9月21日放送|くるまが南アジア縦断した理由
ベストカレンダー編集部
2025年9月20日 14:46
くるま初海外放送開始
開催日:9月21日

令和ロマン・くるま、人生初海外で“置き去り”──南アジア縦断の舞台と番組の狙い
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年9月21日(日)夜9時より、オリジナルバラエティ番組『世界の果てに、くるま置いてきた』を放送する。シリーズ第3弾として、お笑いコンビ令和ロマンのくるまが出演する。本作では、旅に不向きと自認するくるまを日本からおよそ4,800キロ離れたバングラデシュ南端の孤島に置き去りにし、約2週間に及ぶ南アジア縦断の模様を追う。
放送は初回が2025年9月21日(日)夜9時から夜10時、以降毎週日曜夜9時に最新話を無料配信する予定で、放送チャンネルはABEMA SPECIAL2チャンネル。番組は、これまでの『せかはて』シリーズ同様、著名人を世界の果てに置き去りにする手法で現地のリアルな様子や触れ合いを描き、“人はなぜ旅をするのか”というテーマに迫るドキュメンタリーバラエティとして制作されている。

番組の位置づけと放送情報
『世界の果てに、くるま置いてきた』は、過去に放送された第1弾・第2弾の流れを受け継ぐシリーズ第3弾に当たる。第1弾では実業家の西村博之(ひろゆき)をナミビアの砂漠に置き去りにし、第2弾では東出昌大とひろゆきの南米横断を描くなど、視聴者の関心を集めてきた。
初回放送日や配信スケジュール、関連URLなどの基本情報は以下の通りで、視聴や追加の素材確認には明記のリンクの利用が案内されている。
項目 | 内容 |
---|---|
初回放送 | 2025年9月21日(日)夜9時~夜10時(以降毎週日曜夜9時) |
放送チャンネル | ABEMA SPECIAL2チャンネル |
出演者 | くるま(令和ロマン) |
PR動画 | https://abema.tv/video/episode/90-1845_s3_p700 |
#1URL | https://abema.tv/channels/special-plus/slots/AahmiT5yeeKYiT |

帰国直後インタビュー:準備から旅先の食、トラブルまで
放送に先駆け、約2週間の南アジア縦断旅から帰国したばかりのくるまに単独インタビューを実施。くるまは番組出演を決めた理由として「やったことないことの詰め合わせ」である点を挙げ、『海外、旅行、ロケ、ABEMA』が同時に体験できる機会を歓迎したと語っている。また、人生初の海外渡航ということで不安もあったと明かし、言葉の問題や旅先での盗難・トラブルを懸念していたという。
渡航前の準備では、海外未経験のため全てを新品で揃えたと説明した。購入品は大きいリュック、登山用の靴、ゴアテックスのパーカー、パンツ、サンダルなどで、総額は約20万円。旅先ではトラブルも発生し、記事作成時点でトレッキングシューズを紛失し、現在は薄手のサンダルで過ごしていると述べた。紛失した場所については本編で詳報される。

インタビューの主なやり取り(問答形式)
以下はインタビューで取り上げられた主な質問とくるまの応答を整理したもの。質問ごとに要点をまとめている。
- Q. 番組出演を決めた理由は?
- A. 「やったことないことの詰め合わせで、この機会で一気に経験できるのが嬉しかった」と述べた。複数の初体験が重なる点を決め手にした。
- Q. 海外渡航に不安はあったか?
- A. 言葉が通じない不安やトラブル、迷惑をかける心配があったと答えた。
- Q. 渡航前に買ったもの、こだわりは?
- A. 全て新品で揃え、総額は約20万円。登山靴やゴアテックスのパーカーなどを購入したと説明。
- Q. 現地でのトラブルは?
- A. トレッキングシューズがどこかで紛失。現在は薄いサンダルのみが手元にある。紛失の経緯は番組本編で明かされる。
- Q. 出発前の最後の晩餐と現地で食べて印象的だったものは?
- A. 出発前は空港で吉野家の特盛ネギ玉牛丼(おしんこセット)を選んだ。現地で特に美味しかったのは水餃子と小籠包の中間のような料理「モモ」。現在はモモが食べたいという発言があった。

