フリービット、株主DAOでTONE Coin優待2倍化を開始

TONE Coinで優待2倍

開催日:9月25日

TONE Coinで優待2倍
どうやって参加するの?
当社株主名簿に記載された株主がスマホで「フリービット株主DAO」に登録し、アプリでTONE Coinを2コイン以上貯めて、1コインを消費して優待ポイントアップに申込みます。申込はアプリで2025/9/25から開始です。
優待はどれくらい増えるの?
保有株式数に応じた3段階でポイント増量され、毎年4月末時点で10,000株以上保有の株主は最大で通常ポイントの2倍になります。追加分は申込月の翌月中旬頃に進呈されます。

フリービット株主DAOによる「TONE Coin」を使ったリアル価値株主還元の全体像

フリービット株式会社は2025年9月25日16時54分に、web3時代の株主還元施策として「フリービット株主DAO」におけるTONE Coinの活用拡大を発表しました。今回の取り組みでは、既存のweb3型コミュニティ価値に加え、株主優待である「フリービット・プレミアム優待倶楽部」のポイントが最大2倍になる特典を提供します。申込受付は同日よりアプリ内で開始されます。

発表にある通り、これまではTONE Coinを貯めることで株主専用掲示板への投稿や、CEOを含むスタッフとのコミュニケーションといったweb3コミュニティでの価値提供が中心でした。今回新たにTONE Coinを用いた「リアル価値株主還元」を導入することで、株主優待ポイントの増量という具体的な価値交換を実装します。なお、ポイント増量は保有株式数に応じた3段階で、10,000株以上を保有する株主は最大2倍になります(※2)。

※1
「TONE Coin」における「リアル価値株主還元」および「リアル価値交換」とは、優待ポイントのアップ申込みやトーンモバイルにおける利用料金への充当など、別の価値への交換を指すものであり、金銭への交換を指すものではありません。
※2
株主が毎年4月末日時点で10,000株以上を保有している場合に「フリービット・プレミアム優待倶楽部」のポイントアップ率が2倍になります。ポイントアップ率は保有株式数に応じた3段階です。
web3時代の新しいステークホルダーコミュニティ「フリービット株主DAO」にて、web3型独自ポイントシステム「TONE Coin」の活用を拡大し“リアル価値株主還元”(※1)へ 画像 2

導入の背景と対象範囲

フリービットはモバイルブロックチェーンを活用するweb3型ステークホルダー還元施策「One Vision」を推進しており、その一環として株主向けの還元策を強化しています。トーンモバイルユーザー向けには既にTONE Coinの「リアル価値交換」による料金優遇等を開始しており、今回は株主側にも同様の実装を拡大する形です。

対象者は、当社株主名簿に記載された株主で、かつ「フリービット・プレミアム優待倶楽部」の優待ポイントを受けられる条件(毎年4月末日時点で当社株式を5単元(500株)以上保有)を満たす株主です。参加に際してはアプリへの登録が必要となります。

参加手順とポイントアップ適用の流れ

ポイントアップの利用は、アプリ経由で完結するよう設計されています。以下の手順に沿って参加・申込みを行うことで、TONE Coinによるポイントアップが適用されます。

申込の際に必要な条件、進呈タイミング、商品交換までのプロセスなど、利用者が確認すべき運用ルールやスケジュールも明確に案内されています。

具体的な利用の流れ(4ステップ)

  1. 「フリービット株主DAO」へ参加

    株主への案内状に従い、スマートフォンから登録を行います。参加対象は当社株主名簿に記載された株主です。

    詳細は公式案内ページで確認できます:https://freebit.com/ir/about-dao.html

  2. TONE Coinを獲得

    アプリを通じてTONE Coinを2コイン以上獲得します。TONE Coinの貯め方についてはFAQで案内されています:https://www.freebit.com/ir/dao_faq.html#q03

    TONE Coinはバックグラウンドで自動的に獲得されるポイントです。

  3. 優待ポイントアップ申し込み

    アプリの「優待」画面から申込みを行います。申込みには1 TONE Coinの消費が必要です。

    追加分のポイントは、申込み月の翌月中旬頃に進呈されます。

  4. 優待倶楽部で商品と交換

    進呈されたポイントは「フリービット・プレミアム優待倶楽部」で4,000種類以上の食品、雑貨、電化製品などと交換可能です(インターネット交換の場合)。

    インターネット以外での交換は電話での手続きが限定される点に留意してください。公式優待倶楽部:https://freebit.premium-yutaiclub.jp/

利用可能期間とポイント進呈スケジュール

申込みはアプリから毎年7月1日から翌年4月30日までの期間に1回のみ行うことができます。なお、毎年5月1日から6月30日はメンテナンス期間のため申込受付は停止します。

ポイントの進呈は申込み月の翌月中旬までに行われ、商品交換期間は通常の優待ポイントと同様に毎年7月上旬の優待倶楽部公式サイトオープンから11月30日まで(インターネット交換の場合)です。

PortfoliaとTONE Chainを支える技術的基盤

今回の取り組みは、フリービットが20年以上にわたり構想・開発を続けてきた完全web3型基盤技術「Portfolia」の実装に基づいています。Portfoliaはマルチレイヤ型の非中央集権化基盤を採用し、スマートフォンを「新しいノード」として機能させることで、サーバーレスに近い形でL1ブロックチェーン環境をスマートフォン上で動作させる設計を目指しています。

この設計により、スマートフォンの余剰電力・CPU・ストレージ等を活用してネットワークを維持し、利用者同士のコミュニティでネットワークを繋ぐことが想定されています。結果としてインターネットインフラのデータ信頼が担保される仕組みを構築することが意図されています。

TONE Chain、TONE Coin、株主NFT(SBT)の役割

TONE Chainはフリービット独自のL1ブロックチェーンであり、株主はこのチェーンへの参加権を得ることができます。参加によりTONE Coinが獲得でき、アプリ上での各種体験が可能になります。

さらに、株主であることのデジタル証明として付与される株主NFT(SBT)はDID(分散型ID)として機能し、株主専用掲示板への参加や各種実証実験への参加資格といった権利付与につながります。これらをまとめた環境は「web3スターターキット」と位置付けられています。

TONE Coinの技術仕様と動作環境

TONE Coinはモバイルブロックチェーンのシーリング報酬により獲得される独自ポイントです。プログラムをバックグラウンドで自動起動するだけで、充電中のスマートフォンの余剰リソース(電源、CPU等)を提供することでポイントが貯まります。

システムは「TONE Ware 5G A」に搭載されたEthereum互換の分散型プログラム実行環境Solidity Runtime上で動作します。目的としては、ノードとしての参加を通じたサスティナビリティの実現と、非中央集権型システムの運用を通じた社会貢献の参加です。

問い合わせ先、関連リンクおよび要点整理

本施策や参加方法に関する問い合わせは電子メールで受け付けられています。電話での対応は行っていない点に注意が必要です。関連資料やプレスリリース、FAQ等の公開URLも案内されています。

以下に本記事で触れた主要項目を表形式で整理し、最後に簡潔なまとめの文章を付します。

項目 内容
発表企業 フリービット株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長CEO兼CTO: 石田 宏樹)
プレスリリース日時 2025年9月25日 16時54分
施策名 フリービット株主DAOによるTONE Coinを用いた「リアル価値株主還元」
対象 当社株主名簿に記載され、「フリービット・プレミアム優待倶楽部」の優待ポイントを受けられる株主(毎年4月末日時点で5単元=500株以上保有の株主)
開始日 申込受付開始: 2025年9月25日(アプリ内)
適用条件 TONE Coinを2コイン以上獲得し、アプリで1コインを消費して申込み。保有株式数に応じてポイントアップ(3段階)、10,000株以上で最大2倍(※2)
申込期間 毎年7月1日~翌年4月30日(1回のみ)。毎年5月1日~6月30日はメンテナンスのため申込停止。
ポイント進呈 申込み月の翌月中旬までに進呈
商品交換期間 毎年7月上旬の公式サイトオープン~11月30日(インターネット交換の場合)
技術基盤 Portfolia(マルチレイヤ型非中央集権化基盤)、L1ブロックチェーン: TONE Chain、実行環境: Solidity Runtime(TONE Ware 5G A搭載)
問い合わせ freebit-ir@freebit.net(電話対応なし)
参照リンク

本記事では、フリービットが発表したTONE Coinを用いた株主還元の仕組み、参加条件、スケジュール、技術的背景を整理しました。申込み手順と進呈スケジュール、問い合わせ先および関連URLを明記していますので、該当する株主は案内状および公式ページを確認のうえ、アプリから手続きを行ってください。

参考リンク: