9/20発売|淡路屋×ケンミンのGFひっぱりだこ飯が万博限定
ベストカレンダー編集部
2025年9月19日 16:11
GFひっぱりだこ飯発売
開催期間:9月20日〜9月23日

伝統の駅弁「ひっぱりだこ飯」がグルテンフリー仕様で万博に登場
ケンミン食品株式会社は2025年9月19日13時19分に発表したプレスリリースにおいて、1903年創業の老舗駅弁店・株式会社淡路屋と共同で開発した新商品「GFひっぱりだこ飯」を、GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店で2025年9月20日(土)より販売開始すると発表しました。
発表には同社のこれまでの取り組みとして、GF RAMEN LABで展開するグルテンフリーメニュー(6種類)が既に提供され、9月7日(日)時点で累計5万杯を達成したことも記載されています。今回の駅弁発売は、万博という国際的な舞台で日本の食文化に「グルテンフリー」という選択肢を加える試みとして位置付けられています。

発表の日付と販売開始の背景
プレスリリースの公表日は2025年9月19日で、販売開始日は2025年9月20日(土)と明示されています。販売場所はGF RAMEN LAB 大阪・関西万博店で、販売はテイクアウトのみの取り扱いです。
発表文は、食物アレルギーや食習慣により従来の駅弁を選びにくかった人々にも、同じ商品を安心して楽しんでもらうことを目的に掲げています。会場が国内外の来場者を想定するため、食の多様性を示す商品としての意義が強調されています。

GFひっぱりだこ飯の仕様と販売条件
新商品GFひっぱりだこ飯の販売に関する具体的な条件は次のとおりです。販売は期間限定で、まずは2025年9月20日(土)から9月23日(火)の4日間、その後は大阪・関西万博閉幕までの土日祝日に販売予定となっています。なお、販売予定日は変更になる可能性があります。
1日あたりの販売数量は100食限定、販売価格は1,980円(税込)、販売方法はテイクアウトのみです。購入を検討する場合は、数量限定である点と販売日が変更される可能性がある点に留意する必要があります。

商品内容と外観の特徴
商品は米や具材、調味料に至るまで全てグルテンフリーにこだわって製造されています。原型となる淡路屋の代表作「ひっぱりだこ飯」は、蛸壺型の器にプリッとしたマダコや香ばしい穴子、椎茸、筍などを盛り込むことで食材同士の調和を重視した一品です。本商品はその味わいを踏襲しつつ、調味料の見直しを行った点が最大の特徴です。
器は蛸壺型のままですが、淡路屋として初めて採用した黒マット調を施し、GF RAMEN LABのコンセプトや店舗イメージから着想を得たシックなデザインとしています。掛け紙には大きく蛸を描き、視認性を高めるために「GF」や「グルテンフリー」の表記を加えています。

商品特長の整理
- 調味料からのアプローチ:小麦を一切含まない丸大豆しょうゆや本みりんを使用し、蛸の旨みや穴子の香ばしさを際立たせる和風だしと調味で仕立てていること。
- 器とパッケージの刷新:淡路屋初の黒マット調蛸壺型器を採用し、GF表記を含む掛け紙で視認性を高めていること。
- 従来品との味わいの差別化:小麦由来の調味料を置き換えることで、従来品とは一味違う奥行きと調和のある味を目指していること。

開発の工夫点と関係者のコメント
開発の際に最も困難だった点は、ベースとなる調味料に広く用いられてきた小麦を完全に排除する作業でした。プレスリリースでは、特に醤油など従来の味を支えてきた調味料の多くに小麦が含まれているため、それらを置き換えながらも「ひっぱりだこ飯」らしい味の奥行きと調和を再現することが非常に難しかったと説明しています。
GF RAMEN LABは「すべての方においしいラーメンを」という想いを掲げ、グルテンフリーと本格的な味の両立を目指してきた背景があり、今回のコラボは同じ神戸に拠点を持つ企業同士のタッグとして位置付けられます。

淡路屋・株式会社淡路屋 副社長 柳本雄基氏のコメント
淡路屋側のコメントは、会社の歴史と商品に対する姿勢を踏まえた内容です。創業以来駅弁を通じて“食の喜び”を届けてきたなかで、ケンミン食品との協業により万博会場でグルテンフリー版の披露が実現したことに対する喜びが示されています。
コメント本文では、食の多様化の進展を踏まえ、アレルギーや食習慣にとらわれずに多くの来場者が安心して楽しめる一品であること、そして普段とは異なる“過去一かっこいい”ひっぱりだこ飯という表現でデザイン面での意図も述べられています。

ケンミン食品 代表取締役社長 高村祐輝氏のコメント
ケンミン食品側のコメントは、GF RAMEN LABに来店する顧客からの声を紹介しつつ、新時代のグルテンフリーを「誰かを思う、丁寧に、気持ちを込めてつくる食」の代名詞にしたいという方向性を示しています。発表文には、初めてGFひっぱりだこ飯を試食した際に懐石料理のような上質な味わいを感じたという所感が記載されています。
また、駅弁として意図的にグルテンフリー仕様に取り組む事例はこれまで例が少ないとし、万博の場で国内外の来場者に本商品を広げたいとの期待も述べられています。
企業概要と関連情報、記事の要点整理
本件に関わる企業の概要は以下の通りです。淡路屋は1903年創業の老舗駅弁店で、看板商品の「ひっぱりだこ飯」をはじめ季節商品やコラボ商品で知られています。ケンミン食品は1950年創業のビーフンメーカーで国内ビーフン市場の約50%を占める企業です。ケンミン食品は即席ビーフン「ケンミン焼ビーフン」でギネス世界記録™に認定されている点や、ライスを原料としたグルテンフリー商品開発の実績も併せて紹介されています。
以下はこの記事で触れた主な情報を整理した表です。この記事はプレスリリースの内容を忠実に伝えることを目的としています。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | GFひっぱりだこ飯 |
販売店 | GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店(テイクアウトのみ) |
販売開始日 | 2025年9月20日(土)(初日)/9月21日(日)・22日(月)・23日(火)も販売 |
販売スケジュール | 以降は大阪・関西万博閉幕までの土日祝を予定(変更の可能性あり) |
販売数量 | 1日あたり100食限定 |
価格 | 1,980円(税込) |
商品特徴 | 米・具材・調味料までグルテンフリー。丸大豆しょうゆや本みりんを用いた和風だしで仕立て、蛸壺型の黒マット調器を採用。掛け紙に「GF」「グルテンフリー」を表記。 |
背景・目的 | 駅弁という日本の食文化にグルテンフリーの選択肢を加え、食の多様性を国内外に発信するための限定販売 |
関係企業 | 株式会社淡路屋(1903年創業)/ケンミン食品株式会社(1950年創業、国内ビーフン市場約50%) |
参考リンク | 淡路屋 公式サイト |
本記事では、プレスリリースに記載された全情報を網羅的に整理しました。販売日程、販売方法、価格、数量、商品特長、開発課題、関係者のコメント、企業概要および参考リンクを含め、発表された内容を正確に伝えています。
参考リンク: