梅津瑞樹の『言式 戯曲集』が12/3発売、舞台写真収録
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 09:49
言式 戯曲集発売
開催日:12月3日

舞台から書物へ――言式『戯曲集』刊行の背景と概要
株式会社KADOKAWAは、俳優・梅津瑞樹が作・演出・プロデュース・出演する二人演劇ユニット「言式」の初の戯曲集『言式 戯曲集』を、2025年12月3日(水)に発売すると発表しました。発行は株式会社KADOKAWA、定価は3,300円(10%税込)で、仕様はB5変形判、本文176頁です。
梅津は舞台『刀剣乱舞』山姥切長義役など数多くの人気作に出演している俳優であり、「言式」は橋本祥平との2人ユニットとして上演後の考察が続く話題作を展開してきました。本書はその舞台表現を文字化した待望の刊行物で、舞台のテキストとヴィジュアルを通して「言式」の世界観を再構築します。

刊行の意義と位置づけ
舞台戯曲の刊行は、上演の記録としての価値に加え、台詞や演出のディテールを読み直すことで新たな解釈を生む役割を持ちます。本書は実際に使用された台本を収録することで、観劇で得られた体験を補完し、上演当時の演出意図や舞台上の表現を詳細に伝える資料性を備えています。
装丁イラストを梅津自身が手掛けている点も特徴で、舞台における俳優としての表現のみならず、視覚的な世界観の制作にも直接関与していることが確認できます。カラー写真や演出情報と併せて、上演を追体験できる仕様になっています。

収録内容・装丁・写真掲載の詳細
本書に収録されるのは「言式」の第1作『解なし』と第2作『或いは、ほら』で、実際に公演で使用された台本がそのまま掲載されます。台本には上演時の台詞やト書きに加え、舞台の動きや演出指示が反映されているため、劇を文字として再現するだけでなく、稽古や上演の過程を窺える資料となります。
また、舞台写真は初出しのものを含めカラーで掲載され、舞台上でどのような演出が施されたかが視覚的に確認できます。梅津自身による装丁イラストによって、テキストとヴィジュアルが一体となった読書体験を提供します。

収録の構成とビジュアル要素
- 収録作品
- 第1作『解なし』、第2作『或いは、ほら』の台本(実使用台本を収録)
- 写真
- 舞台写真(初出し含む)をカラーで掲載
- 装丁
- 梅津瑞樹によるイラスト装丁
- ページ・仕様
- B5変形、本文176頁

発売記念イベントとオンライン配信の案内
刊行に合わせて、梅津瑞樹本人が登壇する発売記念イベントが3回開催されます。開催日程は2025年12月6日(土)、12月7日(日)ともにHMVエソラ池袋、そして2025年12月21日(日)にタワーレコード渋谷店で行われます。イベント内容は変更になる場合がある旨が明記されています。
イベントはお渡し会形式を中心に行われ、参加券の種別に応じた特典が用意されています。加えて、ニコニコ生放送によるオンライントークイベントも予定されており、オンライン視聴は指定チャンネル会員のみが可能とされています。

イベントスケジュールと特典詳細
- 2025年12月6日(土)HMVエソラ池袋(お渡し会)
- 2025年12月7日(日)HMVエソラ池袋(お渡し会)
- 2025年12月21日(日)タワーレコード渋谷店(お渡し会)
お渡し会の特典は以下の通りです。イベント現場での対応内容が明確に示されています。
- 1冊券:サイン入り1冊のお渡し
- 3冊券:その場でサイン&お名前入れ1冊+通常本2冊+5種ランダムチェキ風カード(1枚)
ニコニコ生放送によるオンライントーク
ニコニコ生放送では、梅津瑞樹と橋本祥平によるオンライントークイベントが配信されます。視聴にはニコニコチャンネル「梅津の潜む穴」または「キャストコーポレーションチャンネル」の会員登録が必要です。
配信の具体的な日程や詳細は、戯曲集公式Xアカウント(https://x.com/genshiki_book)にて後日発表されます。イベント内容は変更される可能性があるため、参加予定の方は公式アナウンスを確認することが推奨されます。
限定版・特典、販路と連絡先
本書では通常版のほかに、小冊子付き限定版がニコニコチャンネル会員向けに発売されます。限定版は「梅津の潜む穴」または「キャストコーポレーションチャンネル」の会員のみが購入可能であり、小冊子には梅津瑞樹と橋本祥平による対談や二人のオン&オフの秘蔵写真が収録されます。
また、Amazonを含むネット書店限定の特典付き版も用意されるとのことで、複数の販売形態が展開されます。各種イベント・特典の詳細はリンクツリー(https://linktr.ee/genshiki_book)にて順次案内されることになっています。
購入に関するポイント
- 書名:言式 戯曲集
- 定価:3,300円(10%税込)
- 発売日:2025年12月3日(水)予定
- 仕様:B5変形/本文176頁
- 発売・発行:株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO 夏野剛)
情報の更新やイベント詳細は、戯曲集公式Xアカウント(https://x.com/genshiki_book)とリンクツリー(https://linktr.ee/genshiki_book)で発信されます。イベントの開催可否や内容の変更については随時告知されるため、購入前や参加前に確認が必要です。
梅津瑞樹のコメントと作品性
刊行にあたり、梅津瑞樹は自身の思いを次のように述べています。コメントは原文のまま掲載します。
戯曲集を出版していただけることとなりました。戯曲集。なんと蠱惑的な響きでしょうか。何度でも口にしたい。ギキョクシュウ。さながら三国時代の響き。
幾度も昇る朝日に照らされて、草臥れた鍵盤を叩く狂った作曲家の様にキーボードを打ち込んできた甲斐がありました。
街中で台詞をそらんじてみるもよし、お家でひとり演じてみるもよし、勿論お友達をお誘いいただいても構いません。
この本で生きることがほんの少しでも楽しくなれば幸いです。
このコメントからは、戯曲を言葉として味わうことに対する作者の強い意識と、作品を通じて読者(読者・観客)が多様な楽しみ方を見出すことを期待する姿勢が読み取れます。演者である梅津が装丁まで手掛けることで、文字・音・視覚が一体となった制作意図が明確になります。
要点の整理
最後に、本記事で触れた主要情報を表として整理します。発売日、価格、仕様、収録内容、イベント日程、特典、限定版の購入条件、公式情報発信先を明記しています。
項目 | 内容 |
---|---|
書名 | 言式 戯曲集 |
発売日 | 2025年12月3日(水)予定 |
定価 | 3,300円(10%税込) |
仕様 | B5変形 / 本文176頁 |
収録内容 | 第1作『解なし』、第2作『或いは、ほら』の実使用台本、舞台写真(カラー・初出し含む)、梅津瑞樹による装丁イラスト |
発売・発行 | 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO 夏野剛) |
発売記念イベント | 2025年12月6日(土)HMVエソラ池袋、12月7日(日)HMVエソラ池袋、12月21日(日)タワーレコード渋谷店(お渡し会) |
イベント特典 | 1冊券:サイン入り1冊お渡し / 3冊券:その場でサイン&お名前入れ1冊+通常本2冊+5種ランダムチェキ風カード(1枚) |
オンライントーク | ニコニコ生放送にて梅津瑞樹&橋本祥平のトーク(視聴はニコニコチャンネル会員のみ) |
限定版 | 小冊子付き限定版(ニコニコチャンネル「梅津の潜む穴」または「キャストコーポレーションチャンネル」会員向け) |
公式情報 | リンクツリー:https://linktr.ee/genshiki_book / X(旧Twitter):https://x.com/genshiki_book |
以上が刊行に関する主要な情報の整理です。発売日やイベントの詳細、オンライン配信の日時などは公式アカウントで随時案内されるため、最新情報はそちらで確認することが重要です。