吉本興業が配信 70名出演のSDGs短編38本を一挙公開
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 15:42
SDGsショート38本公開
開催日:9月25日

吉本興業が描く“身近なSDGs”──新作ショートムービーの狙いと公開スケジュール
吉本興業株式会社は2025年9月25日12時00分付の発表で、総勢70名の芸人が出演するショートムービーシリーズ「世界を救う〆切せまる。for SDGs 2030」を制作したと公表しました。公開は8月19日から開始され、吉本興業公式Xと公式YouTubeチャンネルで毎日1本ずつ配信され、SDGsが国連で採択された記念日である9月25日には合計38本を公開したことが明示されています。
本作は2017年に公開された初回企画「SDGsについて考えはじめた人々」の続編に位置づけられ、2030年というSDGs達成期限まで残り5年というタイミングで、より幅広い層がSDGsを身近に感じ、考えるきっかけを提供する目的で制作されました。舞台設定はレトロな喫茶店で、コンビや枠を超えたやり取りを通じて各ゴールに関連するテーマを取り上げます。

制作趣旨と表現の方針
制作側は、SDGsの17の目標それぞれを難解な概念のまま伝えるのではなく、笑いや日常の言葉で「共感できる身近なテーマ」として提示する手法を採用しています。短編形式(ショートムービー)にすることで視聴のハードルを下げ、日常的に接触するメディアでの反復がしやすい構成としています。
メッセージは直接的な啓発にとどまらず、コメディの文脈で観る人自身が考えを巡らせるきっかけを作ることを意図しています。出演者の多様性と短時間での印象的なやり取りが、SDGsの各テーマを理解する補助となるよう設計されています。

豪華キャストと全38本の動画ラインナップ
出演者は千原ジュニア、宮川大輔、ケンドーコバヤシといったベテランから、見取り図、マユリカなど若手人気芸人まで幅広く、総勢70名が参加しています。各回は2人以上の掛け合いやグループでのやり取りを中心に展開され、テーマごとに異なる視点でSDGsに触れる構成です。
以下に、公開された全38本の動画タイトルを掲載します。タイトルは動画の切り口を示しており、各回の扱うテーマやユーモアの方向性が分かるようになっています。
- 千原ジュニア×宮川大輔「中締め」篇
- ケンドーコバヤシ×吉村崇「まだ終わってない」篇
- 盛山晋太郎×エース「チャリ」篇
- 盛山晋太郎×エース「もっと話さなきゃ」篇
- 津田篤宏×嶋佐和也「フィンランド」篇
- バイク川崎バイク×村上「SDGsってなんの略」篇
- ZAZY×とんず「巻いてこ」篇
- 中野周平×植田紫帆「地球の宿題」篇
- 池田一真×鈴木もぐら「平和のための争い」篇
- まひる×兎「めざせ1位」篇
- 兎×熊元プロレス「星の数ほど」篇
- 森下直人×誠×愛「ゴミじゃなくそう」篇
- リリー×森下直人「違いがわかる男」篇
- 西野創人×しずちゃん「10億食」篇
- 川原克己×おばあちゃん「学校」篇
- 村上ショージ×ゆうじろー「オトンの味」篇
- ロジャー×おいでやす小田「嫁」篇
- 藤田憲右×関町知弘×山添寛「不潔な水」篇
- 太田隆司×福本ユウショウ「トイレ」篇
- 西田幸治×寺家「情報格差」篇
- 町田和樹×ジャンボたかお×クボケン「ここがいい」篇
- 和田まんじゅう×ゆめっち×白桃ピーチよぴぴ「ゾンビ」篇
- 川原克己×水田信二「なすび」篇
- 田中一彦×純「マイアイテム」篇
- 熊元プロレス×阪本「ソファー」篇
- イワクラ×渡辺 翔太 「ハザードマップ」篇
- 野田クリスタル×ケツ「じゃあどうすんのさ」篇
- 中谷×白桃ピーチよぴぴ「エアコン」篇
- 宮川大輔×ナダル「ため息」篇
- もう中学生×辻皓平「人間の活動」篇
- ヤジマリー。×堂前透「太陽光パネル」篇
- 平井まさあき×水川かたまり「ビカーラ」篇
- 多田健二×オカリナ「サンゴ」篇
- ジミー大西×金田哲「プラッチック」篇
- 大西ライオン×ロジャー「ライオン」篇
- おいでやす小田×小田結希「ODA」篇
- 藤本敏史×板倉俊之「持続可能性」篇
- くっきー!×RG「半分こ」篇

前作(2017年)の位置づけ
本シリーズは2017年10月21日に公開された「SDGsについて考えはじめた人々」(全27本)の精神的継承にあたります。2017年版は国連広報センターの協力のもと制作され、貧困や格差などの世界課題を題材に、野性爆弾・くっきー!、千鳥、ケンドーコバヤシといった多数の人気芸人が出演していました。
2017年の取り組みは、SDGsの認知度向上を主眼に置き、当時としては先駆的な芸能界によるSDGs啓発コンテンツとして位置づけられます。今回の2025年版はそのスケールを刷新し、より多様な出演者と新たな切り口で改めてSDGsに光を当てています。

視聴方法とクイズキャンペーンの参加手順
動画は吉本興業の公式Xアカウントと公式YouTubeチャンネルで公開されています。公式XのURLはhttps://x.com/yoshimoto_cojp、公式YouTubeチャンネルはhttps://www.youtube.com/user/yoshimotokogyoです。全38本の動画リストは短縮URLとしてhttps://x.gd/5Qzcmで案内されています。
本日より同時にクイズキャンペーンも実施されます。ムービー内に散りばめられたヒントを頼りに全7問のクイズに挑戦する形式で、視聴と参加が連動した仕組みになっています。以下にキャンペーンの詳細をまとめます。

キャンペーンの具体的条件
クイズキャンペーンは2025年9月25日(木)12:00に開始し、2025年10月13日(月・祝)まで実施されます。参加方法は吉本興業LINE公式アカウントを友だち追加し、メニューのバナーからクイズにアクセスする手順です。友だち追加用URLはhttps://lin.ee/6T9IWGCです。
回答は何度でもやり直し可能で、正解者の中から抽選で50名に「オリジナルバスタオル」が当たります。さらにクイズに参加した全員にランダムで「オリジナル画像」が進呈されます。全7問を用いた構成で、ムービーの視聴が参加の前提となる点に留意してください。

キャンペーン景品と実施概要の整理
キャンペーンの主な景品は2種類に分かれています。1つは抽選対象の「オリジナルバスタオル(正解者の中から抽選で50名)」、もう1つは参加者全員に配布される「オリジナル画像(ランダムで1枚)」です。景品の受け取り方法や発送時期の詳細は公表資料では記載がありませんが、LINE公式アカウント経由の案内が想定されます。
参加に際しては、ムービーを視聴して動画内のヒントを見つけることが前提で、繰り返し挑戦できる利便性が設けられています。実施期間は比較的短期であるため、期間内の参加が条件となります。
参加の流れ(手順)
- 吉本興業LINE公式アカウントを友だち追加(https://lin.ee/6T9IWGC)。
- LINEメニューのバナーからクイズにアクセス。
- 各動画内のヒントをもとに全7問に挑戦。間違えても何度でもやり直し可能。
- 全問正解者の中から抽選で50名に「オリジナルバスタオル」を発送。参加者全員に「オリジナル画像」をランダムで配布。
この記事の要点整理
以下の表に、本プレスリリースの主な情報を整理して一覧化します。本作の公開情報、視聴方法、キャンペーンの実施期間と景品など、重要項目をまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
発表元 | 吉本興業株式会社(発表日時: 2025年9月25日 12:00) |
作品タイトル | 「世界を救う〆切せまる。for SDGs 2030」 |
出演者数 | 総勢70名の芸人(個別出演者は本文リスト参照) |
公開本数 | 全38本(8月19日から順次公開、9月25日に全38本を公開) |
公開プラットフォーム | 吉本興業公式X(https://x.com/yoshimoto_cojp)、吉本興業公式YouTube(https://www.youtube.com/user/yoshimotokogyo) |
動画リスト(まとめURL) | https://x.gd/5Qzcm |
キャンペーン名 | 『世界を救う〆切せまる。』クイズキャンペーン |
実施期間 | 2025年9月25日(木)12:00 ~ 2025年10月13日(月・祝) |
参加方法 | 吉本興業LINE公式アカウントを友だち追加(https://lin.ee/6T9IWGC)→メニューのバナーからクイズに参加 |
クイズ内容 | ムービー内のヒントをもとに全7問に挑戦(何度でも挑戦可能) |
景品 | オリジナルバスタオル(正解者の中から抽選で50名)、オリジナル画像(参加者全員にランダムで1枚進呈) |
前作との関係 | 2017年公開「SDGsについて考えはじめた人々」(全27本、国連広報センター協力)の続編的取り組み |
以上が本リリースの要点と詳細の整理です。公開されている全38本の動画とクイズキャンペーンの仕組みを活用することで、視聴者はエンターテインメントを通じてSDGsの諸課題に接することができます。視聴およびキャンペーン参加は各種公式アカウントと案内に従って行うことが必要です。
参考リンク: