10月7日発売、キリンの新定番ビール『キリングッドエール』登場
ベストカレンダー編集部
2025年9月23日 09:42
キリングッドエール発売
開催日:10月7日

日常に「ちょっとしたご褒美」を届ける次世代定番ビールが登場
キリンビール株式会社(社長 堀口英樹)は、2025年10月7日(火)より新ブランド「キリングッドエール(以下、グッドエール)」(350ml缶、500ml缶)を全国発売すると発表しました。発表はキリンホールディングス株式会社によるもので、リリースは2025年9月22日14時00分付です。
近年の物価上昇を背景に、日常の合間に取り入れる「ちょっとしたご褒美」を求める消費行動が広がっています。キリンビールの調査※1では、ビールに対して「せっかくならよいものを買いたい」といった、素材や製法へのこだわりを求める傾向があることが示されています。こうした消費者の期待に応えるべく、キリングッドエールは開発されました。
キリンは100年以上にわたりビールを製造し、ビール文化を育んできた企業です。プレスリリースでは、ビールには人と人をつなぐ力があるという信念に基づき、現在のつながりが希薄化する社会課題に対してビールの力で明るさをつなげたいという考えが述べられています。その思いから生まれたのが、本製品と社会貢献活動「グッドエールJAPAN」です。

味の設計と素材選定:フルーティさと後味の良さを両立
グッドエールは「飲んだ時から気持ちが満たされる“まったく新しい”おいしさ」を目指して設計されました(当社ビール比※2)。前例にとらわれない素材選びと製法の検討を一から行い、フルーティな味・香りと後味の良さを両立させた満足感のある味わいに仕上げています。
以下に中味の要点を整理します。原料と製法の両面で、キリンとしての新たな挑戦が盛り込まれています。

主要素材の特徴
素材は香りと飲みごたえの両立を狙って厳選されています。特に香り成分の強化と麦芽100%によるベースの厚みがポイントです。
使用素材は以下の通りです。
- Cryo Hop®(クライオホップ):香り成分のルプリンだけを取り出す特殊加工を施したCryo Hop®を、キリンビールの工場で初めて採用しました。フルーティさを際立たせるための素材です。
- 3種のアロマホップ:香り高い3種類のアロマホップを厳選して使用し、多層的な香りと満足感を実現しています。
- 麦芽100%:麦のうまみを感じられる設計で、ビールとしての飲みごたえを確保しています。

採用した製法と酵母タイプ
製法面でも独自の工夫がなされています。Cryo Hop®の特性を生かしつつ雑味を抑え、フルーティさを引き出す処理が中心です。
具体的には以下の製法が用いられています。
- ブライトアロマ製法
- Cryo Hop®をキリン独自のディップホップ製法で加えた後にろ過する工程により、雑味を抑えつつホップのフルーティさを引き出す製法です。
- エールタイプビール(上面発酵)
- 日本で一般的なラガータイプ(下面発酵)ではなく、エールタイプの酵母を採用しています。酵母由来の香味がフルーティさや後味の印象に寄与しています。

パッケージと地域支援の仕組み「グッドエールJAPAN」
パッケージは明るさと上質さを意識した現代的なデザインで、オレンジ色を基調とし、特別感のある聖獣・麒麟を配したものです。缶裏面に印字された二次元コードから専用サイトへアクセスできます。
この二次元コードは単なる案内ではなく、地域支援につながる仕組みの入り口です。以下に「グッドエールJAPAN」の仕組みと参加方法の詳細を示します。

「グッドエールJAPAN」の目的と支援対象
「未来に向けて人と人とのつながりをつくり、日本各地の地域コミュニティを元気にする活動」を支援する取り組みです。47都道府県の自治体と連携し、売上の一部を活用して地域活動の資金の一部に充てます。
寄付金の対象・用途は、公募審査で選出された全国の47自治体(市区町村)における「地域コミュニティを元気にする活動」の資金の一部として活用されます。25~26年度の対象となる47自治体は、8月に公募審査により選出済みです(※4)。寄付金はキリンビールが集計後、各自治体へ送付します(※5)。

