9/28開始 h.u.g-flowerが岐阜店再開へ 自社クラファンで300万挑戦
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 12:02
岐阜店再開クラファン
開催期間:9月28日〜11月12日

岐阜に根を張り直す挑戦 — 逆輸入型地方創生モデルの全容
横浜・東京でのブランド育成を経て、原点である岐阜へ資源と価値を還流させるという独自の取り組みが動き出します。株式会社HUG-FLOWER(本社:岐阜県岐阜市/代表:遠藤雄一)は、外部クラウドファンディングプラットフォームに依存しない形で自社ECサイトを期間限定でクラウドファンディング仕様に改修し、45日間で目標300万円の資金調達に挑戦します。
本プロジェクトは、単なる資金調達に留まらず、岐阜に製造・発送拠点を再構築し、地域特産を活用した商品開発と雇用創出につなげる点が特徴です。特設クラウドファンディングページは2025年9月28日20:00より公開され、同日からプロジェクトが開始されます。

プレスリリースの公表日時とプロジェクト開始日
本件は2025年9月25日10:00に発表され、プロジェクト実施期間は2025年9月28日(日)〜2025年11月12日(水)の45日間です。特設ページは9月28日20:00公開、目標金額は300万円に設定されています。
このプロジェクトは「逆輸入型地方創生モデル」と銘打ち、横浜・東京で育てたブランド力を岐阜に還流させることを明確に目的としています。岐阜店の再開は2025年11月を予定しており、具体的な立地は岐阜県岐阜市早田栄町4-20です。

再出発の背景と事業上の課題
h.u.g-flowerは2008年に岐阜で花屋として創業し、2019年からはグルテンフリーのチーズテリーヌ専門ブランドとして事業を拡大してきました。これまでの累計販売本数は10万本を超え、1日最大で2,800本を販売した実績があります。ブランド名は横浜発の「ヨコハマチーズケーキ(通称ハマチー)」などで知られ、メディア露出やふるさと納税返礼品としての採用実績もあります。
しかし2023年、外部トラブルの影響により岐阜店を閉店せざるを得ない事態となり、物理的な製造キャパシティや保管スペース、人員体制の限界も明らかになりました。こうした背景から、「再び岐阜にお店をつくる」という想いと「持続可能な製造体制を築く」という課題が一致し、今回の再挑戦が立ち上がっています。

岐阜における役割
岐阜での再出発は、次の二つの役割を果たすことが期待されています。ひとつは「つくる」を支える製造拠点としての再構築、もうひとつは「とどける」を広げるための発送拠点・全国配送体制の強化です。これにより、製造・販売スタッフの雇用創出や地元生産者との取引拡大が見込まれます。
過去にも岐阜の特産(枝豆・飛騨モモ等)を活用した限定商品を販売し、それぞれ数百本が完売するなどの実績があります。今回の再開では飛騨リンゴなどの新素材も取り入れ、地域とともに食文化を発信する計画です。

自社クラウドファンディングの仕組みと特徴
本プロジェクトで採用された方式は、外部のクラウドファンディングサービスを利用せずに自社ECサイトをクラウドファンディング仕様に改修する「自社クラファン方式」です。これによりプラットフォーム手数料が発生せず、支援金を商品・特典・プロジェクト運営に直接還元できる点が大きなメリットとされています。
また、既に1万人を超える自社会員基盤が存在するため、新規会員登録や個人情報入力を不要とし、支援の敷居を低く保つ設計になっています。会員は支援したいと思った瞬間に最短操作で支援を完了できます。

ブランド世界観と参加設計
自社サイトで完結させることで、購入導線から体験、リターン紹介、物語の共有までブランドのトーンが統一されます。外部プラットフォームでは難しい細かな世界観の表現や、購入者との接点の保持が実現しやすくなります。
加えて、通常購入に加えて任意で追加応援ができる仕組みも導入されます。購入者は商品の対価を支払いつつ、さらに1,000円から任意の金額を支援として上乗せ可能で、その全額は岐阜店再開や製造設備に充てられます。特典は付与されませんが、商品の消費を通じた参加型の支援を促す設計です。

リターン概要と商品仕様の詳細
本プロジェクトのリターンは大きく分けて「通常商品」「期間限定商品」「追加応援プラン」の三種に整理されています。以下に各項目の具体的な内容と原材料情報などを記載します。
また、過去の限定商品として枝豆や飛騨モモを用いたチーズテリーヌが販売され、数百本完売の実績がある点は、岐阜素材を活用した商品への期待材料となります。

リターンと商品仕様
- 通常商品(既存のチーズテリーヌ)
- 商品名:チーズテリーヌ
- 特徴:有機農法で作られたバニラビーンズをたっぷり使用、乳製品は全て北海道産、小麦粉不使用(グルテンフリー)
- ブランドの定番商品としてオンライン販売や店舗で提供
- 期間限定商品(岐阜素材を使用)
- 商品例:飛騨りんごのチーズケーキ(2025年のプロジェクトでの導入予定)
- 過去例:枝豆や飛騨モモを使用したチーズテリーヌ(複数回の限定販売で完売実績あり)
- 追加応援プラン
- 購入に加えて1,000円〜任意金額の追加入金が可能
- 特典は付与されず、支援金はすべて岐阜店再開と製造設備に充当
このように、商品の品質や原材料の透明性を重視しつつ、地域素材を組み合わせることで差別化を図る計画です。

代表コメント、会社情報、店舗・問い合わせ先の一覧とまとめ
代表取締役の遠藤雄一氏は次のようにコメントしています。
「私たちは、失った岐阜にもう一度根を張ります。横浜・東京で育てたブランドを岐阜に還流させることは、単なる店舗再開ではなく、地域特産物の活用と雇用創出を軸に、地元経済を循環させる『逆輸入型地方創生モデル』への挑戦です。クラウドファンディングは資金を集める手段にとどまらず、共にブランドを育てる仕組みです。」
会社の沿革や事業内容も重要な要素です。2008年に花屋として岐阜で創業、その後2019年にグルテンフリーのチーズテリーヌ専門ブランドへ転換。現在は横浜・東京の店舗に加え、オンライン販売による全国展開を行っており、累計販売数10万本超の実績があります。
会社概要と店舗情報
- 社名
- 株式会社HUG-FLOWER
- 所在地
- 岐阜県岐阜市清761
- 代表者
- 代表取締役 遠藤 雄一
- 設立
- 2008年
- 事業内容
- グルテンフリーの洋菓子製造販売、ブランディング事業
以下に営業中の主な店舗情報と問い合わせ先を記載します。
- h.u.g-flower GIFU(2025年11月再開予定)
住所:岐阜県岐阜市早田栄町4-20 - h.u.g-flower YOKOHAMA
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1-1 貿易協会ビル1階/TEL:045-323-9380/OPEN:10:00-18:00 - h.u.g-flower TOKYO
住所:東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー地下1階/TEL:03-6447-4089/OPEN:11:00-20:00
公式ECサイトは https://89cheeseterrine.com 、公式Instagramは https://www.instagram.com/hugflower_inc です。問い合わせは横浜店(TEL:045-323-9380/MAIL:info89@hug-flower.jp)で受け付けています。
プロジェクト概要の要点整理(表)
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 逆輸入型地方創生モデル(h.u.g-flower 岐阜店再開) |
発表日 | 2025年9月25日 10:00 |
実施期間 | 2025年9月28日(日)〜2025年11月12日(水)/45日間 |
目標金額 | 300万円 |
特設ページ公開 | 2025年9月28日 20:00(自社ECにて公開) |
リターン | 通常商品(チーズテリーヌ)、期間限定商品(飛騨りんご等)、追加応援プラン(1,000円〜任意) |
素材の特徴 | バニラビーンズ(有機)、乳製品は北海道産、小麦不使用(グルテンフリー) |
過去実績 | 累計販売本数:10万本超、1日最大販売本数:2,800本、限定商品は数百本完売の実績 |
目的 | 岐阜での製造・発送拠点再構築、地域特産を活かした商品開発、雇用創出 |
会社情報 | 株式会社HUG-FLOWER(本社:岐阜市)、設立2008年、代表:遠藤雄一 |
上表は本プロジェクトの主要事項を整理したものです。資金調達の手法、実施期間、目標金額、リターンの内容、会社および店舗情報など、プレスリリースで示された全項目を網羅しています。
今回の取り組みは、都市で育てたブランドを地方へ還流させるという仕組みを通じて、地域資源の活用と地元雇用の創出を目指す構想です。オンラインでの支援は2025年9月28日20:00に公開される特設ページから行えます。問い合わせはh.u.g-flower YOKOHAMA(TEL:045-323-9380/MAIL:info89@hug-flower.jp)まで受け付けられています。
参考リンク: