レスリー・キー×15人の日本アイコン特集号
ベストカレンダー編集部
2025年9月26日 09:44
創刊55周年記念号
開催日:9月26日

創刊55周年記念号『The Icons Issue』が示す企てと発行情報
英字ライフスタイルマガジン「Tokyo Weekender」(発行:ENGAWA株式会社、代表取締役社長:牛山隆信)は、2025年9月26日(金)に2025年第3号を発刊します。本稿は2025年9月25日10時00分付のプレスリリースに基づき、同誌の記念号の中身と関連情報を整理して伝えます。
本号は創刊55周年を記念する特別号で、テーマは「The Icons Issue」。現代のグローバル化を背景に、日本のユニークな文化を次世代へどう継承するかという問いに対し、ひとつの解答を提示する編集構成となっています。発行元のENGAWA株式会社は、この号を通じて「現代日本の生きた文化」の価値を国内外へ発信するとしています。

発行日・入手方法・配布規模
発行日は2025年9月26日(金)。紙版は都内約400箇所にて配布され、配布部数は約20,000部です。オンライン版は同日より無料で閲覧可能で、アーカイブは以下のURLで参照できます。
- オンラインアーカイブ:https://www.tokyoweekender.com/magazine-archives/
- 公式サイト:https://www.tokyoweekender.com/
Tokyo Weekenderは1970年創刊の英字フリーマガジンで、日本在住の外国人や訪日外国人向けに情報を提供してきた歴史ある媒体です。本号は同誌の長年の編集方針とネットワークを活かした企画で構成されています。

レスリー・キー撮り下ろしとカバー特集――写真家の原点が語られる誌面
本号のカバーは、世界的写真家レスリー・キー(シンガポール出身、日本在住)。彼の撮り下ろしポートレートとともに、特別インタビューを掲載しています。インタビューでは、写真家としての哲学や創作背景に関する深掘りが行われています。
インタビューでは、レスリー・キー自身の経験として、若き日に母親の写真を撮れなかったことへの痛切な後悔が語られています。この経験が彼の写真観に大きく影響し、「夢があるなら、迷わず今シャッターを切るべきだ」という言葉に結実したと説明されています。誌面からは情熱と喪失、創造へ向かう道筋が浮かび上がります。

レスリー・キーの言葉(誌面抜粋)
誌面には英語原文と日本語訳が併記されています。英語原文の抜粋は以下の通りです。
“An imperfect portrait would have been fine, but I didn’t even try, and before I knew it, she was gone. It made me realize life is too short, there’s no use waiting until tomorrow. If you have a dream, don’t hesitate to capture it.”
上記は日本語訳でも掲載され、「未完成の写真でもよかったのに、結局一度も母を撮らないまま、気づいたら彼女はいなくなっていました。その時、人生って本当にあっという間だと痛感したんです。だからこそ、明日まで待つ必要なんてない。夢があるなら、迷わず今シャッターを切るべきだと思います。」と紹介されています。誌面は写真表現の根源に迫る内容と位置づけられます。

特集『TW ICONS』:15名のアイコンが示す「文化の継承」
本号の中心企画は特集「TW ICONS」。レスリー・キーが撮り下ろしたポートレートで、各分野を代表する15名を「アイコン」として紹介し、彼らの生き様を通じて文化継承の意義を検証します。登場する人物は、映画、建築、ファッション、音楽、演劇、スポーツ、美容、アート、料理、文化など幅広い分野にまたがります。
このセクションは、写真とテキストの両面から各アイコンの活動や思想を伝える意図があり、単なる人物紹介を超えて「文化をどう未来へ繋ぐか」を読者に示す編集設計になっています。

登場する15名のアイコン(順不同・ページ付)
TW ICON Category | Name | 名前(日本語) | ページ |
---|---|---|---|
FILM | NAOMI KAWASE | 河瀨直美 | 26 |
ARCHITECTURE | KENGO KUMA | 隈研吾 | 27 |
FASHION | KUNIHIKO MORINAGA | 森永邦彦 | 28 |
MUSIC | ANRI | 杏里 | 29 |
ENTERTAINMENT | TAKUMI SAITOH | 斎藤工 | 30 |
ENTERTAINMENT | SAKI TAKAOKA | 高岡早紀 | 31 |
VISIONARY | TOSHIYUKI INOKO | 猪子寿之 | 32 |
ENTERTAINMENT | ATSUKO OKATSUKA | アツコ・オカツカ | 33 |
THEATER | RAY YUZUKA | 柚香光 | 34 |
SPORTS | TOMOAKI MAKINO | 槙野智章 | 35 |
BEAUTY | HIROKO MIMA | 美馬寛子 | 36 |
MUSIC | MAKOTO OZONE | 小曽根真 | 37 |
ART | MARIKO MORI | 森万里子 | 38 |
CULINARY | NATSUKO SHOJI | 庄司夏子 | 39 |
CULTURE | AOI YAMADA | アオイヤマダ | 40 |
上の表は誌面に掲載された15名を分かりやすく並べたもので、各人のポートレートとともにページ参照が付されています。写真家レスリー・キーの視点で撮影されたポートレートは、被写体の職能やパーソナリティを映し出すように設計されています。

その他の注目コンテンツ、編集者コメント、媒体概要
本号にはTW ICONSのほかにも複数の注目企画が含まれます。具体的には以下のような内容が掲載されています。
- STYLE ICON:森永邦彦(ANREALAGE創設者)の創造性の軌跡を、レスリー・キー撮り下ろし写真とともに特集。
- IN-DEPTH:国際的なセンセーションを巻き起こした59歳の「踊るサラリーマン」内海透氏と、古代の精神性と現代の美を融合させる仏像彫刻家・宮本我休(GAKYU)氏の紹介。
- TRAVEL:千葉県・安房地域のサイクリングルート特集。
Tokyo Weekender Executive DirectorのLiam Ramshaw(リアム・ラムショウ)は、誌の歴史と本号への想いをコメントしています。彼は2011年3月に初めて同誌のオフィスを訪れた際、雑誌制作の経験はなかったが、それでも今年で創刊55周年を迎えることになった経緯を述べています。
ラムショウによると、創設者コーキー・アレクサンダーが1970年に「生き生きとして楽しい、ちょっと生意気な週刊誌を、東京で働き、遊び、暮らす多くの外国人のために」と立ち上げたことが本誌の出発点であり、それ以来の編集方針とコミュニティの支えが本号制作を可能にしたと説明されています。今回の記念号については、レスリー・キーとともに「日本のアイコン」を特集できたことに対する感謝が表明されています。

Tokyo Weekenderの概要とENGAWA株式会社について
Tokyo Weekenderは1970年創刊の、日本現存最古の外国人向け英字ライフスタイルメディアです。外国人編集スタッフによるユニークな日本情報をフリーマガジンとして提供し、紙面配布とオンライン、SNSを通じて日々コンテンツを発信しています。
- 発行元
- ENGAWA株式会社(代表取締役社長:牛山隆信)
- 配布場所
- 東京都内約400箇所
- 配布部数
- 約20,000部
- 公式URL
- https://www.tokyoweekender.com/
- SNS
-
- Instagram: https://www.instagram.com/tokyoweekender/
- Facebook: https://www.facebook.com/tokyo.weekender/
ENGAWA株式会社は、日本の価値ある対象を世界の人々に伝えるマーケティング会社で、Tokyo Weekenderの運営、外国人KOLやインフルエンサーマーケティング、OMOTENASHI Selectionの運営などを手掛けています。ENGAWAのURLは https://engawa.global/ です。

掲載内容の整理:本号の要点と参照リンク
ここまでに紹介した内容を簡潔にまとめ、読者が本号で得られる主な情報を整理します。誌面は写真とインタビュー、人物特集、地域紹介などがバランス良く配置され、レスリー・キー撮り下ろしのポートレートを軸に「文化の継承」を可視化しています。
下の表は、本稿で触れた主要項目を分かりやすく整理したものです。
項目 | 内容 |
---|---|
号名 | Tokyo Weekender 2025 Vol.3 『The Icons Issue』 |
発行日 | 2025年9月26日(金) |
発行元 | ENGAWA株式会社(代表取締役社長:牛山隆信) |
特集テーマ | 日本の文化継承をテーマに、レスリー・キー撮り下ろしのポートレートで構成 |
カバー | レスリー・キー(写真家)と特別インタビュー掲載 |
TW ICONS(掲載人数) | 15名(各分野のトップランナー、ページ番号付き) |
配布部数・配布先 | 約20,000部、都内約400箇所配布 |
オンライン閲覧 | 2025年9月26日から無料で閲覧可(アーカイブURL: https://www.tokyoweekender.com/magazine-archives/) |
関連URL・SNS | 公式サイト: https://www.tokyoweekender.com/、Instagram、Facebook |
ENGAWA会社情報 | マーケティング及びメディア運営(URL: https://engawa.global/) |
本稿はプレスリリースの全情報を網羅的にまとめたものであり、誌面の構成、登場人物、配布・閲覧方法、編集者コメント、運営企業の役割までを整理しています。紙版・オンライン版いずれでも本号の内容を確認でき、写真家レスリー・キーによる撮り下ろしと15名のアイコン紹介が本号の中心的な見どころとなっています。
参考リンク: