Biziblがアバター登壇機能の申込受付を開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 10:16
Bizibl アバター登壇
開催日:9月24日

登壇者の“代替”を可能にする新機能:アバター登壇の全体像
2025年9月24日08時30分、株式会社Bizibl Technologies(本社:東京都千代田区、代表取締役:花谷 燿平)は、ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl(ビジブル)」における新機能「アバター登壇機能」の利用申し込み受付を開始したと発表しました。本機能は、リップシンク技術を活用したアバターを登壇者としてウェビナーで発信させる仕組みを提供します。
目的は主に二つです。ひとつは退職などにより実際の登壇者が利用できなくなった過去コンテンツを半永久的に再活用できるようにすること、もうひとつは登壇者の時間的制約により新たなウェビナー開催が難しい場合でも、既存のホワイトペーパーや記事などを基にコンテンツ生成を行えるようにすることです。Biziblは自動ウェビナー機能によるアーカイブ配信の支援実績を持ち、この機能はその延長線上にあります。
実現手段と狙い
本機能はリップシンク技術を中核にし、音声とアバターの口元や表情を自然に同期させることで、視聴者に違和感の少ない登壇表現を実現します。また、従来のアーカイブ配信と組み合わせることで、制作済みコンテンツの利用価値を高めることを狙いとしています。
企業はこれにより、制作したウェビナーを資産化し、時間や人員の変動に左右されずに継続的に配信できる体制を構築できます。特にリード育成やコンテンツマーケティングで長期的な資産活用が求められる場面で有効です。
- リップシンク技術:音声波形に合わせた口元・表情の同期
- 半永久的な再配信:退職者が登壇した過去のウェビナーの再活用
- コンテンツ再構築:ホワイトペーパーや記事を元にアバター登壇型ウェビナーへ変換
現場の課題が生んだ開発背景と求められる解決策
Biziblはこれまで自動ウェビナー機能を提供し、アーカイブ配信を通じたマーケティング支援を行ってきました。その中で顧客からは、登壇者の退職やスケジュールの都合により、優良なコンテンツが活用されないまま埋もれてしまうという声が寄せられていました。
具体的には、「登壇者が会社を退職してしまい、過去のコンテンツを再配信できなくなってしまった」「ホワイトペーパーや記事など優良なコンテンツは既にあるが、登壇者のスケジュールが合わず、新たなウェビナーを生み出せない」といった事情が報告されており、これらの課題を解消するための技術的・運用的なソリューションが求められていました。
顧客からの課題と想定される利用ケース
今回の機能は、過去資産の有効活用と新規コンテンツ生成という二つのニーズに対応します。退職者の登壇分をそのまま残すことでブランド資産を維持できる点、スケジュール調整困難な状況であってもコンテンツを増やせる点が主な利用ケースです。
また、営業やマーケティング部門が限られたリソースで継続的に情報発信を行う際に、アバター登壇を組み込むことで運用の効率化が期待できます。これにより、人的コストやスケジュール調整の負荷を低減しつつ、視聴者接点を増やすことができます。
- 課題
- 登壇者の退職やスケジュール都合によるコンテンツ活用の停滞
- 解決の方向性
- アバターを活用した半永久的な配信と、既存コンテンツのウェビナー化
導入企業向けの申し込み方法と研究開発協力の案内
本機能は年内リリースを目標に研究開発を進めており、正式リリース前に研究開発に協力いただける導入企業を募集しています。募集はBiziblを既に導入している企業を対象としており、新たにBiziblを導入する企業は対象外となります。
利用申し込みは専用の問い合わせフォームから受け付けています。申し込み時にはフォームの「お問い合わせ・ご要望の詳細」欄に希望内容を明記してください。受付開始の告知通り、申し込み受付は既に開始されています。
申し込み方法の手順と注意点
申し込みの手順は簡潔です。まず下記のフォームにアクセスし、Bizibl導入企業である旨と協力希望を記載してください。記載内容をもとに、Bizibl側より折返しの連絡が行われます。
- 問い合わせフォームにアクセス:
https://bizibl.tv/inquiry/service - フォームの「お問い合わせ・ご要望の詳細」欄に「アバター登壇機能 研究開発協力 希望」等を明記
- 送信後、担当者から案内と今後の進め方に関する連絡が届く
注意点として、募集はBizibl導入企業に限定される点、研究開発協力のため要件やスケジュール調整が必要になる可能性がある点を事前に理解しておく必要があります。
技術的ポイント、提供範囲、関連情報の整理と要約表
アバター登壇機能は技術的にはリップシンクを核としつつ、既存コンテンツの音声化やスクリプト化、そして視覚的なアバター表現の設定を組み合わせて運用されます。これにより退職者が登壇した映像や新たに生成した音声素材から自然な登壇表現を作成します。
運用面では、既存コンテンツの著作権・肖像権等の確認や、アバター表現に関する企業ポリシーの策定が必要です。Biziblは導入企業と協議の上で技術実装と運用設計を進める形になります。
技術・運用上のポイント
アバター登壇の導入に当たっては、音声の品質やスクリプト精度が視聴体験に直結します。自然な表現を確保するために、音声合成やナレーションの品質チェック、アバターの表情やジェスチャ設定が重要です。また、過去の動画素材を利用する場合は編集方針の確認、必要に応じた同意取得が必要になります。
管理面では、配信スケジュールやバージョン管理、アクセス制御といった運用プロセスを整備することで、半永久的なコンテンツ再配信の体制を安定して維持できます。Biziblはこれらを含む導入支援を想定しています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月24日 08時30分 |
発表企業 | 株式会社Bizibl Technologies(本社:東京都千代田区、代表取締役:花谷 燿平) |
プロダクト | ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」内の新機能「アバター登壇機能」 |
主な機能 | リップシンクによるアバター登壇、既存コンテンツのウェビナー化、半永久的な再配信 |
対象 | Bizibl導入企業に限定して研究開発協力の申込を受付 |
申し込み方法 | 問い合わせフォームにて「お問い合わせ・ご要望の詳細」欄へ希望を記載。URL: https://bizibl.tv/inquiry/service |
リリース時期 | 年内リリースを目標(研究開発を進行中) |
関連カテゴリ・キーワード | カテゴリ:システム・Webサイト・アプリ開発、マーケティング・リサーチ キーワード:ウェビナー、コンテンツマーケティング、Bizibl、SaaS、アバター登壇、マーケティング |
画像素材 | 本リリースで使用されている画像ファイルのダウンロードが可能(プレスリリース素材として提供) |
上記の表は本記事で伝えた発表の要点を整理したものです。発表内容には、新機能の目的、技術的な核であるリップシンクの活用、過去コンテンツの資産化、登壇者の時間的制約を解消する点、年内リリースを目指す研究開発の進行と、Bizibl導入企業を対象とした研究開発協力の募集、申し込みフォームのURL(https://bizibl.tv/inquiry/service)など、プレスリリースに記載された全ての主要情報を含めています。