参加方法と寄付の流れ
「グッドエール」の購入と専用サイト上の「エールコイン」を通じて、ユーザーが直接自治体を選んで寄付できる仕組みです。寄付に関する具体的な仕組みは以下の通りです。
- 製品購入による自動寄付:350ml缶1本につき0.5円、500ml缶1本につき0.8円が自動的に寄付されます。
- エールコインによる寄付:缶裏面の二次元コードなどから専用サイトにアクセスすると、1日1回0.5円分の“エールコイン”が無料で付与され、応援したい自治体を選んで寄付できます(※6)。エールコインでの寄付金額には上限があります。
- 専用サイト上の機能:寄付総額の確認、各自治体への応援メッセージ投稿、参加証明書のSNS共有が可能です。

発売情報、製造拠点、担当者コメントと要点整理
発売の基本情報と製造拠点、担当者からのコメントを以下に整理します。製品の仕様や流通情報は、購買判断に必要な要素を網羅しています。
下に続く表で主要データをまとめますが、ここでは詳細を箇条で先に示します。
- 商品名:キリングッドエール
- 発売地域:全国
- 発売日:2025年10月7日(火)
- 容量・容器:350ml缶・500ml缶
- 価格:オープン価格
- アルコール分:5%
- 純アルコール量:350ml缶=14g、500ml缶=20g
- 製造工場:キリンビール仙台工場、取手工場、滋賀工場、岡山工場
担当者コメントもリリースにて紹介されています。マーケティング担当と中味開発担当の言葉から、商品の目指す方向性と開発の経緯が読み取れます。
以下は担当者のコメント要旨です。
- 立野 唯花(マーケティング担当)
- “ビールは人の笑顔が似合う飲み物であり、人を明るく元気にできる力がある”という信念を掲げ、陽気な気持ちと良いビールで心地よいつながりを生み出したいと述べています。飲んだ瞬間に気持ちがぱっと明るくなる新たなおいしさと、グッドエールJAPANを通じて日本のすべての人へささやかなエールを届けたいとの考えを示しています。
- 宮下 英理子(中味開発担当)
- 「ハッとするフルーティな味・香りと綺麗な後味」を特長とし、素材探索と製法の追求によってこの味に到達したと述べています。生活の中のちょっとした幸せな時間や、明るい未来につながることを願うコメントが付されています。
最後に、本記事で触れた主要事項を表で整理して締めくくります。本表は製品仕様、発売情報、寄付の仕組み、製造拠点、担当者コメントの要点を一目で確認できるよう構成しています。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | キリングッドエール |
発売日 | 2025年10月7日(火) |
発表日時 | 2025年9月22日 14:00(キリンホールディングス株式会社 リリース) |
容量・容器 | 350ml缶、500ml缶 |
価格 | オープン価格 |
アルコール分 | 5% |
純アルコール量 | 350ml缶:14g、500ml缶:20g |
中味の特徴(素材) | Cryo Hop®初採用、3種のアロマホップ、麦芽100% |
中味の特徴(製法) | ブライトアロマ製法、エールタイプ(上面発酵) |
製造工場 | 仙台工場、取手工場、滋賀工場、岡山工場 |
グッドエールJAPAN(寄付) | 350ml缶1本につき0.5円、500ml缶1本につき0.8円を自動寄付。缶裏の二次元コードから専用サイトでエールコイン(1日1回0.5円分)を使って寄付可能(上限あり)。25~26年度対象の47自治体は8月に公募審査で選出。寄付金は集計後各自治体へ送付。 |
参考リンク | https://www.kirinholdings.com/ |
以上がリリースに基づく主要情報の整理です。素材・製法・パッケージ・地域支援の四つの側面から設計された製品であること、発売日や仕様、寄付の仕組みなど購入前に確認すべき点を網羅しました。※1〜※6の注記はリリース本文のまま記載しています。
※1 キリンビール調べ ※2 当社ビール比 ※3 エールコインでの寄付金額には上限がございます。 ※4 25~26年度の対象となる47の自治体については、8月に公募審査により選出済み。 ※5 キリンビールにて寄付金を集計後、各自治体へ寄付金を送付。 ※6 エールコインでの寄付金額には上限がございます。
参考リンク: