10/1開催|幕張で体験するスマート農業最前線
ベストカレンダー編集部
2025年9月25日 18:21
スマート農業タッチ&トライ
開催期間:10月1日〜10月3日

幕張で「触れてわかる」スマート農業の現在地
RX Japan株式会社主催の「農業WEEK」は、2025年10月1日(水)~3日(金)に幕張メッセで開催されます。今年で15回目を迎える本展は、農業・畜産分野における技術革新と導入事例を一堂に集める場として定着しています。プレスリリースは2025年9月25日15時に発表され、主催者は節目の年に合わせて、幕張メッセ会場と連携する屋外体験イベントを初めて実施することを明らかにしました。
今回の特徴は、展示会場での製品・サービスの展示に加え、イオンモール幕張新都心内の豊砂公園を会場として、実機の実演や操作体験を行う「スマート農業 タッチ&トライ 2025」を同期間に実施する点です。展示と体験の両面から、現場での実利用を見据えた技術の理解が深まる構成となっています。

主催・連携体制と目的
「スマート農業 タッチ&トライ 2025」の企画はスマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)事務局が主体となり、農研機構、農林水産省、PwCコンサルティングが連携するプロジェクトの一環として運営されます。技術の社会実装を加速させることが狙いです。
主催側は、目の前での実演や操作体験、出展者との相談機会を通じて、人手不足や気候変動といった課題に対する実践的な解決策を示すことを目指しています。プレス関係者にとっては、製品導入検討や政策取材に資する現場の声や技術の適用状況を直接取材できる場となります。

豊砂公園でのタッチ&トライ:実演と体験の詳細
豊砂公園(イオンモール幕張新都心内)で開催される「スマート農業 タッチ&トライ 2025」は、2025年10月1日(水)~3日(金)の各日10:00~16:00に実施されます。屋外ならではの広さを活かし、観客が「見て・触って・動かして」体験できる実演イベントが展開されます。
体験プログラムでは、実際に機械に触れることができるハンズオンやデモ走行、操作説明、出展社による個別相談ブースなどが準備されます。農業現場での導入検討に役立つ具体的なデータや運用方法についても説明が行われます。

豊砂公園で体験できる主なスマート農業機械(抜粋)
- ロボット田植機(井関農機株式会社):無人植付けの実演あり。実際の植付けプロセスを確認可能。
- 農業用ドローン(株式会社スリー・エス):高性能・国内生産の機体を展示。散布・空撮などの実演を想定。
- AI栽培支援(千葉市グリーン株式会社):環境・気象・生育データをAIで分析するシステムのデモ。
- スマート水管理(株式会社笑農和):水位・水温の自動制御システムの実演。
- 遠隔草刈り機(株式会社ユニック):傾斜地対応の遠隔操作体験が可能。
- 協働運搬ロボット(株式会社Doog・スズキ株式会社):悪路対応の電動モビリティによる運搬デモ。
- スマートグラス(フィールドクロス株式会社):遠隔営農支援の体験セッション。
- 非破壊硝酸態窒素センサー(ハルカプラス株式会社):葉を挟むだけで葉内硝酸イオン濃度を表示するセンサーの体験。
これらは豊砂公園で直接操作や測定を行える機器の一部に留まり、会場では各機器の担当者が操作方法や導入時の留意点を説明します。実証データや運用コストの目安など、導入判断に必要な情報も提供されます。
幕張メッセ会場での展示:新製品とプロトタイプの紹介
幕張メッセの展示会場(農業WEEK)では、国内外の企業が最新機器・サービスを出展します。会期は2025年10月1日(水)~3日(金)の10:00~17:00です。出展製品は屋外体験会と連携するもののほか、展示会ならではの深掘りされた技術説明が行われます。
展示内容には商談向けのデモ、技術資料の配布、専門家によるプレゼンテーションなどが含まれます。農業分野の自治体関係者、農協、企業技術担当者にとって、導入・協業の可能性を探る機会となります。
農業WEEKに出展予定の注目機器(抜粋)
- 農業用多脚ロボット(株式会社かぞDXファーム&ロボッツ):非人型多脚農作業支援ロボットのプロトタイプを初展示。人型ロボットと協調連携し、高負荷作業から人を解放する用途が想定されている。
- 水田除草ロボット「ミズニゴール」(株式会社ハタケホットケ):ラジコン操作タイプとGNSS自動運転タイプを展開。走行しながら土面を引っ掻くことで初期除草を行い、雑草の発生を抑制する仕組み。レンタルと販売で提供。
- ブロッコリー選別自動収穫機(プロダクトソリューションエンジニアリング株式会社):花蕾サイズをAIが自動認識し、設定されたサイズのみを選別して外葉切断・収穫回収を走行しながら実施。リチウムイオンバッテリー搭載のオール電動機で静音・CO2削減に寄与。
これら以外にも多数の製品・サービスが出展予定であり、出展内容は随時更新されることが想定されます。取材希望者向けに出展製品の詳細や担当者のアレンジを行う案内が用意されています。
開催概要、取材・来場案内とまとめ
本イベントは、技術の実装段階にある製品やプロトタイプを含め、現場導入を意識した展示・体験が両会場で展開されます。取材の申し込みや一般来場登録に関する案内は公式サイトで確認できます。プレスリリース内では取材申込みの案内文言が複数回示されていますが、公式の出展情報は下記のリンクで更新されます。
公式情報は以下の公式サイトで確認できます。関連リンク: https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html#/
開催スケジュールと会場
- 農業WEEK(第15回)
- 会期:2025年10月1日(水)~3日(金) 10:00~17:00 / 会場:幕張メッセ / 主催:RX Japan株式会社
- スマート農業 タッチ&トライ 2025(豊砂公園)
- 会期:2025年10月1日(水)~3日(金) 10:00~16:00 / 会場:豊砂公園(イオンモール幕張新都心内)/ 企画:スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)事務局(農研機構・農林水産省・PwCコンサルティング連携)
プレスリリースの発行日は2025年9月25日15時で、発行元はRX Japan株式会社です。取材申込みに関する文言はプレスリリース内に記載されています。一般来場希望者向け登録の案内も用意されています。
項目 | 内容 |
---|---|
主催 | RX Japan株式会社(農業WEEK) |
企画(タッチ&トライ) | スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)事務局(農研機構・農林水産省・PwCコンサルティング連携) |
農業WEEK 会期・会場 | 2025年10月1日(水)~3日(金) 10:00~17:00 / 幕張メッセ |
スマート農業 タッチ&トライ 会期・会場 | 2025年10月1日(水)~3日(金) 10:00~16:00 / 豊砂公園(イオンモール幕張新都心内) |
注目展示(豊砂公園) | ロボット田植機(井関農機)、農業用ドローン(株式会社スリー・エス)、AI栽培支援(千葉市グリーン)、スマート水管理(株式会社笑農和)、遠隔草刈り機(株式会社ユニック)、協働運搬ロボット(株式会社Doog・スズキ)、スマートグラス(フィールドクロス)、非破壊硝酸センサー(ハルカプラス) |
注目展示(農業WEEK) | 農業用多脚ロボット(株式会社かぞDXファーム&ロボッツ)、水田除草ロボット「ミズニゴール」(株式会社ハタケホットケ)、ブロッコリー選別自動収穫機(プロダクトソリューションエンジニアリング) |
プレスリリース発行日 | 2025年9月25日 15:00 |
公式サイト | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp.html#/ |
本稿では、プレスリリースに記載された日時、会場、主催・企画体制、出展製品の主な仕様や出展企業名を網羅して整理しました。展示会場と実演会場の両面から、スマート農業技術の現状と導入に関する具体的な情報を確認できる構成になっています。取材や取材申込み、一般来場登録については公式サイトを参照すると、最新の案内や出展者情報が確認できます。
参考リンク: