10月3日開催｜フェムテックで女性が輝く職場を考える

フェムテックが描く「自分らしく輝く」職場の実像

経済産業省の補助事業の一環として、2025年10月3日（金）に大阪・関西万博のウーマンズパビリオン「WA」スペースで『自分らしく輝くために。女性のウェルビーイングと働き方 ～フェムテックが叶える女性が輝く職場づくり～』が開催されます。本イベントは、働く女性の妊娠・出産などのライフイベントと仕事の両立を支援し、女性特有の健康課題を職場で解決するための方策を議論する場になります。

フェムテックは単なる技術やサービスの導入にとどまらず、企業文化や上司・同僚の理解、組織的な支援体制の整備を含めた包括的な変化を促す可能性があります。本パネルディスカッションでは、アカデミアや企業、行政など複数の視点から、フェムテックがもたらす具体的な変化と、それが女性のキャリア継続や職場の生産性に及ぼす影響について検討されます。

議論の焦点と期待されるテーマ

本イベントの中心的な論点は、フェムテックを通じた職場の支援体制の具体化と、その実務への落とし込みです。妊娠・出産、月経・PMS、更年期、メンタルヘルスなどの女性特有の健康課題に対して、どのような支援が有効か、またその支援が組織全体の風土や評価制度にどう組み込まれるべきかが議題になります。

議論はパネルディスカッション形式で進められ、参加者にはフェムテック導入を検討する企業担当者や自治体担当者に向けた実践的な示唆が提供される予定です。フェムテックがもたらすポジティブな変化を、実例や制度設計の視点から多面的に示すことが意図されています。

開催概要と申し込みの実務的注意点

開催日時は令和7年（2025年）10月3日（金）15:00-16:30、受付は14:30から開始されます。会場は「大阪・関西万博 ウーマンズ パビリオン『WA』スペース」で、現地とオンラインのハイブリッド開催です。参加費は無料ですが、現地参加・オンライン参加いずれの場合も事前申込が必要です。

参加には大阪・関西万博の入場チケットと来場日時の予約が必要です。入場チケットや来場日時予約については、必ず以下の大阪・関西万博の案内を確認してください：
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/

申込手順と締切

申込は専用フォームから行います。現地参加とオンライン参加を選択する項目があるため、申し込み時に必ず参加方法を正しく選択してください。現地参加の締切とオンライン参加の締切が異なりますので注意が必要です。

申込情報と締切は次の通りです。

• 申込フォーム：https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ogle-mckimd-a531696b4e10a3ac7626c069f906455c
• 現地参加 締切：2025年9月26日（金）12:00
• オンライン参加 締切：2025年10月2日（木）12:00
• 定員：70名（応募状況により抽選となる可能性あり）
• 参加費：無料（ただし大阪・関西万博の入場チケットと来場日時予約が別途必要）

登壇者とプログラム構成：多様な視点での議論

本イベントのファシリテータとパネリストは、アカデミア、健康保険組合、企業、メディア、さらには経済産業省の担当者など多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。異なる立場からの視点が交差することで、実務に即した議論が期待されます。

登壇者には、株式会社ファミワン代表取締役の石川勇介もパネリストとして参加します。石川は、自社の福利厚生サービス「ファミワン」の運営経験を踏まえ、職場における個別支援と組織風土づくりの両面から示唆を提供する予定です。

登壇者（予定）と役割

登壇予定者は以下のとおりです。肩書きや所属も明記しますので、参加検討の際の参考にしてください。

• パネリスト：佐々木 成江（東北大学 DEI推進センター、横浜国立大学ダイバーシティ戦略推進本部）
• パネリスト：小島 慶子（メディアパーソナリティ）
• パネリスト：鈴田 朗（コニカミノルタ健康保険組合）
• パネリスト：石川 勇介（株式会社ファミワン 代表取締役）
• パネリスト：高木 悠一（経済産業省 経済産業政策局 経済社会政策室）
• ファシリテータ：木村 恵（一般社団法人 Femtech Community Japan）

プログラムはパネルディスカッション形式で進行し、フェムテックが企業や社会に与える影響や実装上の課題、また制度設計や職場教育の在り方について意見交換が行われる予定です。

ファミワンのサービス概要とこれまでの導入実績

株式会社ファミワンは「子どもを願うすべての人によりそい 幸せな人生を歩める社会をつくる」をビジョンに、法人向け福利厚生や自治体向け支援を手掛けるヘルスケアサポート事業を展開しています。代表取締役は石川勇介、本社は東京都渋谷区に所在します。

同社が提供する福利厚生サービス「ファミワン」は、組織全体の風土づくりと当事者個別のサポートという2軸で支援を行います。専門家によるセミナーや研修を通じたリテラシー向上と、オンライン健康相談による個別サポートを組み合わせ、従業員の心理的安全性や早期の問題発見を促します。

提供サービスの具体内容

ファミワンの主要なサービスと特徴は次のとおりです。企業や自治体のニーズに応じてカスタマイズが可能で、医療行為を行うものではありません（診断や処方は行いません）。

オンライン健康相談

看護師、心理士、キャリアコンサルタントなど有資格者による匿名相談をオンラインで提供。時間・場所を問わず相談可能で、相談内容が企業に知られない仕組みを整備。

セミナー／研修

プロフェッショナル講師陣による研修を全従業員向けに提供し、女性特有の健康課題への理解促進や管理職向けの教育を実施。テーマは不妊治療の基礎知識、卵子凍結やプレコンセプションケア、月経・PMS、更年期、ライフプラン、メンタルケアなど多岐にわたる。

自治体向け支援

「妊活LINEサポート事業」など自治体向けのプログラムを提供し、住民向けの支援を展開。

サービス導入実績として、企業では小田急電鉄、TBS厚生会、ソニー、全日本空輸（ANA）、伊藤忠労働組合などへの導入やセミナー提供があり、自治体では神奈川県横須賀市、長崎県、東京都杉並区、世田谷区、広島県三原市、群馬県邑楽町など多くの地域での実施実績があります。

個人情報の取り扱い、問い合わせ先と資料

本イベントは令和7年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」補助事業の一環として実施され、個人情報の取得・管理は経済産業省、株式会社朝日広告社及び株式会社NTTデータ経営研究所が行います。個人情報の取扱いについては各組織の方針に従って利用されます。

個人情報保護方針の参照先は以下の通りです。それぞれのページで詳細が公開されていますので、申込時には確認が推奨されます。

• 経済産業省：https://www.meti.go.jp/policy/kojinjyohohogo/kitei.pdf
• 朝日広告社：https://www.asakonet.co.jp/utility/privacy/
• ＮＴＴデータ経営研究所：https://www.nttdata-strategy.com/information/policy/

問い合わせ先と関連資料

本イベントに関する事務局窓口およびファミワンの広報連絡先は以下のとおりです。質問や詳細確認は、所定の問い合わせ先へ連絡してください。

事務局（補助事業）

令和７年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」補助事業 事務局
株式会社朝日広告社（執行協力：株式会社NTTデータ経営研究所）
メール：meti_femtech@m.asakonet.co.jp

ファミワン（本件広報）

株式会社ファミワン 広報担当
メール：info@famione.com
TEL：080-2243-6995

プレスリリース全文

PDF：d14333-642-b3978c414f28170caba52389e13b8a67.pdf（原資料に記載）

この記事で伝えた要点の整理

以下の表は、本イベントおよびファミワンに関する主要な情報を整理したものです。申込や参加を検討する際の確認事項を中心にまとめています。

本稿は、2025年9月22日付の株式会社ファミワンのプレスリリース（配信日時：2025年9月22日 09時30分）をもとに作成しました。イベント参加を希望する場合は、上記申込フォームおよび大阪・関西万博のチケット情報を確認のうえ、所定の締切までに申し込みを行ってください。