現地での反応、違法アップロードの発見とくるまが語る旅の意味
現地では外国人観光客が少ない地域だったため、くるまは地元の人々に囲まれて「YouTuber」と呼ばれる場面が多かった。現地の人に自分たちのコンビのチャンネル登録を積極的に促し、その結果として日本以外の地域からの登録者が明らかに増えたという。人口の多い国で同様のボケを繰り返した影響が登録者増加につながったと語っている。
一方で、現地で思わぬ発見もあった。検索で「令和ロマン」をローマ字で入力した際、本物とは異なるチャンネルが表示され、漫才を無断で英語吹き替えしアップロードしている例を確認した。字幕ではなく音声を取り直して英語化しているケースがあり、くるまはこれを「手のかかった違法アップロード」として驚きを示した。違法アップロードの手口や拡散経路の問題は、配信作品と出演者の国際的な扱われ方を考えるうえで示唆的である。

シリーズのこれまでの実績と評価
『せかはて』シリーズは、著名人を世界の果てに置き去りにする手法で視聴者の関心を集めてきた。第1弾『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』は2023年に放送され、ナミビアの砂漠にひろゆきを置き去りにする構成でスタートした。
第1弾は『第40回ATP賞テレビグランプリ』の「情報・バラエティ部門」優秀賞を受賞しており(ATP賞は制作会社の制作者が審査に参加する日本の賞)、第1弾と第2弾を合わせたSNSの関連動画再生回数は2.5億回を超えるなど高い注目を集めている。また、過去の旅では俳優・東出昌大がウユニ塩湖で感情を露わにする場面も見受けられ、人間の心情変化をそのまま描く演出が支持を得た点が評価されている。

放送情報の整理と記事のまとめ
本稿では、ABEMAが発表したプレスリリースの内容を基に、番組の概要、くるまの帰国直後のインタビュー内容、現地での反応や違法アップロードの発見、シリーズ全体の位置づけと実績を整理した。くるまが語った「旅は自分の生き方の凝縮」という言葉は、今回の旅が本人の内面に与えた影響の要点を示している。
以下の表は本記事で触れた主要な情報を項目別に整理したものだ。放送日時や関連URL、出演者情報、シリーズの過去実績、取材で確認されたトラブルやエピソードまでを網羅している。
項目 | 内容 |
---|---|
番組名 | 『世界の果てに、くるま置いてきた』 |
初回放送日時 | 2025年9月21日(日)夜9時~夜10時(以降毎週日曜夜9時) |
放送チャンネル | ABEMA SPECIAL2チャンネル |
出演者 | くるま(令和ロマン)。旅の途中でひろゆきと東出も合流 |
舞台 | バングラデシュ南端の孤島および南アジア縦断 |
置き去り距離 | 日本から約4,800キロ |
インタビューでの準備金額 | 約20万円(リュック、登山靴、ゴアテックスのパーカー等) |
現地でのトラブル | トレッキングシューズ紛失、現在は薄手のサンダルのみ |
現地の食 | 出発前:吉野家の特盛ネギ玉牛丼(おしんこセット)/現地:モモが特に美味 |
現地での反応 | 「YouTuber」として認知され、コンビのチャンネル登録者が増加 |
違法アップロードの発見 | 漫才を英語吹き替えで無断アップロードするチャンネルを確認 |
関連URL(PR動画) | https://abema.tv/video/episode/90-1845_s3_p700 |
#1URL | https://abema.tv/channels/special-plus/slots/AahmiT5yeeKYiT |
シリーズ公式YouTube | https://www.youtube.com/@hiroyuki_ABEMA |
ABEMAバラエティ公式X | https://x.com/ABEMA_Variety |
公開発表日 | 2025年9月20日 12時00分(ABEMA発表) |
画像使用クレジット | 【(C)AbemaTV, Inc.】の表記が必要 |
今回の放送は、くるまにとっての「初めての海外」が中心的なテーマであり、旅を通じての内面的な変化や人との交わり、現地で見つかった配信上の問題点など多面的な話題を含む。視聴者は初回放送以降の毎週配信で、くるまの旅の全容と、ひろゆき・東出らが合流した場面を順次確認できる配信スケジュールになっている。
参考リンク: