12月26日公開|KizunaAI主演『SWAN LAKE』没入映画
ベストカレンダー編集部
2025年9月20日 18:10
SWAN LAKE全国公開
開催日:12月26日

KizunaAIと『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』:出会いと作品の位置づけ
伝説的なバーチャルYouTuberであり現在はアーティストとして活動するKizunaAIが、新作イマーシブフィルム『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』でバレエ作品に挑むことが明らかになりました。プレスリリースは株式会社EVISION名義で2025年9月20日18時00分に発表されており、同作のシネマバージョンが本年12月26日(金)より新宿バルト9ほかで全国ロードショーされると伝えています。
プレスリリース本文には「KizunaAIが活動休止中の2年間に出会ったのはバレエだった…?!」との表現があり、また経歴としては2016年にバーチャルYouTuberとして誕生、登録者数およそ300万人のYouTubeチャンネル「A.I.Channel」で人気を博し、2022年に無期限活動休止、その後3年間のスリープ期間を経て2025年2月26日より名義を改め活動を再開した旨が記載されています。バーチャルという領域とクラシック・バレエという伝統芸術を結び付ける試みとして、本作はKizunaAIの表現領域の拡張を示す作品です。
作品タイトルと上映開始日
正式タイトルはImmersive film 『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』です。シネマバージョンの全国ロードショーは2025年12月26日(金)開始で、初日上映を行う劇場は新宿バルト9をはじめとした公開館となります。配給はギグリーボックスです。
作品は「白鳥の湖」の音楽を用いながら、KizunaAIの存在を中心に据えた映像表現で構成されます。プレスリリースでは観客を白鳥の湖の世界に没入させることを意図した演出が示されています。
上映フォーマットとイマーシブ技術の展開
本作はまずシネマバージョンとして公開されますが、プレスリリースはその後の展開についても具体的に示しています。翌年以降、空中映像装置とハプティクスデバイス(触覚提示装置)を組み合わせた特設劇場バージョンが予定されており、より高い没入感を得ることができると説明されています。
さらにマルチフォーマットでのリリースが計画されており、家庭や個人向けのXR環境にも対応する予定です。対応予定のプラットフォームとしてはApple Vision Pro、Meta QuestなどのVRゴーグル、各種ARグラスが挙げられています。これは従来の映画上映に留まらない体験設計を示しており、視覚だけでなく触覚的な提示を含めた複合的な感覚刺激を組み合わせる試みです。
- 初期公開フォーマット:シネマバージョン(全国ロードショー)
- 特設劇場バージョン:空中映像装置+ハプティクスデバイスを用いたイマーシブディスプレイ(翌年以降の予定)
- パーソナルXRフォーマット:Apple Vision Pro、Meta Quest、各種ARグラス対応(マルチフォーマットでのリリースを予定)
ライブでの体験とプロモーションスケジュール
プレスリリースは、シネマ公開以前に実施される復活ライブとその示唆的な体験についても言及しています。2025年9月20日(土)、21日(日)の両日にZepp新宿で開催される復活ライブ「KizunaAI Comeback Concert ”Homecoming”」にて、本作『SWAN LAKE』で使用される世界初の技術と位置づけられる「超音波手乗りバレエ」を体感できると案内されています。
このライブで示される体験は、観ることに加えてKizunaAIと触れ合い、踊ることが現実に近づく未来を提示する内容とされています。ライブは作品のプロモーションと体験検証の両面を兼ねる場となり、イマーシブ表現の試験フィールドとして位置づけられています。
ライブで提示される技術の概要
- 超音波手乗りバレエ:超音波を用いて接触感や触覚を提示する新技術。プレスリリースでは世界初の体験として紹介されています。
- イマーシブ演出と映像の同期:舞台と映像を連動させることで、空間全体を使った没入体験を演出する企画が示されています。
作品背景、制作クレジットと関連情報
『白鳥の湖』についての説明もプレスリリースに含まれており、王子ジークフリートとオデット姫の悲恋を描くクラシック・バレエの代表作であることが改めて示されています。今回の映像作品はチャイコフスキーの音楽を用い、古典的な美の文脈を維持しながらバーチャルビーイングを主演に据える構成です。
制作・配給などのクレジットは以下のとおりです。これらは作品の権利関係や配信流通の情報として重要です。
- 製作
- Immersive film「SWAN LAKE〜starring KizunaAI」製作委員会
- 音楽
- ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「白鳥の湖」
- 主演
- KizunaAI
- 配給
- ギグリーボックス
- 公式HP
- https://kizunaballet.com/
- コピーライト
- © Immersive film「SWANLAKE~starring Kizuna AI」製作委員会
- 発表元
- 株式会社EVISION(プレスリリース日:2025年9月20日 18:00)
また、KizunaAIの経歴要素として、世界初のバーチャルYouTuberとしての出自、YouTubeの登録者数やVTuberというジャンル創出への影響、活動休止とアーティスト/バーチャルビーイングとしての再始動(2025年2月26日より)などが明記されています。新たなステージではインディー・バンドサウンドやJ-POPの要素を融合しつつ、世界へ向けた新しいJ-POP像を提示する姿勢が示されています。
項目 | 内容 |
---|---|
作品名 | Immersive film 『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』 |
シネマ公開開始日 | 2025年12月26日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー |
初期フォーマット | シネマバージョン |
今後の展開 | 翌年以降に空中映像装置+ハプティクスの特設劇場バージョン、Apple Vision Pro・Meta Quest・各種ARグラス対応のマルチフォーマットリリース予定 |
ライブ先行体験 | 2025年9月20日(土)、21日(日) Zepp新宿「KizunaAI Comeback Concert ”Homecoming”」にて「超音波手乗りバレエ」を体感 |
音楽 | ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「白鳥の湖」 |
主演 | KizunaAI |
製作 | Immersive film「SWAN LAKE〜starring KizunaAI」製作委員会 |
配給 | ギグリーボックス |
公式情報 | https://kizunaballet.com/ |
プレス発表 | 株式会社EVISION(発表日時:2025年9月20日 18:00) |
コピーライト | © Immersive film「SWANLAKE~starring Kizuna AI」製作委員会 |
以上がプレスリリースに含まれる情報の要点と詳細です。本作はKizunaAIのアーティストとしての新たな表現と、クラシックバレエ『白鳥の湖』の音楽的伝統をXRや触覚提示といった最先端の技術で接続する企図が明確に示されています。公開日やライブ日程、制作・配給情報、今後予定されるフォーマット対応など、発表された全ての情報を整理してお伝えしました。
参考リンク: