渋谷に11キャラ降臨！ABEMAアニメ祭2025注目レポ

渋谷をアニメで彩ったキャラクターグリーティング：全11キャラクターが集結

2025年9月20日（土）から23日（火・祝）にかけて開催された「ABEMAアニメ祭 2025 supported by コミックシーモア」では、渋谷の街がアニメキャラクターで埋め尽くされました。なかでも9月20日と21日に実施されたキャラクターグリーティングは今年初の試みとして注目を集め、SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペースを中心に多くのファンが訪れました。

登場したキャラクターは合計11体にのぼり、子どもから大人まで幅広い年齢層が交流を楽しめる構成となっていました。キャラクターは作品の世界観を忠実に再現した演出で登場し、写真撮影や近距離での触れ合いなど、来場者が直接キャラクターと接する場面が終始見られました。

登場キャラクターと日程

各キャラクターの参加日は以下のとおりです。具体的な登壇順や出演時間は現地のスケジュールに準じますが、開催二日間で人気作から懐かしの作品まで幅広く網羅されました。

• 9月20日（土）
  • 『ぼっち・ざ・ろっく！』承認欲求モンスター
  • 『僕のヒーローアカデミア』デクくん＆爆豪くん
  • 『タコピーの原罪』タコピー
  • 『怪獣８号』怪獣８号
• 9月21日（日）
  • 『ダンダダン』ターボババア＆セルポ星人
  • 『SPY×FAMILY』アーニャ
  • 『あたしンち』母
  • ちぃたん☆（秋葉原出身のコツメカワウソの妖精でYouTuberとしても活動するキャラクター）
  • そびー（『声優と夜あそび』番組公式キャラクター）

これらのキャラクターは、会場でのグリーティングに加えてフォトスポットやグッズ販売と連動する形で展開され、ファンは撮影や関連商品の購入を通してより深く作品に触れることができました。

会場

SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース ほか（渋谷周辺）

主催

新しい未来のテレビ「ABEMA」

シネマ上映とトークショー：制作現場のこだわりと声優の素顔が披露

ヒューマントラストシネマ渋谷では、10月クールの新作や注目作の先行上映とトークイベントが連日行われ、観客席からは大きな拍手や感嘆の声があがりました。上映企画はインディーアニメに焦点を当てたものから、既存原作の映像化作品の先行上映まで多岐にわたります。

上映・トークは制作に携わったアニメーターやプロデューサー、声優が登壇して行われ、映像制作のプロセスやキャラクター作りの裏話が具体的に語られました。制作技術や演出意図が明かされる場面では、スクリーンと舞台の両面から作品を再発見できる構成になっていました。

『インディーアニメ アベマX！』で語られた独自表現

9月20日（土）に開催された『インディーアニメ アベマX！』は、インディーアニメーターに焦点を当て、TVアニメのOP/EDやアニメMV制作に関わる制作手法や表現意図が詳細に語られたプログラムです。MCは天津飯大郎さんと徳井青空さんが務めました。

登壇者と主な内容は次のとおりです。TVアニメ『君は冥土様。』のOP映像を担当した南條沙歩さんとプロデューサー遠藤一樹さんは、線画・切り絵・実写を組み合わせた制作過程やこだわり、編集上の工夫について説明しました。また、『ダンダダン』第2期のEDを手掛けたこむぎこ2000さんとプロデューサー崎田康平さんは、よりリアルな光を生み出す独自技法を実演映像とともに紹介し、来場者の注目を集めました。

1. 南條沙歩（『君は冥土様。』OP制作）— 線画や実写を融合した手法の解説
2. こむぎこ2000（『ダンダダン』第2期ED）— 光表現の独自技法の紹介
3. しまぐち ニケ、はなぶし（アニメMV）— 楽曲と映像の繋ぎ方、アーティストとの調整の実例

第二部ではアニメMVに携わる作家の話が中心となり、楽曲側からのオーダーや物語の作り方、短尺における見せ場の構築について具体的な制作事例が共有されました。MCからは「もっと聞きたい」との声が出るほど、濃密な内容で観客は熱心に聞き入っていました。

先行上映と声優トーク：個別作品の紹介と放送・配信情報

シネマ上映のラインナップには、10月クールに放送・配信が始まる注目作の先行上映が多数含まれています。トークショーには作品に出演する声優が登壇し、役作りや収録の裏話、作品の見どころを語りました。

ここでは、先行上映とトークの主な内容を作品別に整理して紹介します。上映後のトークでは、作品の放送日や配信開始日時、ネットワーク情報も合わせて告知されました。

『ぼっち・ざ・ろっく！』関連上映

9月20日には『ぼっち・ざ・ろっく！』の連動企画『結束バンドへの道』フルバージョンの先行上映が行われ、会場は新作の映像表現や演出を確かめる観客で埋まりました。上映は同作品のファンにとって重要な先行体験となりました。

具体的な登壇者や追加のトーク内容はプログラム内で随時発表され、上映後の質疑応答やコメントにより作品理解が深められました。

『友達の妹が俺にだけウザい』1話先行上映トークショー

『友達の妹が俺にだけウザい』の1話先行上映後には、大星明照役の石谷春貴さん、月ノ森真白役の楠木ともりさんが登壇しました。石谷さんは第1話のテンション調整について監督と何度も話し合ったことを明かし、楠木さんは作品の関係性に深みがある点に触れました。

会場では特別企画『アキテルネーター！』が行われ、石谷さんと楠木さんが効率重視の“効率厨”キャラクターを元にしたクイズ形式の対決を実施。曖昧な返答によるやり取りなどで笑いが起こる一方、作品の人間関係やキャラクター描写への理解が深まる構成でした。

放送情報は以下の通りです。TV放送は10月4日（土）よりテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠、BS11、AT-Xで順次放送開始。ABEMAでは見放題先行配信が決定しています。

『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』1話先行上映トークショー

9月23日に行われた本作の1話先行上映トークショーには、MCのたいちさん、ヨルハ・アイゼンツ役の久保ユリカさん、クラシア・アンネローゼ役の田澤茉純さん、オーネスト・レイン役の水中雅章さんが登壇しました。出演者は収録時のエピソードや仲間同士の和気あいあいとした様子を語り、会場は温かい反応に包まれました。

放送・配信スケジュールは以下の通りです。TV放送は10月4日（土）よる11時30分よりテレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠、BS朝日、AT-Xにて順次放送。ABEMA、U-NEXT、アニメ放題では同日深夜0時から独占配信が開始されます。

開催概要、配信リンク、まとめ表

「ABEMAアニメ祭 2025 supported by コミックシーモア」は、AI・映像配信プラットフォームである「ABEMA」が主催し、スペシャルサポーターにコミックシーモアを迎えて行われたイベントです。会場はMIYASHITA PARKを中心に渋谷周辺で展開されました。

無料ステージのアーカイブはABEMAアニメ祭チャンネルで見逃し配信が行われています。シネマ上映の詳細はヒューマントラストシネマ渋谷の特設ページにて案内されています。

• 開催日程：2025年9月20日（土）〜23日（火・祝）
• 会場：MIYASHITA PARK ほか、渋谷周辺（SHIBUYA109渋谷店 店頭イベントスペース、ヒューマントラストシネマ渋谷など）
• スペシャルサポーター：コミックシーモア
• 公式サイト：https://contents-abema.com/anime-matsuri2025/
• ABEMAトップ：https://abema.tv/
• ABEMAアニメ祭公式X：https://x.com/ABEMA_Animefes

なお、画像を使用する際はクレジット表記として（C）AbemaTV, Inc.の表記が必要である旨の注意喚起が公式アナウンスに含まれています。追加コンテンツや日程、会場については追って発表される予定です。

今回の「ABEMAアニメ祭 2025」は、キャラクターグリーティングからシネマ上映、声優によるトークショーまで、多角的にアニメを体験できる場として展開されました。開催概要や配信情報、登壇者や上映作品の詳細は公式サイトおよび各配信ページで案内されています。画像を利用する際にはクレジット表記（C）AbemaTV, Inc.が必要である点に留意してください。