・構築サービス
- データ保護:QNAPによるバックアップ自動化とランサムウェア対策
サイネージ(掲示板NEXT)による情報の一元化
サイネージ製品として「掲示板NEXT」が紹介され、AIカメラ映像と業務連絡の一元表示によって事務室からの見守り効率化と情報共有の「見える化」を実現します。これにより現場の情報伝達が統合され、業務の可視化が進みます。
掲示板NEXTは映像と連絡の同時表示を通じて、現場の状況把握を迅速にし、必要な対応を円滑にするためのツールとして位置づけられています。
展示会 概要と来場方法(日時・場所・登録)
出展イベントの正式名称は「第8回 介護・福祉EXPO(第8回 メディカル ジャパン 東京(医療・介護・薬局Week 東京)内)」です。会期は2025年10月1日(水)から10月3日(金)までで、開場時間は各日10:00から17:00となります。
会場は幕張メッセ、出展ブースは1ホール 小間番号:3-6に設定されています。入場には事前登録が必須で、専用バッジが発行されます。登録後は印刷またはスマートフォン画面を提示して入場します。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 第8回 介護・福祉EXPO(第8回 メディカル ジャパン 東京内) |
会期 | 2025年10月1日(水)~10月3日(金)10:00~17:00 |
会場 | 幕張メッセ |
出展ブース | 1ホール 小間番号:3-6 |
入場登録 | 来場登録ページ(展示会公式) |
公式サイト | メディカル ジャパン 東京 公式サイト |
エレコムの企業情報と本展示の位置づけ
エレコムは1986年に創業し、パソコン周辺機器の開発・製造・販売を中核に事業を拡大してきました。近年はデジタル機器領域に加え、ヘルスケアやソリューション提案など多様な分野へ展開しています。
プレスリリースには同社のパーパスとして「Better being」が掲げられており、技術と品質を通じて社会や地球環境に貢献する姿勢が明記されています。今回の展示は介護現場のDX推進や業務効率化と整合する取り組みとして位置づけられています。
- 会社名
- エレコム株式会社
- 本社所在地
- 大阪市中央区伏見町4丁目1番1号 LAタワー9F
- 設立
- 昭和61年(1986年)5月
- 代表者
- 取締役社長執行役員 石見 浩一
出展に関する詳細は同社のニュースリリースページにも掲載されています。展示の実機デモや各ソリューションの導入事例、技術的な詳細を確認したい場合は同URLを参照してください。
詳細掲載URL:https://www.elecom.co.jp/news/release/20250919-02/
本記事の要点整理
以下の表で、本記事で触れた出展の主要ポイント、会期情報、企業情報を整理します。重要な日付や会場、出展内容をひと目で確認できます。
項目 | 内容(要点) |
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出展イベント | 第8回 介護・福祉EXPO(第8回 メディカル ジャパン 東京内) |
会期 | 2025年10月1日(水)~10月3日(金)10:00~17:00 |
会場 | 幕張メッセ(1ホール 小間番号:3-6) |
発表日(リリース日) | 2025年9月19日 13:00(エレコム発表) |
主な出展内容 | AIカメラによる見守り(VIVOTEK / VORTEX / デルカテック / Antenna-eye)、小規模施設向け見守り(参考出展)、顔認証勤怠端末、Bluetoothアルコールチェッカー、組み込み用PC、Wi-Fi 7環境、groxiによるネットワーク設計、QNAPによるデータ保護、掲示板NEXT |
入場方法 | 事前の来場登録が必須(専用バッジ発行)。登録URL:来場登録ページ |
企業情報(代表・設立) | エレコム株式会社/取締役社長執行役員 石見 浩一/設立:昭和61年(1986年)5月/本社:大阪市中央区伏見町4丁目1番1号 LAタワー9F |
詳細情報 | エレコム ニュースリリース(2025/09/19) |
この記事では、エレコムが展示するAIカメラを中心とした見守り・業務効率化の取り組みと、会期・会場・入場方法、企業概要を整理して伝えました。具体的な機器やサービスの挙動、導入条件、導入事例などは会場の実機デモや公式リリースで確認できます。