9/3開幕:代々木でSJJIF世界柔術選手権2026

SJJIF世界柔術大会2026

開催期間:9月3日〜9月6日

SJJIF世界柔術大会2026
開催はいつでどこでやるの?
2026年9月3日〜9月6日の4日間、国立代々木競技場 第一体育館で開催決定。柔術競技で同施設が使われるのは史上初めてです。
参加人数や規模ってどれくらい?
主催側は参加選手8,000人を目標に準備中。直近の2025年は選手5,500人(70ヶ国)、延べ来場者は約3万人でした。

国立代々木で過去最大規模へ――2026年大会の決定と狙い

スポーツ柔術の国際大会「SJJIF WORLD JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2026」が、2026年9月3日(木)から9月6日(日)までの4日間、国立代々木競技場 第一体育館で開催されることが決定した。主催はスポーツ柔術世界連盟(SJJIF)、アジア連盟(ASJJF)、およびスポーツ柔術日本連盟(SJJJF)であり、都内で行われた記者会見で正式に発表された。

2026年大会は参加選手数を過去最大規模となる8,000人を目標に準備が進められる。会場となる国立代々木競技場 第一体育館はJR原宿駅から徒歩5分の立地であり、柔術競技としては史上初めて同施設が使用される点も特徴となる。

世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 2

発表の経緯と基本方針

発表は2025年9月22日(月)に都内で開かれた記者会見において行われ、プレスリリースは同年9月23日17時32分に配信された。会見にはSJJIF代表ジョアン・シウバ、ASJJF代表エヂソン篭原、SJJJF代表村田良蔵、ASJJFのイベントディレクター山田ミリアン・山田ミルトン、そして2025年大会で4冠を達成したガブリエリ・ペッサーニャ選手らが登壇した。

登壇者の発言を通じて示された基本方針は、組織と選手の連携により大会規模と質の向上を図ること、視覚・音響など会場演出の強化により会場一体感を高めること、そして世界各国から集まる競技者と観客が文化や友情を共有する場として大会を位置付けることである。

  • 発表日:2025年9月22日(記者会見)、リリース配信:2025年9月23日 17:32
  • 開催期間:2026年9月3日(木)〜2026年9月6日(日)
  • 会場:国立代々木競技場 第一体育館(JR原宿駅から徒歩5分)
  • 参加目標:8,000人(過去最大規模を想定)
世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 3

記者会見で語られた主な発言と登壇者の役割

記者会見では各連盟の代表が出席し、大会の意義や運営方針、演出面での強化方針について述べた。SJJIF代表ジョアン・シウバは組織力と選手の力の結合が大会を大きくするという観点から、日本での運営実績を評価し、さらなる規模拡大の計画を明言した。

ASJJF代表エヂソン篭原はアジア連盟としての役割に触れ、SJJJF代表村田良蔵は日本と世界の連携が柔術の発展に寄与する点を強調した。イベントディレクターの山田ミリアン、山田ミルトンは具体的な運営・演出面の方針を説明した。

世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 4

登壇者(肩書・発言要旨)

ジョアン・シウバ(SJJIF代表)
大会は組織力と選手の力が合わさって成長すること、2024年の約4,500人、2025年の5,500人超(70ヶ国)を踏まえて2026年は8,000人を目指すことを表明。
エヂソン篭原(ASJJF代表)
アジア連盟としての調整・支援役割を強調し、国際大会としての連携の重要性を述べた。
村田良蔵(SJJJF代表)
世界連盟とアジア連盟、日本連盟の連携が柔術を国内外で循環させる意義を訴え、2026年大会でその強さを示す意向を示した。
山田ミリアン・山田ミルトン(ASJJF イベントディレクター)
会場演出の強化計画や運営面の詳細調整について言及した。視覚・音響を含む大型演出の導入を検討している。
世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 5

2024〜2025年の実績と、2026年に向けた演出・運営計画

過去の大会データは、今後の拡大計画の基礎となっている。2024年の参加者は約4,500人、2025年は70ヶ国から5,500人の選手が参加し、観客を含め延べ3万人が会場に来場した。2025年大会は千葉ポートアリーナ(千葉市)で9月18日〜21日に開催された。

こうした規模の拡大を受け、2026年は参加目標を8,000人に設定するとともに、演出面のさらなる強化が打ち出されている。2024年は大型モニター、2025年は火花演出などが導入され、会場の一体感を高める取り組みが進められてきた。2026年は視覚・音響をさらに強化し、“柔術史上初”級の屋内演出や音楽・MC・ライブパフォーマンスを組み合わせたショー性の高い構成を検討している。

  • 2024年:参加約4,500人(国際規模の拡大基礎)
  • 2025年:千葉ポートアリーナ、選手5,500人、70ヶ国、延べ来場者数3万人
  • 2026年:国立代々木競技場 第一体育館での開催、参加目標8,000人、演出強化

演出の強化は単に華やかさを追求するものではなく、選手と観客の経験を最大化することを目的としている。音響設計、照明計画、ステージング、MCやライブのタイムテーブル調整、観客動線の改善などが議論されている。

世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 6

アスリートの声:ガブリエリ・ペッサーニャ選手の見解

2025年大会で道着階級別、道着無差別級、ノーギ階級別、ノーギ無差別級の4部門で優勝したガブリエリ・ペッサーニャ選手は、本大会への出場が今回が初参加であったと述べており、自身の経験を次世代や子どもたちのモチベーションにつなげたいとの意向を示した。また、来年は仲間を連れて再び出場する旨を明かしている。

このようなトップアスリートの参戦は大会の競技レベルだけでなく、国内外の注目度や若年層への波及効果の点からも大きな意味を持つ。

世界最大級の柔術世界大会(SJJIF WORLD 2026)が、国立代々木競技場第一体育館で開催決定!(2026/9/3〜9/6) 画像 7

開催概要の詳細、今後の予定および問い合わせ先

以下に公式に示された開催概要、関連イベント、連絡先などの情報を整理する。なお、来月(2025年10月)には日本連盟主催の大会が別会場で予定されており、そちらも併せて紹介する。

来月予定の国内大会は、2025年10月12日(日)・13日(月・祝)に国立代々木第二体育館で「全日本柔術選手権」および「柔術甲子園」が開催される予定で、参加選手は1,000名以上を見込んでいる。

項目 内容
大会名 SJJIF WORLD JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2026
開催日 2026年9月3日(木)〜2026年9月6日(日)
会場 国立代々木競技場 第一体育館(JR原宿駅から徒歩5分) ※柔術競技で史上初使用
参加選手数(目標) 8,000人
主催 スポーツ柔術世界連盟(SJJIF)、スポーツ柔術アジア連盟(ASJJF)、スポーツ柔術日本連盟(SJJJF)
過去実績 2024年:約4,500人、2025年:選手5,500人(70ヶ国)、延べ来場者数3万人(千葉ポートアリーナ)
注目選手 ガブリエリ・ペッサーニャ(ブラジル、2025年大会で4冠)
関連イベント(国内) 2025年10月12日・13日:全日本柔術選手権 / 柔術甲子園(国立代々木第二体育館、参加見込み1,000名以上)

問い合わせ先としては、特定非営利活動法人SJJJF(スポーツ柔術日本連盟)担当:村田(むらた)へのメール連絡が案内されている。連絡先は sjjjf@jiujitsu.co.jp。また、SJJJFの公式ホームページおよびASJJFの関連ページ(https://asjjf.org/main/eventInfo/1843)も情報源として示されている。

スポンサーに関する表記はプレスリリース原文に「SJJJF スポーツ柔術日本連盟 スポンサー企業」と記載されている。大会のビジュアル素材については撮影者名として「MURATA Ai」の表記がある。

この記事の要点まとめ
項目 要点
開催時期 2026年9月3日〜9月6日
会場 国立代々木競技場 第一体育館(史上初の使用)
参加目標 8,000人
過去実績 2024年:約4,500人、2025年:選手5,500人、延べ来場者数3万人
主要関係者 SJJIF(ジョアン・シウバ)、ASJJF(エヂソン篭原)、SJJJF(村田良蔵)、イベントディレクター山田ミリアン/山田ミルトン
注目点 会場演出の強化(視覚・音響・ライブ要素)、世界規模での選手動員拡大
問い合わせ 特定非営利活動法人SJJJF 担当:村田(むらた) s jj jf@jiujitsu.co.jp
関連リンク https://asjjf.org/main/eventInfo/1843

以上がプレスリリースの全内容を整理したものである。今後の出場登録や詳細スケジュール、演出・運営に関する追加情報は主催各団体の公式発表を通じて随時示される予定である。報道発表に含まれている登壇者の発言、2024年・2025年の実績データ、2026年の開催概要、関連イベントの日程および問い合わせ先については、本稿で示した通りである。

(撮影:MURATA Ai)

参考リンク: