10/1開催|幕張でオープンがローカルLLM×RPAを実演
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 13:30
ローカルLLM×RPA展示
開催期間:10月1日〜10月3日

医療現場の課題に応えるローカルLLM×RPAの融合
オープングループの子会社であるオープン株式会社は、2025年10月1日(水)から3日(金)に幕張メッセで開催される「第1回 医療DX・IT EXPO」に出展します。今回の出展は、医療機関が直面する人手不足や働き方改革といった課題に対して、ローカルLLM(生成AI)とRPAの連携を軸にした具体的な解決策を提案することを目的としています。
主催はRX Japan株式会社で、本展示会は『第8回 メディカル ジャパン 東京(医療・介護・薬局Week 東京)』内の構成展示会として開催されます。展示会の会期は2025年10月1日〜3日、開催時間は各日10:00〜17:00です。発表資料のリリース日付は2025年9月25日11:00であり、プレスリリースには出展する製品やサービス、ブース情報、会社概要などの詳細が含まれています。

ローカルLLMを選ぶ理由と医療特有の要件
医療現場での生成AI活用には、患者情報や診療記録などのプライバシー保護が必須です。ローカルLLMは閉域環境で運用可能であり、ネットワーク外部への情報流出リスクを低減できます。オープンはこの点を重視し、医療機関独自の閉域環境でセキュリティを担保したローカルLLMサービスを展示する計画です。
ローカルLLMを導入することで、医療記録の要約、問診対応の一次対応、報告書作成支援など、院内で発生する多様な定型業務を安全に自動化・高度化できます。展示では、ローカル運用の利点と実装上の注意点、SI連携や運用支援の具体的手順も紹介されます。

展示の見どころ — 出展製品と具体的活用シナリオ
オープンのブースには、生成AI、クラウドRPA、オンプレミスやクラウド双方で使えるRPA、OCR搭載のデータ化サービスといった複数のプロダクトが並びます。それぞれが医療機関での導入実績や活用シナリオを備え、現場の定型業務効率化やデータ連携を想定したデモを実施します。
展示予定の主要ツールは次のとおりです。BizRobo!、AUTORO、AIパンチャー、およびローカルLLMサービスです。これらを組み合わせることで、院内データの取り込みから処理、自動化、帳票出力までを一連のワークフローとして示します。

BizRobo! — ホワイトカラー業務の自動化基盤
BizRobo!はホワイトカラーの生産性を高めるデジタルレイバープラットフォームです。ソフトウェアロボット(RPA)の導入・運用を支援し、ルーティンワークから職員を解放することを目指します。医療機関での活用は、事務業務の効率化、医療の質向上、収益向上につながるとされています。
製品関連の詳細情報は製品ページで確認できます(https://tinyurl.com/mw6t8hbk)。医療機関向けの具体的な効果や導入事例については専用ページ(https://tinyurl.com/y8suaa8x)にまとめられており、製品ラインナップとしては以下のバリエーションが提供されています。
- BizRobo! Basic:基本機能を備えたプラン(https://tinyurl.com/45ytnhnp)
- BizRobo! Lite:軽量構成のプラン(https://tinyurl.com/ym9my94a)
- BizRobo! mini:小規模向けのコンパクトプラン(https://tinyurl.com/2d3cceh2)

AUTORO — クラウド中心の柔軟なRPA
AUTOROはクラウド型RPAとして提供され、インフラ運用や保守の負担を軽減することを意図した製品です。Webやクラウド上の業務自動化、リモート環境からの操作、API連携によるiPaaS的利用など、多様なニーズに対応します。クリニックを中心にクラウド環境での業務が多い医療機関での導入実績が報告されています。
製品の詳細や導入事例は製品ページで紹介されています(https://autoro.io/)。具体的な導入事例としては、右記のケーススタディ(https://autoro.io/case/kurenai-c/)において、クラウドを活用した業務自動化の運用イメージが示されています。
AIパンチャー — アップロードだけで資料作成まで対応
AIパンチャーは、PDF・紙・写真をアップロードするだけでAIがデータをExcel化し、指定フォーマットでの資料作成まで自動で実行する生成AIサービスです。プログラミング不要でOCR機能を搭載しており、PCやスマートフォン、スキャナーからの利用に対応します。
AIがデータを即座に仕分け、必要な形式に変換することで、会計資料や診療記録のデータ化、外来受付の資料作成など、日常的な事務負担を軽減します。サービスページにて詳細情報が提供されています(https://tinyurl.com/5ef6pnbc)。
イベント詳細とブースでの体験内容
展示会の正式名称は「第1回 医療DX・IT EXPO」で、開催場所は幕張メッセ、主催はRX Japan株式会社です。会期は2025年10月1日(水)〜3日(金)、各日の開催時間は10:00〜17:00に設定されています。オープンの出展ブースは小間番号21-59(4ホール)です。
ブースではデモンストレーションの他に、導入・推進に向けた伴走支援の相談窓口が設けられます。導入を検討する法人・施設に対しては、現状の業務分析から運用設計、実装支援、導入後の運用支援に至るまでの支援メニューが提示される予定です。具体的な相談や個別事例の確認が可能です。
展示会全体の位置づけと期待される来場者
「第1回 医療DX・IT EXPO」は、病院、クリニック、薬局、介護事業者のDX化に必要な製品・サービスが一堂に出展する場として位置づけられます。医療システム、ロボット・RPA、遠隔医療支援、地域連携システム、AI・VR・ARといった医療DX支援ツールとソリューションが集結し、最新情報の発信および情報交流が行われます。
出展の目的は働き方改革や人手不足などの医療・介護の課題解決に寄与することであり、病院経営者、情報システム担当者、診療現場のマネジメント層などが主な来場者層として想定されます。展示会の開催概要は公式サイトでも確認できます(https://www.medical-jpn.jp/tokyo/ja-jp.html#/)。
オープン株式会社の事業体制と支援体制
オープン株式会社はオープングループの一員で、本社は東京都港区西新橋に所在します。代表取締役執行役員社長は石井 岳之氏で、設立は2013年7月、資本金は3,000万円です。事業内容はRPAやAIを活用した情報処理サービス、コンサルタント事業、アウトソーシング、デジタルマーケティングやオンライン広告事業などを含みます。
出展製品の導入にあたっては、単なる製品提供に留まらず、導入・推進のための伴走支援を行う点が強調されています。具体的には現場の課題抽出、導入計画の策定、セキュリティ要件に応じたシステム設計、ローカルLLMの閉域環境への適用、運用教育、保守支援に至るまでの一貫した支援が示されています。
- 会社名
- オープン株式会社(オープングループ株式会社の子会社)
- 本社所在地
- 東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル3階
- 設立
- 2013年7月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 石井 岳之
- 資本金
- 3,000万円
- 事業内容
- スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービス、コンサルタント事業、アウトソーシング事業、デジタルマーケティング、オンライン広告事業
出展に関する公式情報や会社情報は、オープンの公式サイト(https://open.co.jp/)で確認できます。展示会会場では、各製品の担当者による具体的な導入相談やデモンストレーションが受けられるため、利用ニーズに応じた詳細確認が可能です。
要点の整理
ここまでに示した出展情報や製品説明、企業情報を下の表にまとめて整理します。表は展示会の基本情報、出展ブース、出展製品、そして企業概要を中心に記載しています。表の後に、簡潔な締めくくりの文章を置きます。
項目 | 内容 |
---|---|
出展企業 | オープン株式会社(オープングループ株式会社の子会社) |
プレスリリース日 | 2025年9月25日 11時00分 |
展示会名 | 第1回 医療DX・IT EXPO(第8回 メディカル ジャパン 東京内) |
会期 | 2025年10月1日(水)~10月3日(金) 10:00~17:00 |
会場 | 幕張メッセ |
主催 | RX Japan株式会社 |
ブース | 小間番号 21-59(4ホール) |
出展製品(主なもの) |
|
製品関連リンク |
|
会社概要(簡略) |
|
以上が本プレスリリースに基づく展示出展の要点および製品・企業情報の整理です。展示ではローカルLLMによる安全性確保とRPAによる自動化の組合せが中心テーマとなり、医療機関の業務効率化や品質向上に資する具体的な事例と伴走支援が提示されます。
参考リンク: