『タイニーメタル2』発表 海戦追加で協力プレイ強化
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 11:26
タイニーメタル2発表
開催日:9月25日

シリーズ最新作『タイニーメタル2』の発表と基本情報
2025年9月25日、株式会社AREA35はウォー・ストラテジーゲームシリーズの最新作となる『タイニーメタル2(TINY METAL 2)』を正式発表しました。プレスリリースは同日10時00分に公開され、対応プラットフォームは現時点でPCが明記されています。発売は2026年を予定しており、その他機種については追って発表される予定です。
本作は2017年発売の『タイニーメタル』、2019年の『タイニーメタル 虚構の帝国』に続くシリーズ作品で、アルテミシア軍のネイサンらを中心とした新たなストーリーが描かれます。開発元は株式会社AREA35、販売元はAREA34, Inc.となっています。

リリース周辺の公式情報と権利表記
公式サイトや公式SNSの各種リンクが公開されています。Steamページは2025年9月25日公開予定で、ストアページIDは3003430です。価格は未定と発表されています。
権利表記: ©2025 AREA 35, Inc. ©2025 Hiroaki Yura All rights reserved. TINY METAL® is a registered trademark of AREA 35, Inc.
- 公式Webサイト: https://tinymetal.com/
- 公式YouTube: https://www.youtube.com/@TINYMETALGAME
- 公式X(旧Twitter): https://x.com/tinymetalgame
- 公式Facebook: https://www.facebook.com/tinymetalgame
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/tinymetalgame/
- Steamページ(公開予定): https://store.steampowered.com/app/3003430/

ゲームプレイの新要素とモード構成
『タイニーメタル2』はターンベースの戦略シミュレーションというジャンルを基盤に、前作からの陸・空戦に加えて新たに海戦要素を導入します。戦艦や潜水艦などの海軍ユニットが登場し、海上戦を組み合わせた戦術の幅が拡張されます。
また全ゲームモードで協力プレイに対応する点も大きな特色です。キャンペーンや対戦を含むすべてのモードで、オンラインおよびオフラインの両方の協力プレイが可能となっており、資源共有や包囲戦術など協調した戦闘が行えます。

マルチプレイと協力プレイの詳細
協力・対戦は様々なチーム編成に対応しており、2v1、2v2、4v2のような非対称マッチや最大8人が参加する大型マップでのプレイも用意されています。ローカルCo-op(オフライン協力)にも対応し、友人や家族と同じ画面や同一LANで遊ぶことも想定されています。
これにより、従来のシングルプレイ主体の戦略ゲームとは異なるマルチプレイヤー体験が提供されます。マップサイズやユニットの配置が戦術に与える影響は大きく、海上ユニットの導入により地形と海域の連携が重要になります。
- 協力プレイ: オンライン・オフライン対応
- マッチ形式の例: 2v1、2v2、4v2など
- 最大参加人数: 8人(大型マップ)
キャンペーンの世界観とコマンダーシステム
キャンペーンモードはシリーズの流れを汲むストーリーラインを継承しつつ、新たな脅威と政治的駆け引きを描きます。主人公ネイサン・グリースを中心に、ジパングやアルテミシア王国など地理的にも多彩な舞台での戦いが展開します。
物語の中核には50年前の英雄「アドニス」の帰還と、それをめぐる各国の思惑、そして師であるリンドバーグから託された装置「アルテミシアの星」を巡る争いがあります。プレイヤーはこれらの情勢の中で軍を指揮し、戦略的判断を下していくことになります。
コマンダーとユニットの特徴
本作では15種類以上のコマンダーが用意され、前作の復活キャラクターに加えて10人の新キャラクターが登場します。各コマンダーは特定ユニットに対するパッシブバフや、戦況を一変させるウルトラパワーを所持しており、選択するコマンダーによって戦術の組み立て方が大きく変化します。
海戦要素の導入に伴い、海軍ユニット(戦艦・潜水艦など)やそれらに対応する対海ユニットの運用が重要となります。コマンダーの能力とユニット構成の相性を見極めることが勝利の鍵となります。
- コマンダー数
- 15種類以上(前作キャラクターと10人の新キャラクターを含む)
- ユニットカテゴリ
- 陸・空・海の各ユニット。新たに戦艦、潜水艦などの海軍ユニットを追加
- マップ
- 最大8人参加の大型マップを含む多様な戦場構成
開発体制、参加クリエイター、声優情報
本作の開発には外部の著名スタジオやクリエイターも参加しています。Netflixで世界独占配信中の『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』を共同制作したスタジオSAFEHOUSEがプロジェクトに参加し、キャラクターやユニットを含むグラフィック表現を全面的に刷新しています。
さらに、『オーバーウォッチ』の世界観とストーリーを担当した元Blizzard Entertainmentのマイケル・チュウ(Michael Chu)が脚本を担当しており、物語面での表現強化が図られています。これにより視覚表現と物語構成の両面で新たな品質向上が見込まれます。
起用された声優とキャラクター紹介
前作に引き続き豪華声優陣が起用されており、今回は以下の主要キャストと担当キャラクターの情報が公開されています。いずれも作品世界の核を担う役割で、物語の進行に深く関与します。
- 豊永利行(ネイサン・グリース役)
- 本作の主人公。若き大尉から中佐へと昇進したネイサンは、ダンテやヴォルフラム、ノーラらと任務を遂行している。新設されたアルテミシア海軍の指揮を任されるが、50年前の英雄アドニスの帰還、そして「アルテミシアの星」を巡る陰謀に巻き込まれる。
- 小野大輔(アドニス役)
- かつての大戦で名を馳せた伝説の提督。消息を絶っていたが何らかの出来事を経てネイサンらの前に現れ、アルテミシア軍の戦線を指揮する重要な存在となる。
- 松田健一郎(ダンテ役)
- ディノルダ帝国との戦い以降、アルテミシア軍の中心として活躍するが、政治的な策略や望まぬ戦争に巻き込まれる中で忠誠心に揺らぎが生じていく。
発表では上記3名の参加が明示されており、その他の声優キャストについては続報が順次公開される予定とされています。
開発・販売の企業情報
開発元は株式会社AREA35、企画・開発を手がける企業としてPC/コンソール/モバイル向けにオリジナルゲームを制作しています。2017年にソニーミュージックとのパブリッシング契約で発売した「TINY METAL」は全世界で10万本を超える実績を持ちます。
販売はAREA34, Inc.が担当。AREA35はゲーム開発にとどまらず、ローカライズやコンセプトアート制作、デジタルツイン領域での開発など、グローバルなチーム体制で事業を展開しています。
要点の整理
以下の表に本プレスリリースで示された主要情報をまとめて整理します。本文中で触れた発売時期、プラットフォーム、開発体制、主要な参加クリエイターとキャスト、ゲームの主要要素などを一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
発表日 | 2025年9月25日 10:00(株式会社AREA35 プレスリリース) |
タイトル | タイニーメタル2(TINY METAL 2) |
ジャンル | ターンベース戦略シミュレーションゲーム |
発売時期 | 2026年予定 |
対応機種 | PC(その他機種は後日発表) |
価格 | 未定 |
開発元 / 販売元 | 開発元: 株式会社AREA35 / 販売元: AREA34, Inc. |
主要参加スタジオ・クリエイター | SAFEHOUSE(『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』共同制作)、Michael Chu(元Blizzard Entertainment、脚本) |
主要キャスト | 豊永利行(ネイサン・グリース)、小野大輔(アドニス)、松田健一郎(ダンテ)ほか続報予定 |
主なゲーム要素 | 海戦要素の導入(戦艦・潜水艦)、全モードでのオンライン/オフライン協力プレイ、15種類以上のコマンダー、最大8人参加の大型マップ |
公式リンク | 公式Webサイト: https://tinymetal.com/、Steamページ: https://store.steampowered.com/app/3003430/(9/25公開予定) |
権利表記 | ©2025 AREA 35, Inc. ©2025 Hiroaki Yura All rights reserved. TINY METAL® is a registered trademark of AREA 35, Inc. |
以上がプレスリリースの内容を基に整理した『タイニーメタル2』の主要な情報です。発売時期や対応機種、追加キャストや価格などの詳細は追って公式発表が行われる予定です。
参考リンク: