Switch2対応 高速microSD『HS‑TF‑G3 Pro』が数量限定で再入荷
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 10:10
HS-TF-G3 Pro少量再入荷
開催日:9月25日

Switch2対応のmicroSD Expressカードが少量再入荷 — 発売開始と背景
2025年9月25日 10時00分付で公開されたプレスリリースによると、株式会社Taurusが取り扱うHIKSEMIブランドのmicroSD Express対応メモリーカード「HS-TF-G3 Pro」が本日より各ECモールで数量限定の先行販売を開始しました。前回の発売では即完売となった製品であり、今回の入荷量はごく少量にとどまるため、在庫がなくなり次第予約販売へ切り替わる予定です。
発表文では、「確実に手に入れたい方はお早めにご注文ください」との案内があり、購入はお一人様1点限りとされています。出荷・販売開始は本日付で、公式オンラインショップやAmazon、Yahooショッピングの各公式ページでの購入が可能です。
- 公式オンラインショップ:https://monster-storage.stores.jp/items/68590d17e080d970be2c95f5
- Amazon公式:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FJL9N5ZB
- Yahooショッピング公式:https://x.gd/hsfvl
プレスリリース冒頭には「高性能ストレージ製品を展開するHIKSEMIは、Nintendo Switch2に対応したmicroSD Express規格のメモリーカード『HS-TF-G3 Pro』を数量限定で再入荷しました」と明記されており、Switch2での動作確認が取れている点が強調されています。

HS-TF-G3 Proの性能と活用シーン
HS-TF-G3 Proは、SDアソシエーションが定めるmicroSD Express規格に準拠し、PCIeおよびNVMeインターフェースを採用した次世代の高速メモリーカードです。SSD開発で培った技術をベースに、最大読込速度900MB/sを実現しています。
従来のmicroSD UHS-I規格(最大200MB/s)と比較すると約4倍の速度となり、ゲーム用途や高解像度動画撮影など高負荷な処理に適しています。プレスリリースでは具体的に、ゲームにおけるアプリケーション起動時間の短縮やオープンワールドゲームのシーン切替、ダンジョンロード時の待ち時間軽減など、より没入感の高い体験をサポートすると記載されています。

主な利用用途と期待される効果
本製品はNintendo Switch2のストレージ拡張の用途に加え、4K・8Kでの高解像度動画撮影や大容量データの高速読み書きが必要な場面での利用が想定されています。転送速度の向上は、書込・読込の待ち時間短縮だけでなく、バックグラウンドでのデータ処理やゲームの動的ストリーミングにも寄与します。
ただし、microSD Express非対応の機器では自動的にUHS-Iモードへ切り替わり、転送速度は制限される点が明記されています。購入前に利用予定機器がmicroSD Express対応かどうかを確認する必要があります。

製品仕様と細部の数値 — HS-TF-G3 Proのラインナップ
HS-TF-G3 Proは容量ラインナップとして256GB、512GB、1TBの3種類が用意されており、いずれのモデルも最大読込速度900MB/s、最大書込速度620MB/sを公表しています。アプリケーションクラスはA2、持続転送スピードクラスはClass10、V30、U3に対応しています。
プレスリリースには動作温度帯や重量、インターフェース表記など詳細な仕様が記載されています。以下は発表文に記載された正式な仕様表の内容そのままです。
モデル | 容量 | 最大読込速度 | 最大書込速度 | 持続転送スピードクラス | インターフェース | アプリケーションクラス | 動作温度 | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HS-TF-G3 Pro 256G | 256GB※1 | 900 MB/s※2 | 620 MB/s | Class10、V30、U3 | PCIe 3.1 / NVMe(microSD Express規格)、UHS-I | A2 | -25℃ ~ 85℃ | 1g |
HS-TF-G3 Pro 512G | 512GB※1 | 900 MB/s※2 | 620 MB/s | Class10、V30、U3 | PCIe 3.1 / NVMe(microSD Express規格)、UHS-I | A2 | -25℃ ~ 85℃ | 1g |
HS-TF-G3 Pro 1T | 1TB※1 | 900 MB/s※2 | 620 MB/s | Class10、V30、U3 | PCIe 3.1 / NVMe(microSD Express規格)、UHS-I | A2 | -25℃ ~ 85℃ | 1g |
脚注は以下のとおり記載されています。容量表記についてと性能表記の条件が明確に示されています。
- ※1
- 容量は1兆バイトを1TB、10億バイトを1GBとして表記しています。実際に使用可能な領域は、システムファイル領域があるため、表示されている内容より少なくなります。
- ※2
- HIKESEMI内部テストによります。実際の性能は環境によって異なる場合があります。表記速度にはSD変換アダプターを使用した場合の性能は含まれません。microSD Express非対応の機器では、自動的にUHS-Iモードへ切り替わり、転送速度も制限されます。
価格・販売条件と購入時のポイント
販売価格はモデルごとに設定されています。プレスリリースの記載価格は税込で、下記のとおりです。
- HS-TF-G3 Pro 256G:9,800円(税込)
- HS-TF-G3 Pro 512G:18,800円(税込)
- HS-TF-G3 Pro 1TB :36,800円(税込)
販売は本日より各ECモールを通じ数量限定で開始され、在庫がなくなり次第予約販売へ切り替わります。購入はお一人様1点までの制限がありますので、複数購入を検討している場合は注意が必要です。
販売チャネルと購入条件
販売チャネルは公式オンラインショップ、Amazon公式、Yahooショッピング公式の3ルートがプレスリリースで明記されています。少量入荷のため、購入のタイミングで在庫がない可能性が高い点が案内されています。
購入時には次の点に留意してください。microSD Express非対応機器では性能が制限される点、容量表記と実際に使える容量の違い、表記速度は内部テスト値であり環境依存である点が明記されています。
耐久設計、規格表記、注意点
HS-TF-G3 Proは耐久性を重視した設計で、動作温度帯は-25℃から85℃に対応しています。X線や静電気に対する保護も施されており、ゲームデータや映像コンテンツなど重要なデータを保護することを想定した高信頼ストレージとして設計されています。
製品仕様の最後には、製品デザインや仕様は予告なく変更される場合がある旨、ならびに各種商標表示に関する注記が記載されています。microSDXCロゴやNVMe、PCIeなどの商標表記に関する注意も含まれます。
利用時の注意事項と互換性
製品を利用する際の主な注意点は次の通りです。まず、利用機器がmicroSD Expressに対応しているかどうかを事前に確認する必要があります。対応していない機器ではUHS-Iモードに切替わり、最大転送速度は低下します。
また、製品に関する性能値は内部テストに基づくものであり、実運用環境ではアクセス方法やホストデバイスの仕様、ファイルシステム、SD変換アダプターの有無などにより差異が生じます。販売条件としては少量入荷であること、お一人様1点限りの制限が適用されることが重要です。
- 商標・表記
- microSDXCロゴは、SD-3C, LLCの商標です。NVMe は NVM Express, Inc. の商標、PCIe および PCI Express は PCI-SIG の登録商標です。その他のシステム名および製品名は各メーカーの登録商標または商標です。
- 仕様変更
- 予告なくデザイン・仕様を変更する場合があります。
要点の整理
以下に、本記事で取り上げたHS-TF-G3 Proの主要情報を表形式でまとめます。購入検討や比較検討を行う際の参照として利用してください。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | HIKSEMI HS-TF-G3 Pro (microSD Express) |
発表日 | 2025年9月25日 10時00分 (プレスリリース発表日時) |
取り扱い | 株式会社Taurus / HIKSEMI |
容量ラインナップ | 256GB、512GB、1TB |
最大読込速度 | 900 MB/s(内部テスト値) |
最大書込速度 | 620 MB/s |
価格(税込) | 256G: 9,800円 / 512G: 18,800円 / 1TB: 36,800円 |
販売開始 | 本日より各ECモールで数量限定販売(在庫切れ次第予約販売へ切替) |
購入制限 | お一人様1点限り |
動作確認 | Nintendo Switch2での動作確認済み |
購入リンク | 公式ショップ / Amazon / Yahooショッピング(本文内リンク参照) |
上の表は、プレスリリースに明記された情報を整理したものです。性能や互換性、販売条件などの点は本文で詳細に触れているため、購入の際は仕様表や注意書きを確認のうえ、対応機器の有無や用途に合わせた容量選定を行うことが推奨されます。