Visa、中学生向け副教材『未来クリエーター』を5都県へ2万部配布

中学校向け金融教材配布

開催日:6月1日

中学校向け金融教材配布
この副教材ってどの中学校でももらえるの?
配布対象は副教材としての活用を希望した中学校で、東京都・埼玉・千葉・静岡・石川県の学校に向けて2025年6月より約2万部を順次配布しています。全国一律ではありません。
Visaデビットって何がいいの?
Visaデビットは銀行口座と直結しており支払額が即時引き落とされるため使いすぎを防ぎやすく、利用履歴をすぐ確認できるので親子で安心して初めてのキャッシュレス体験に使えます。

中学生と保護者をつなぐ副教材「未来クリエーター」の狙いと制作体制

ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)は、株式会社ソーシャルサービス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:白形 知津江)と協働し、中学生向け副教材『未来クリエーター~ 未来をつくる お金の使い方にどきどき』を制作・配布したことを発表しました。プレスリリースの発表日時は2025年9月24日10時00分です。

この副教材は中学生本人が「お金の使い方」を主体的に考えるきっかけを提供すると同時に、家庭内での対話を促す構成になっています。制作にあたっては、若年層の金融理解を深めるという目的から、学校での授業利用を想定した実践的な内容の取りまとめが行われています。

制作と協働の背景

制作主体であるVisaは、決済ネットワーク事業者としての立場から金融リテラシー向上への関与を進めています。一方、ソーシャルサービスは教育コンテンツ制作の経験を有しており、両者の強みを組み合わせる形で副教材が仕上げられています。

プレスリリースには両社の所在地や代表者名が明記されており、制作・配布のプロセスや想定活用場面についても具体的に示されています。本稿では発表資料に記載された内容を網羅して紹介します。

冊子の構成と学習内容の詳細

本冊子は大きく前半の「学び」パートと後半の「体験」パートで構成されています。前半では各種の支払い方法やその特徴を整理し、後半ではトラブルQ&Aや将来の一人暮らしを想定したシミュレーションなどを通じて、学んだことを自分ごと化できる仕掛けがあります。

支払い方法の解説では、現金、電子マネー、プリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、コード決済といった代表的な手段を取り上げ、それぞれの特徴や使い方のポイントを平易に説明しています。

学びの内容(前半)
  • 現金の特徴と使いどころ
  • 電子マネーとプリペイドカードの仕組み
  • クレジットカードとデビットカードの違い
  • コード決済(バーコード/QR決済)の特性
体験の内容(後半)
  • お金のトラブルQ&A(事例と対処法)
  • 将来の一人暮らしを想定した支出シミュレーション
  • 保護者との対話を促すワークシート

解説は中学生が読みやすい言葉で整理されており、保護者との会話を引き出す設問やワークも配されています。具体的な金額や契約に関する注意点、利用履歴の確認方法など、実生活で役立つ情報が網羅されています。

キャッシュレス体験としての提示と推奨

Visaは初めてのキャッシュレス体験としてVisaデビットを推奨しています。Visaデビットは銀行口座と直結して支払いが行われるため、利用した金額が即時に口座から引き落とされる点が特徴です。

プレスリリースでは、Visaデビットの利点として「使いすぎの心配が少ないこと」「利用履歴をすぐに確認できること」「親子で安心して利用できる決済手段であること」を挙げています。こうした観点から、子どもたちが健全な金銭感覚を身につける入り口としての提案がなされています。

配布規模・配布先・授業での活用方法

本冊子は2025年6月より、約2万部が順次配布されました。配布対象は副教材としての活用を希望する中学校で、配布地域は東京都、埼玉県、千葉県、静岡県、石川県の5都県です。

配布後は各校の授業での活用が想定されており、具体的には社会科、技術・家庭科、総合的な学習の時間に取り入れられています。学級単位や校内のキャリア教育、保護者参加型の学習活動でも利用できる構成です。

  1. 配布部数:およそ2万部(2025年6月より順次配布)
  2. 配布地域:東京都、埼玉県、千葉県、静岡県、石川県
  3. 想定活用教科:社会科、技術・家庭科、総合的な学習

各校での活用は、教材としての配布にとどまらず、授業設計の工夫で保護者との対話を促し、家庭での実践につなげることが期待されています。教材には教員用の活用ヒントも含まれている旨が示されています。

公開資料、Visaの取り組みと企業情報

本冊子のコンテンツはデジタルビューアでも公開されており、次のURLから閲覧が可能です。
https://mirakuri-sensei.jp/digicata0462506

さらに、Visaは今回の冊子に加え、さまざまな形で金融知識を学べる教材や情報をWeb上で公開しています。Visaの関連ページは以下です。
https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/find-a-card/debit-card/pr.html#d640d4ca43

Visaについて

Visaは電子決済の世界的リーダーとして、200以上の国と地域で決済取引を通じて消費者、加盟店、金融機関、政府機関をつないでいます。ミッションは利便性・信頼性・安全性の高い決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、経済の繁栄に貢献することです。

詳しい情報は英語サイトVisa.comまたは日本語サイトwww.visa.co.jpで公開されています。関連のコーポレート情報や取り組みの詳細はこれらの公式サイトを参照できます。

プレスリリースには、若年層が複数の決済手段や金融契約に接する機会が増えたこと、また2022年4月の成年年齢引き下げによって契約に関するリスクが変化している点が説明されています。こうした社会的背景を踏まえ、教育現場と家庭での対話を促す教材の提供が行われたことが明示されています。

情報の整理(要点の一覧)

以下の表に本記事で扱った主要な情報を整理しています。日付・配布数・配布地域・教材名・主体などを明確に示していますので、内容を確認する際にご活用ください。

項目 内容
発表日 2025年9月24日 10:00
教材名 『未来クリエーター~ 未来をつくる お金の使い方にどきどき』
制作・発表 ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(代表:シータン・キトニー)と株式会社ソーシャルサービス(代表:白形 知津江)
配布部数 約2万部(2025年6月より順次配布)
配布地域 東京都、埼玉県、千葉県、静岡県、石川県
想定活用教科 社会科、技術・家庭科、総合的な学習の時間
教材の構成 前半:支払い方法の学び(現金・電子マネー・プリペイド・クレジット・デビット・コード決済)/後半:Q&A、シミュレーション、保護者と行うワーク
推奨される決済手段 Visaデビット(口座直結、利用履歴の即時確認、使いすぎ防止の観点から紹介)
デジタルビューア https://mirakuri-sensei.jp/digicata0462506
関連情報(Visa) https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/find-a-card/debit-card/pr.html#d640d4ca43 および https://www.visa.co.jp/
企業情報(抜粋) Visa:電子決済の世界的リーダー。200以上の国と地域で決済ネットワークを運営。

本稿では、プレスリリースに含まれるすべての情報を網羅して整理しました。教材の配布規模や配布地域、教材の構成や公開先URL、制作協力の体制や企業情報までを確認いただけます。

参考リンク: