10月18日開催:映画×経営学でヒットの数式を紐解く

映画×経営学トーク

開催日:10月18日

映画×経営学トーク
このイベントは誰が参加できるの?申し込みはどうするの?
一般の方から中高生・大学生まで参加可能で参加費は無料。定員は先着200名。申込はオンラインで2025/9/24〜10/11に受付、短縮URLから申し込めます。
登壇者って誰で、どんな話が聞けるの?
脚本家まなべゆきこ氏、プロデューサー武井哲氏、公野勉教授らが登壇。脚本の力や制作現場、資金計画など映画のクリエイティブと経営面を交差して語ります。

映画と経営学が交差する場面──シリーズ第二弾の位置づけと開催告知

文京学院大学経営学部は、コンテンツビジネスの実務と理論を結びつけるトークイベントシリーズ『ビジネス×コンテンツ=未来をプロデュースせよ』の第二弾として、講演会「映画×経営学:スクリーンの裏側に潜むヒットの数式」を開催すると発表しました。発表日は2025年9月24日13時00分で、イベント本体は2025年10月18日(土)に実施されます。

このシリーズは、経営学部で「プロデュースを学ぶ」ことを大テーマに、アニメーション、映画、音楽など多様なコンテンツ業界の第一線で活躍する実務家教員陣を招き、制作現場の実情とビジネス側の論理を交差させた対話を継続的に提供することを目的としています。本イベントでは、脚本家、映画プロデューサー、大学教員らが集い、物語づくりと経営判断の両面から映画のヒット要因を多角的に紐解きます。

今回の案内には、イベントの目的やシリーズ全体の趣旨、開催日時・場所、申込期間、登壇者のプロフィールが網羅されています。コンテンツ制作や企画・開発に関心のある一般の方から中高生、大学生まで幅広い層を想定した構成です。

「映画×経営学:スクリーンの裏側に潜むヒットの数式」10月18日(土)開催人気脚本家と映画プロデューサーからビジネス視点を学ぶ 画像 2

登壇者と進行陣:実務家と学識経験者による多層的な対話

登壇者は映画・脚本制作の実務経験を持つまなべゆきこ氏、プロデューサーとして国内外の共同企画開発に携わる武井哲氏、そして大学側から公野勉教授が参加します。進行役はニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、コメンテーターとして文京学院大学経営学部長の藤田邦彦教授が登壇します。

以下に各登壇者の経歴と主要な業績を整理します。プロフィールはイベント案内に記載された情報を網羅しています。

「映画×経営学:スクリーンの裏側に潜むヒットの数式」10月18日(土)開催人気脚本家と映画プロデューサーからビジネス視点を学ぶ 画像 3

まなべ ゆきこ 氏(脚本家)

まなべ氏は2004年に「A/PART」が函館港イルミナシオン 映画祭シナリオ大賞長編部門で佳作を受賞したことから脚本業のキャリアを開始しました。2009年には小説『おと・な・り~萌芽のころ~』を発表し、映画の前史を描くなど映像と書き物を横断する活動を続けています。

映画脚本・原作担当の主な作品には、『おと・な・り』(公開年表記はプレスによる原案が2004年、作品関連は2009年表記)や、2013年の『ジンクス』、『近キョリ恋愛』(2014)、『オオカミ少女と黒王子』(2016)、『劇場版 奥様は、取り扱い注意』(2021)、『サイレントラブ』(2024)、『逆火』(2025)、『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(2025)などがあります。小説執筆も行うなど物語構築の幅が広いことが特徴です。

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武井 哲 氏(有限会社PADMA 代表取締役・プロデューサー)

武井氏は大学卒業後、株式会社日本映画新社、株式会社東北新社を経て、有限会社PADMAを設立。映画やドラマのプロデュースを主導しています。近年は日韓合作映画「SEE HEAR LOVE」(2023/監督イ・ジェハン)を契機に海外との共同企画開発にも注力しています。

プロデューサー作品には中西健二監督『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(2025)、松本准平監督『パーフェクト・レボリューション』(2017)、押井守監督『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(2016)、英勉監督『貞子3D』(2012)・『貞子3D2』(2013)、およびNHK BSプレミアム『花へんろ特別編春子の人形』(2018/ATP賞優秀作品賞受賞)など多数が挙げられます。

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公野 勉 教授(文京学院大学経営学部)

公野教授は1991年に日本大学大学院政治学研究科を修了し、在学中に日本テレビの石橋冠監督に師事。その後円谷プロダクション、円谷映像、東北新社、ギャガ・コミュニケーションズ、日活などで制作・配給に関わり、長年にわたり映画制作の現場で経験を積んできました。

大学教員としては2004年に日本大学で講師、2005年には東京大学大学院で特任准教授を務め、2010年から文京学院大学経営学部教授に就任しています。監督作や製作作もあり、『維新烈風 天狗判官』(2018)、『蒼穹』(2019)、『HARD BLUE 蒼穹』(2022)などが挙げられます。

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藤田 邦彦 教授(文京学院大学経営学部長・教授)と吉田 尚記 氏(司会)

藤田学部長は博士(情報科学)を保有し、NTTでの研究職を経て文京学院大学に着任した情報科学分野の専門家です。専門は情報セキュリティ、人工知能、データ分析に基づく学修機序の解明などで、学部長は2022年から務めています。

司会を務める吉田尚記氏は慶應義塾大学文学部卒、ニッポン放送のアナウンサーで、マンガ、アニメ、アイドル、デジタル分野に精通しています。2012年にギャラクシー賞DJパーソナリティ賞を受賞しており、ラジオ・テレビ・イベント司会に幅広く出演することに加え、Vtuberとしての活動やVRイベントにも関与するなどメディア横断的な活動が特徴です。

当日の構成・議題と想定される対話の焦点

イベントは2025年10月18日(土)11時15分から12時15分(開場11時00分)に、本郷キャンパスS館5階コンソナホールで行われます。登壇者と司会・コメンテーターによる対話を軸に、脚本や映像表現の力と、それを支える事業計画や資金計画などの経営的側面が交差する議論が展開されます。

主な問答・議題として、プレスリリースで明示されたテーマをそのまま列挙すると以下のようになります。

  1. シナリオや映像の力が作品の魅力と市場性にどう作用するか
  2. 戦略的な経営判断がヒットにどう寄与するか
  3. 脚本家やプロデューサーになるためのキャリアパス
  4. テレビと映画での制作プロセスやビジネス面の違い
  5. メディア環境の変化を踏まえたドラマ・映画制作の今後

これらのテーマは、観客側が企画や開発、制作の現場に関する具体的な知見を得られるよう設計されています。制作現場のリアルとビジネスの論理を交差させるシリーズの趣旨に沿って、実務家と学者が互いの視点を補完しながら議論を深める機会となります。

参加方法・開催情報の詳細

イベントの対象は一般の方、ならびに中学生・高校生・大学生と幅広く、定員は先着200名です。参加費は無料で、申込期間は2025年9月24日(水)から2025年10月11日(金)までとなっています。応募方法はオンライン申込で、申込用の短縮URLが案内されています。

会場および開催詳細は下記のとおりです。主催は文京学院大学経営学部です。また、イベント案内ページのURLと申込用URLはプレスリリースで提供されているため、情報確認や申込の際は以下のリンクを参照してください。

  • 日 時:2025年10月18日(土)11時15分~12時15分(開場11時00分)
  • 場 所:文京学院大学 本郷キャンパス S館5階 コンソナホール
  • 定 員:先着200名
  • 参加費:無料
  • 申込期間:2025年9月24日(水)~2025年10月11日(金)
  • 対象:一般の方・中学生・高校生・大学生
  • 案内URL:https://www.bgu.ac.jp//business_contents/
  • 申込URL(短縮):https://x.gd/LMXH5

まとめ(要点整理)

以下の表は本記事で取り上げたイベントの主要な情報を整理したものです。申込期間や開催場所、登壇者の役割など、イベント参加を検討する上で必要な事項を網羅しています。

項目 内容
発表日 2025年9月24日 13時00分(文京学院大学発表)
イベント名 映画×経営学:スクリーンの裏側に潜むヒットの数式(『ビジネス×コンテンツ=未来をプロデュースせよ』Vol.2)
開催日時 2025年10月18日(土)11時15分~12時15分(開場11時00分)
場所 文京学院大学 本郷キャンパス S館5階 コンソナホール
登壇者 まなべゆきこ(脚本家)、武井哲(有限会社PADMA 代表取締役・プロデューサー)、公野勉(文京学院大学経営学部 教授)、藤田邦彦(文京学院大学経営学部長・教授・コメンテーター)、吉田尚記(ニッポン放送・司会)
対象 一般・中学生・高校生・大学生
定員 先着200名
参加費 無料
申込期間 2025年9月24日(水)~2025年10月11日(金)
案内URL https://www.bgu.ac.jp//business_contents/
申込URL(短縮) https://x.gd/LMXH5

本稿では、文京学院大学経営学部が主催するトークイベントの目的、登壇者の経歴と担当役割、当日の議題と実施概要を整理しました。講演は映画制作の物語面と経営面を往還する内容となるため、制作現場や企画・経営の両視点からの理解を深める機会として位置づけられています。

参考リンク: