10月1日開催|万博でシニアeスポーツGeeSports決勝
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 18:06
GeeSports大会決勝
開催日:10月1日

高齢化社会に向き合う新たな取り組みとしてのGeeSports
株式会社デジタルハーツホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:筑紫 敏矢、東証プライム:証券コード3676)が資本参加するGeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(以下、GeeSports LLP)は、エンターテインメントの力を通じて高齢化社会が抱える課題へ取り組むことを宣言しています。
GeeSports LLPは、加齢に伴う身体機能の低下に左右されず楽しめるゲームをデザインし、それをシニアeスポーツとして定義することで、シニア世代の生きがいや自信の創出、世代間のコミュニケーションの創発を目指しています。ゲーム体験を通じてシニアが“Exciting”を感じ、周囲に“Empower”する効果を期待するというコンセプトが掲げられています。

定義と狙いの詳細
GeeSportsの基本方針には「シンプルな操作」「声を掛け合う協働」「誰もが楽しめる体験」の三つが含まれます。これらはゲームの設計やイベント運営、参加者の募集基準にも反映されます。
具体的活動としては、GeeSports用に障壁を取り除いたゲームの開発、イベント開催、意見交換を通じた健康維持や認知症予防への取り組みの検証、社会参加や多世代交流の促進などが挙げられます。
10月1日開催:『GeeSports大会 決勝』の当日概要
GeeSports LLPは、2025年日本国際博覧会(以下、「2025 大阪・関西万博」)の会場である夢州にて、国際高齢者デーにあたる10月1日(水)にシニアeスポーツ大会『GeeSports大会 決勝』を開催します。
決勝大会は、65歳以上の選手による3名1組のチーム戦で構成され、計6チームが参加して優勝チームを決定します。来場者であれば誰でも観覧可能ですが、会場座席数に限りがあり座席は先着順です。着席観覧を希望する場合は早めの来場が案内されています。
開催日時・会場・観覧に関するポイント
開催日程は10月1日(水)13:30〜15:45(開場13:00)、会場は「2025年日本国際博覧会 フェスティバル・ステーション」です。観覧は万博来場者であればどなたでも可能ですが、座席数に限りがあるため立ち見となる場合がある点が明記されています。
観覧に関する注意事項として、座席は先着順での案内、会場の混雑状況によっては入場制限があり得ること、そして安全確保のための運営ルールに従う必要があることが想定されます(プレスリリース本文中の運営詳細に基づくものです)。
競技タイトル『Gerogue(ジェローグ)』——設計意図とゲーム性
決勝で使用されるGeeSports用ゲームは『Gerogue(ジェローグ)』と呼ばれるタイトルです。本作は「シンプルな操作」「声かけによる連携」「誰もでも楽しめる設計」を実現することを目的に開発されました。
作品世界は2072年を舞台に、テクノロジーが人々の身体を支配する社会が描かれます。生身のまま老いを重ねて抵抗する人々が「Gerogue」と呼ばれ、プレイヤーはその一員としてテクノロジーの支配に立ち向かいます。
ゲームシステムの特徴
- 3対3のチームバトル:チーム単位で戦うアクションシューティング×ロボットバトル。
- 直感的操作:わずか3つのボタンのみで操作可能な設計により、年齢や操作経験を問わず参加しやすい。
- 独自要素:「じゃんけん」や「合体」といった連携要素が組み込まれており、声かけによる協働が勝敗に影響する。
これらの設計により、子供からシニアまで幅広い層が同じ舞台で楽しめることを目指しています。なお、リリースについては本プレスリリース時点で予定がなく、発表されているゲーム画面は開発中のものです。
プログラム詳細・参加団体・主催者情報
大会当日は6チームによる決勝戦以外にも複数の催しが予定されています。プロeスポーツチームによるエキシビジョンや、ゲーム主題歌のライブなどが組み込まれ、多面的にゲームの魅力を伝える構成です。
また、運営・事業化に関する背景として、デジタルハーツグループはGeeSportsを通じてシニアが健康で質の高い生活を送れる未来社会の実現支援を目指しています。事業化により新たな雇用創出や持続可能な企業運営、ゲーム市場全体の活性化を期待しています。
大会プログラム(予定)
- 13:00 開場
- 13:30 決勝トーナメント(6チームによる決勝戦)開始
- エキシビジョンマッチ:プロeスポーツチーム『DetonatioN FocusMe』および『FENNEL』によるデモマッチ
- ゲーム主題歌ライブ:歌手 宮本益光氏による主題歌披露
- 15:45 終了(予定)
上記はプログラムの主な流れであり、当日の進行や時間配分は一部変更される可能性があります。
参加チーム・協力団体(五十音順、敬称略)
GeeSports LLPが提唱するGeeSportsに賛同した事業者・団体から、65歳以上の3名1組による6チームが出場します。参加団体は以下の通りです。
- 一般財団法人新潟県老人クラブ連合会
- 株式会社学研ココファン
- Genki Group 株式会社サンガジャパン 西日本支社
- 公益財団法人 亀岡市福祉事業団
- 社会福祉法人 上三川町社会福祉協議会
- メディカル・ケア・サービス株式会社
これらの団体は高齢者向け活動や福祉サービスに関与する組織であり、地域性や組織の特徴を活かした参加が見込まれます。
まとめ:開催情報と要点の整理
以下の表は本記事で紹介した『GeeSports大会 決勝』の主要情報を整理したものです。開催日時や参加要件、会場、使用ゲーム、関連組織などを端的にまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
主催 | GeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(GeeSports LLP) (株式会社デジタルハーツホールディングスが資本参加) |
開催日 | 2025年10月1日(水) 国際高齢者デー |
時間 | 13:30〜15:45(開場13:00) |
会場 | 2025年日本国際博覧会 フェスティバル・ステーション(夢州) |
参加条件 | 65歳以上、3名1組のチーム編成。合計6チームでの決勝戦 |
参加団体(代表) | 一般財団法人新潟県老人クラブ連合会、株式会社学研ココファン、Genki Group 株式会社サンガジャパン 西日本支社、公益財団法人亀岡市福祉事業団、社会福祉法人上三川町社会福祉協議会、メディカル・ケア・サービス株式会社(五十音順) |
使用ゲーム | 『Gerogue(ジェローグ)』:2072年を舞台とした3対3のアクションシューティング×ロボットバトル。操作は3つのボタンで“じゃんけん”や“合体”要素を含む。開発中で現時点で発売予定はない。 |
付帯プログラム | プロeスポーツチーム『DetonatioN FocusMe』『FENNEL』によるエキシビジョンマッチ、歌手 宮本益光氏によるゲーム主題歌ライブなど |
観覧 | 万博来場者であれば観覧可能。座席数に限りがあり、座席は先着順。 |
デジタルハーツグループについて | グループミッション「SAVE the DIGITAL WORLD」のもと、デバッグ、ローカライゼーション、マーケティング支援等のサービスを提供し、ゲーム・エンターテインメント業界を支える企業群。公式サイト:https://www.digitalhearts-hd.com/ |
プレスリリース発表日時 | 2025年9月24日 16:00(株式会社デジタルハーツホールディングス発表) |
本稿ではプレスリリースの情報を基に、『GeeSports大会 決勝』の目的、開催概要、使用タイトル『Gerogue』の特徴、参加団体および付帯プログラムを整理しました。大会はシニアが楽しめる設計と多世代交流のきっかけづくりを意図しており、2025年の万博会場で実施される決勝大会を通じて、ゲームを介した社会的な効果の検証や議論が進むことが期待されています。
以上。※すべてのブランド、製品名、会社名、商標、サービスマークは各社に権利が帰属します。
参考リンク: