10/1開始〜11/30まで 出雲で16種のあんこ巡り開催
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 09:58
平田・斐川あん結び
開催期間:10月1日〜11月30日

出雲のあんこ文化をめぐる旅──「出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~」の全体像
日本あんこ協会は、2025年10月1日(水)から11月30日(日)まで、島根県出雲市にて開催されるスタンプラリーイベント「出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~」に監修協力を行います。本イベントは、出雲菓子協会と平田菓子同業組合の主催のもと、雲州平田まちあそび実行委員会の共催、平田商工会議所・斐川町商工会の協力、出雲市および(一社)出雲観光協会の後援で実施されます。
会場は出雲市内の和菓子店、洋菓子店、製パン店、飲食店など計16店で、参加者は各店のご当地あんこスイーツを巡りながらスタンプラリーを楽しむ仕組みです。昨年の平田地区限定開催を拡張し、今回は平田地区と斐川地区の二つのエリアを巡る構成となっています。

開催概要の要点
期間、会場、主催や共催などイベントの基本情報は次のとおりです。日程は2025年10月1日から11月30日までの2か月間、対象は出雲市内の16店舗です。詳細は出雲菓子協会の公式ホームページで確認できます(https://izumokashi.wixsite.com/izumokashi)。
イベントの目的は単にスイーツを楽しむだけでなく、あんこを媒体とした地域の魅力発見と交流促進、地域間連携による観光振興の促進にあります。参加を通じて地域の物語や文化を味わうことができる構成です。
- 名称:出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~
- 開催期間:2025年10月1日(水)~11月30日(日)
- 会場:出雲市内(和菓子店、洋菓子店、製パン店、飲食店など計16店)
- 主催:出雲菓子協会、平田菓子同業組合
- 監修:日本あんこ協会
- 共催・協力・後援:雲州平田まちあそび実行委員会/平田商工会議所・斐川町商工会/出雲市、(一社)出雲観光協会

「あん結び」の考え方と平田・斐川を舞台にした理由
本イベントの副題にある「あん結び」は、あんこを通じて「人と人」「人と地域」「地域と地域」のご縁を結ぶという三層の意義を示しています。まず、人と人のご縁は、あんこ菓子が古来より社交や贈答、茶会など人の集いを支えてきた歴史に根差しています。参加者が菓子店での購入や地域の方とのやり取りを通して、地域の温かさに触れることが狙いです。
次に、人と地域のご縁は、郷土菓子に用いられる特産物や地名、歴史的背景によって、その土地の物語を伝える側面にあります。あんこ菓子を味わうことは、地域文化や地場産業への理解につながり、観光や定住の契機を生む可能性があります。最後に地域と地域のご縁は、今回は隣接する平田と斐川の共同開催により、より広域な観光ルートを創出する取り組みの一端となります。

平田と斐川を選んだ具体的理由
平田地区は昨年開催の舞台であり、歴史や文化に育まれた菓子文化が残る地域です。今回は斐川を加えることで、温泉や陶芸など観光資源とあんこの組み合わせによる多角的な体験を提供します。斐川には「湯の川温泉(ひかわ美人の湯)」があり、外から湯で、内からあんこでという健康・美容の文脈での結びつきも強調されています。
出雲地域の観光資源としては、一畑電車や木綿街道、出西窯などがあり、これらとあんこを組み合わせたルート形成が可能です。あんこを媒介にして地域資源を再発見する構成が意図されています。
- 地域資源の例
- 一畑電車、木綿街道、湯の川温泉(ひかわ美人の湯)、出西窯

参加方法と「平田・斐川あんバサダー」認定の仕組み
スタンプラリーの参加方法は、対象の16店舗でご当地あんこスイーツを購入し、各店で配布される専用の「あんこカード(出雲あんこ旅2 16のQankoA)」を集める流れです。カードは各店先着150名に配布され、全16種を揃えることで認定条件を満たすことができます。
カード自体はあんこに関する基礎知識および出雲地域に特化した問題がQ&A形式で記載されています。16店舗すべてをまわり、あんこスイーツを完食した参加者は「平田・斐川あんバサダー」認定証を受け取る資格を得ます。認定は、あんこ事情に精通したファンを公的に認める称号として位置づけられています。
- 対象店舗でスイーツを購入・完食する
- 店頭で配布される「あんこカード」を受け取る(各店先着150名)
- 16種のカードを収集し、所定の手続きを経て認定証を受領する
カードには学習要素が組み込まれており、単なる収集だけでなく知識を深めることで地域理解を促進します。これにより参加者は「平田・斐川におけるあんこマスター」としての資格を得ることができます。

監修:日本あんこ協会についてと過去の取り組み
今回の監修団体である日本あんこ協会は、2018年10月にあんこ普及振興を目的として創設されました。事務局は東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)に所在し、ミッションに「あんこを通じて世界平和を実現します。」を掲げています。
協会は設立当初17名でスタートし、2024年には会員(あんバサダー)が10,000名を超える規模に成長しました。地域振興を軸とした監修・後援実績は多数あり、今回の出雲での監修協力もその一環です。

過去の監修・後援・主催実績
代表的な実績には、岡山県倉敷市「備中あんたび」、島根県津和野町「津和野あんこ旅」、愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」、北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」など多数が挙げられます。
また大手商業施設や鉄道、百貨店との連携企画も実施しており、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト ムーンナイトあんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」、小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」などの例があります。自主事業では「あんこ部」「あんこ夜会」などの交流活動も継続しています。
会長にしいあんこについて
会長のにしいあんこは日本あんこ協会の創設者であり初代会長です。幼少期よりあんこを愛し、これまでに試したあんこの数は10,000種を超えるとされます。あんこレシピの開発や歴史・健康効果の研究に取り組むほか、メディア出演・講師実績も豊富です。
主なメディア出演には日経新聞、朝日新聞、TBS「Nスタ」、日本テレビ「news every.」やNHKの番組など多数が含まれ、2023年6月には農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーにも就任しています。
イベント関連ページと要点のまとめ
イベントの詳細や参加方法に関する公式情報は、出雲菓子協会公式ホームページ(https://izumokashi.wixsite.com/izumokashi)および日本あんこ協会の関連ページ(https://anko.love/news/izumoankotabi2/)で確認できます。参加予定者は配布カードの先着数や各店舗の営業時間等も事前に確認することが推奨されます。
以下に、本記事で示した主要事項を整理して表でまとめます。期間・主催・会場・参加条件・配布物・監修団体の情報を一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 出雲あんこ旅2 ~平田・斐川あん結び編~ |
開催期間 | 2025年10月1日(水)~2025年11月30日(日) |
会場 | 出雲市内(和菓子店、洋菓子店、製パン店、飲食店など計16店) |
主催 | 出雲菓子協会、平田菓子同業組合 |
監修 | 日本あんこ協会 |
共催・協力・後援 | 雲州平田まちあそび実行委員会/平田商工会議所・斐川町商工会/出雲市、(一社)出雲観光協会 |
対象店舗数 | 16店 |
配布物 | 出雲あんこ旅2 16のQankoA(各店先着150名、全16種) |
認定条件 | 16の対象店舗すべてであんこスイーツを購入し完食すること(条件を満たした者に「平田・斐川あんバサダー認定証」授与) |
監修団体(所在地) | 日本あんこ協会(東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F) |
関連リンク | 出雲菓子協会公式:https://izumokashi.wixsite.com/izumokashi 日本あんこ協会:https://anko.love/news/izumoankotabi2/ |
この記事は、出雲あんこ旅2の開催概要、目的、参加方法、監修団体の情報を網羅的に整理したものです。各種詳細や最新情報は上記公式サイトで確認してください。
参考リンク: