MyJCBが明細を色で可視化 カラータグ追加で見直し簡単に
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 14:44
MyJCBカラータグ追加
開催日:9月24日

支払い明細を「色」で整理できる――MyJCBアプリの新しい見える化機能
株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:二重 孝好)は、2025年9月24日12時00分に、会員専用アプリ「MyJCB」の機能強化を発表しました。今回のアップデートでは、クレジットカードのお支払い明細を会員自身が自由に分類・集計できるカラータグ機能が導入され、支出の傾向や内訳を視覚的に把握しやすくなっています。
新機能を利用するには、最新版のMyJCBアプリをダウンロードする必要があります。リリース文ではアプリの詳細やダウンロード案内への参照が示されており、アプリ更新後に本機能が利用可能となる点が強調されています。

カラータグ機能の概要と活用法
本機能は、明細ごとにユーザーが作成したカラータグを付与して分類できる点が特徴です。タグごとの集計やグラフ表示を通じて、月単位や期間ごとの支払い傾向を直感的に確認できます。
具体的な機能仕様は次の通りです。タグは最大10種類まで作成可能で、後から追加・編集が可能です。タグは自由に名前や色を設定でき、生活費・交際費・趣味・サブスクリプションなどユーザーの目的に合わせてカスタマイズできます。
- タグのカスタマイズ:お好きなタグを選んで開始、最大10種類まで設定可能。追加・編集が可能。
- 簡単操作で設定:明細をタップしてタグを設定、キーワードで検索して一括設定も対応。
- 自動タグ付け:一度タグ付けした店舗は、以後同じ店舗の明細に対して毎月自動でタグ分け。
- 可視化:カラータグごとの毎月の利用金額推移をグラフ表示、対象明細の絞り込み表示が可能。
これにより、月ごとの食費や交通費、サブスクなどの支出推移を色分けで比較でき、家計管理や支出見直しの判断材料として用いることができます。

操作の流れと実務的な使い方
タグ付けは明細画面でのタップ操作、もしくはキーワード検索による一括設定から行えます。初回は手動でタグ付けを行いますが、同一店舗の明細には自動的に以後タグが適用されるため、運用の負担は軽減されます。
次の手順で基本的な運用が可能です。明細を確認→タグを選択→必要に応じてキーワードで検索し一括設定→以後の自動振り分け。こうした流れにより、ユーザーは日々の明細確認作業と集計結果の閲覧を同一アプリ内で完結できます。
- タグ作成
- 色と名称を設定し、最大10種類まで作成できます。後からの編集・追加が可能です。
- タグ付与
- 明細をタップして個別に設定、またはキーワード検索で複数明細に一括設定できます。
- 可視化・絞り込み
- タグごとの月次推移グラフや、特定タグのみを抽出した表示が可能です。

実務上の注意点
本機能の利用には最新版のMyJCBアプリが必要です。アップデート前のバージョンでは本機能は利用できません。
個別の明細やキーワード検索による一括設定を行う際は、誤ったタグの適用を避けるために設定内容を確認する運用が推奨されます。自動タグ付けのルールは、同一店舗名に依存するため、店舗表記の揺れに留意すると良いでしょう。

デジタルコンシェルジュの表示範囲拡大 ― 一部会員の利便性向上
併せて、MyJCBアプリ内の「デジタルコンシェルジュ」機能もアップデートされました。対象は「JCBザ・クラス」「JCBプラチナ」会員で、これまではアプリからの依頼に対してのみアプリ上で回答を確認できました。
今回の変更により、電話で依頼したレストランやゴルフ場の予約などの回答も、MyJCBアプリ上で確認できるようになりました。会員が自分のタイミングで結果を確認できるため、応答の見落としを減らすことが期待されます。

確認方法と利用上のポイント
プレスリリースでは、回答結果の確認方法についてアプリ内の詳細や使い方の案内が示されています。デジタルコンシェルジュを利用した依頼結果は、該当会員がアプリでログインすることで閲覧可能です。
この機能改善は、電話でのやりとりに対する利便性を高め、外出先や業務中でも結果を確認しやすくすることを目的としています。ただし、対象は「JCBザ・クラス」「JCBプラチナ」会員に限られている点に留意が必要です。

MyJCBアプリの基本機能と利用環境、その他の案内
MyJCBは、JCBカード会員専用のWEBサービスであり、アプリはiPhoneおよびAndroidで利用可能です。今回のアップデートを含め、アプリでは利用金額やポイント残高の確認、メール配信による安全・安心のサポートなどが提供されています。
アプリ固有の利便性として、ID・パスワード入力が不要な簡単ログイン、直近のカード利用状況をグラフで表示する機能、不正使用検知に関するPUSH通知などが挙げられています。これらの機能は日常的なカード利用の把握やセキュリティの向上に寄与します。
- 対応端末:iPhone、Androidスマートフォン
- ログイン:ID・パスワード入力不要の簡易ログインに対応
- 通知:不正使用検知に関するPUSH通知を提供
- 表示:直近利用状況のグラフ表示に対応
なお、プレスリリース本文には「PDF版プレスリリースはこちら」との案内も含まれていますが、詳細やダウンロードはMyJCBアプリの案内ページを参照するよう案内されています。
今回のアップデートの要点を表で整理
以下に本リリースで示された主要項目を表にまとめ、本文で触れた点を整理します。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月24日 12時00分 |
発表者 | 株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:二重 孝好) |
対象サービス | 会員専用アプリ「MyJCB」 |
新機能(1) | お支払い明細のカラータグによる分類・集計機能(タグは最大10種類、追加・編集可、キーワード検索で一括設定、同一店舗は自動タグ付け、タグごとの月次グラフ表示・絞り込み表示) |
新機能(2) | デジタルコンシェルジュの回答表示範囲拡大(「JCBザ・クラス」「JCBプラチナ」会員:電話での依頼に対する回答もアプリ内で確認可能) |
利用条件 | 最新版のMyJCBアプリのダウンロードが必要 |
アプリの主な機能 | 利用金額・ポイント残高の確認、メール配信による安全サポート、簡易ログイン、直近利用状況のグラフ、不正使用検知のPUSH通知など |
案内資料 | プレスリリースPDF版あり(詳細はアプリ案内ページ参照) |
上表は、本件リリースで公表された機能追加と利用条件を整理したものです。カラータグによる分類とデジタルコンシェルジュの表示範囲拡大は、いずれも会員が自身の利用状況を手元で確認しやすくすることを目的にしています。利用の際は最新版アプリの導入と設定内容の確認を行うことが重要です。