国産ドローン「飛助」導入を丸ごと支援、アグリプラス開始
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 12:40
アグリプラス提供開始
開催日:9月25日

国産ドローン『飛助』が導入から運用までをワンパッケージ化
2025年9月25日、株式会社マゼックス、株式会社リタテラス(事業名:ファームコネクト)、三井住友海上火災保険株式会社の三社は、農業用ドローンの導入支援パッケージ『アグリプラスパッケージ』の提供開始を発表しました。発表は同日午前10時に行われ、各社の連携による包括的なサポート体制が明らかにされています。
このパッケージは、マゼックスの国産ドローン「飛助」シリーズを基軸に、補助金申請支援と保険を組み合わせることで、購入時の資金負担、行政手続き、運用リスクという導入の三大ハードルを同時に軽減することを目的としています。特に「飛助15 アグリプラスパッケージ」はフルオプション仕様として位置づけられ、現場での運用適応力を高める設計がなされています。
パッケージの基本構成と提供開始日
提供開始日はプレスリリース日と同じく2025年9月25日です。パッケージは複数の機種ラインナップで用意され、用途や圃場規模に応じて選択できます。導入時には補助金手続きの伴走サポートと初年度保険の付帯がセットされます。
機体の種類と価格は税別表示で以下の通り示されています。価格・仕様は時期やオプションにより変動することがあります。
機体名 | パッケージ名 | 価格(税別) |
---|---|---|
飛助15 | アグリプラスパッケージ | 260万円 |
飛助10 | アグリプラスパッケージ | 245万円 |
飛助mini | アグリプラスパッケージ | 168万円 |
三社の役割分担と提供するサービス内容
三社はそれぞれの専門性に基づき分担して支援を行います。マゼックスは機体の提供と保守、リタテラスは補助金申請支援、三井住友海上は保険引受によるリスク軽減を担当します。これにより、機体購入から実運用までの一貫した体制が実現します。
下記は各社の具体的な役割です。各担当が連携することで、補助制度の選定から申請書類作成、審査対応、現地での導入支援、保険の手続きまでを包括的に進めます。
マゼックス(機体)
マゼックスは国産ドローン「飛助」シリーズを開発・製造・販売し、全国100か所以上の販売代理店網を通じて導入からアフターフォローまでの支援体制を整えています。機体は高い飛行性能と耐久性を特徴とし、操作性にも配慮されています。
ラインナップは個人規模から大規模経営まで対応可能で、簡単操作でプロ品質の散布が行える点が強調されています。販売代理店網を通じた現地サポートにより、導入後のメンテナンスやトラブル対応も想定されています。
リタテラス/ファームコネクト(補助金支援)
リタテラスはファームコネクトの事業名で補助金申請の伴走支援を提供します。面倒な事務手続きや書類作成を、採択実績に基づくノウハウで支援する点が特徴です。
補助率については最大で約80%が示されていますが、これは制度・地域・申請内容により異なるため、実際の補助率や上限は個別に確認が必要です。最新の公募情報を踏まえ、最適な制度を提案する体制を整えています。
三井住友海上(保険)
三井住友海上は動産総合保険および賠償責任保険で機体損害(墜落・盗難など)や第三者への賠償責任を補償します。導入初年度の保険料は無償で提供される旨が示されていますが、補償範囲・上限・対象期間などは所定の加入条件や引受審査に基づくため、詳細は保険約款・ご案内で確認する必要があります。
初年度の無償提供は導入期の不安を軽減する措置として位置づけられています。万一の場合の迅速な対応体制を整えることが明記されています。
対象顧客・導入メリットと補足条件
『アグリプラスパッケージ』の主な対象は、散布作業の外注費削減や作業時間短縮を図りたい個人から法人の農家、営農受託や共同利用を行う協同組合や地域営農組織、そして水稲・麦・大豆・露地野菜・果樹など多様な作物を扱う現場です。現場の規模や用途に応じて機体を選択できるため、幅広い事業者に対応します。
導入による主なメリットは以下の通りです。補助金による費用負担軽減、保険によるリスク低減、そして国産機体の保守体制による長期的な運用維持の容易さが挙げられます。
- 費用面:補助金により初期導入費用の負担が軽減される可能性(最大約80%※制度・地域により異なる)。
- 手続き面:補助金申請サポートで書類作成や審査対応を伴走。
- リスク面:初年度保険無償で機体損害・賠償責任をカバー(条件あり)。
- 運用面:全国の販売代理店網とメーカーサポートで導入後のフォローを担保。
ただし補助金の採択は審査により不採択となる場合があり、補助率・上限は制度や地域で変動します。保険の無償適用についても引受審査や加入条件が適用される点が注意事項として示されています。
申込み・問い合わせの窓口
報道関係者向けの連絡先および一般的な問い合わせ先がプレスリリースで案内されています。取材、撮影、デモ見学の希望についても連絡が可能です。
問い合わせ先の情報は以下の通りです。具体的な手続きや現地デモの調整は記載の連絡先にて案内されます。
- 会社名
- 株式会社マゼックス
- 担当
- 中田
- TEL
- 072-960-3221
- company@mazex.jp
要点整理(表形式でのまとめ)
ここまでに記載した主要項目を表で整理します。機体ラインナップ、価格、三社の役割、および注意事項を明確にして、導入検討に必要な情報を一目で把握できるようにしています。
項目 | 内容 |
---|---|
提供開始日 | 2025年9月25日(プレスリリース発表日) |
パッケージ名 | アグリプラスパッケージ |
主な機体 | 飛助15/飛助10/飛助mini(各アグリプラスパッケージ) |
価格(税別) | 飛助15:260万円、飛助10:245万円、飛助mini:168万円(時期・仕様で変動あり) |
補助金支援 | リタテラス(ファームコネクト)が申請伴走。最大約80%の補助対象化が可能な場合あり(制度・地域に依存)。 |
保険 | 三井住友海上の動産総合保険/賠償責任保険をセット。初年度保険無償(所定条件・引受審査あり)。 |
対象 | 個人〜法人農家、営農受託、協同組合、地域営農組織。水稲・麦・大豆・露地野菜・果樹など。 |
販売・サポート体制 | マゼックスの全国100か所以上の販売代理店網による導入・アフターフォロー。 |
問い合わせ | 株式会社マゼックス(担当:中田) TEL:072-960-3221 E-mail:company@mazex.jp |
注意事項 | 補助率・上限は制度・地域・申請内容で異なる。保険の無償適用は所定の加入条件と引受審査に基づく。パッケージ内容は予告なく変更または終了する場合あり。 |
以上が『アグリプラスパッケージ』に関する発表内容の要点整理です。詳細な仕様や補助金適用条件、保険内容については各社の案内資料および約款を確認のうえ、問い合わせ先へ連絡してください。プレスリリースでは関連する画像素材のダウンロードも可能である旨が案内されています。