成城石井の台湾美食祭、10/3〜新作31品を一挙展開
ベストカレンダー編集部
2025年9月26日 09:46
成城石井台湾美食祭
開催期間:10月3日〜11月3日

成城石井が見てきた台湾の味を家庭で再現する秋。開催概要と開催期間
株式会社成城石井は、2025年10月3日(金)から11月3日(月・祝)まで、全国の成城石井225店舗にてフェア「成城石井が見てきた!台湾美食祭」を開催します。発表日は2025年9月25日で、プレスリリースでは開催に関する詳細が公表されています。店舗によって取り扱い商品が一部異なる旨が明記されています。
本フェアは昨年開催された「お茶と楽しむ台湾グルメフェア」の好評を受けて実施されるもので、今回は現地視察で得た“気づき”を商品開発に取り入れ、成城石井ならではのひと手間とアレンジを施した自家製商品を中心に展開します。フェアの対象商品には応募シールが付く商品もあり、収集によるプレゼントキャンペーンも同期間中に実施されます。

現地視察で得た学び──セントラルキッチンが仕立てた“台湾らしさ”と日本向けの工夫
成城石井のセントラルキッチンの料理人と商品部のバイヤーは、2025年5月に台北を3日間訪問し、約80食を見て食べ歩く中で台湾料理の特性やローカルの調理法を確認しました。視察対象は有名レストランから食堂、夜市の屋台に至るまで多岐にわたり、王道料理から現地で親しまれるローカルメニューまで幅広く体感しています。
台湾料理の特徴として、福建料理をベースに西洋や日本の影響を受けながら発展してきたこと、五香粉などの香り高いスパイスや、醤油・味噌などの発酵調味料、干し椎茸・干しエビといった魚介の旨みを活かした味付けがあり、日本の出汁文化と親和性がある点が挙げられます。これらの“気づき”を踏まえ、成城石井では現地の風味を生かしつつ日本の嗜好に合わせた調整を施しています。

現地の味の再現と成城石井流のアレンジ
具体的な工夫の例として、五香粉の効かせ方や香りのバランス調整、調味料の使い分け、食感の再現方法、素材の下処理といった点が挙げられます。下味や仕上げにカレー粉を用いるなど、現地のエッセンスを残しつつ日本の味覚に合わせる工夫も用いられました。
また、自家製デザートでは杏の種子を24時間漬け込んで抽出液を使用するなど、素材の風味を丁寧に引き出す手法を導入しています。セントラルキッチンではパティシエや料理人が一品ずつ手間をかけて製造しています。
- 視察期間・規模
- 2025年5月・台北を3日間、約80食を試食・調査
- 重視した点
- 香りのバランス(五香粉等)、発酵調味料の活用、出汁の旨み、食感の再現
- 成城石井流のアレンジ例
- 五香粉の抑制、カレー粉の利用、絹ごし豆腐を丸ごと使うスタイル、杏の種子を長時間漬けて抽出する方法など

商品ラインアップと発売スケジュール:全31品の内訳と代表的な新商品
フェアでは合計31品を用意し、うち新商品は25品です。商品カテゴリごとの内訳は以下の通りです。
- 成城石井セントラルキッチン製の惣菜・デザート・焼き菓子:19品(うち新商品14品)
- 菓子:4品(全て新商品)
- 店内製造の惣菜※:4品(全て新商品)※一部店舗のみ取扱い
- その他オリジナル商品:2品(うち新商品1品)
- ベーカリー:2品(いずれも新商品、販売店舗は限定)
成城石井セントラルキッチン製の自家製商品はフェア開始時に新商品9品と既存品5品の合計14品を提供し、フェア中盤からさらに新商品5品を販売する構成となっています。ベーカリー2品は大阪・京橋の「成城石井BAKERY」と東京の製造店「成城石井 BAKERY」コーナー2店舗限定の販売です。

フェア開始時に販売する主な新商品(発売日・価格を含む)
代表的な新商品と発売日・価格は以下の通りです。日付はプレスリリースに沿っています。
- 成城石井自家製 台湾風排骨(パイコー)レタス炒飯:755円(10月1日発売)
排骨は豚肩ロースに五香粉と調味料で下味をつけ、衣とカレー粉をまとわせて揚げます。炒飯はホタテ・椎茸ペースト、玉子、青ねぎ、自家製ネギ油で炒め、目玉焼きとオクラをトッピングしています。
- 成城石井自家製 五香粉を効かせた自家製魯肉の台湾風意麺:647円(10月1日発売)
自家製魯肉の甘辛餡に黒酢や穀物酢、紅生姜で後味をさっぱりさせています。麺は小麦粉と卵の平打ち自家製麺を使用しています。味付け玉子、もやしナムル、にら、高菜、紅生姜をトッピングします。
- 成城石井自家製 桜海老の台湾風豆乳粥:539円(10月3日発売)
ガラスープと豆乳スープを別に作り、白米の上に重ねる方式でレンジアップによりとろりとした食感を再現。黒酢入りのスープ、ザーサイの胡麻油和え、揚げ桜海老、青ねぎ、揚げバゲットをトッピングしています。
- 成城石井自家製 絹ごし1丁台湾風麻婆豆腐:755円(10月2日発売)
絹ごし豆腐を丸ごと1丁使用し、蒸して水分を抜くことで程よい硬さにしています。麻婆餡は甜麺醤、麻辣醤、豆鼓醤、豆板醤を用い、葱ラー油ソースをかけるスタイルで提供します。
- 成城石井自家製 とろり、とろける本格杏仁豆腐:431円(10月1日発売)
杏の種子を24時間漬け込んで抽出した液を使用し、牛乳や生クリームと合わせて加熱。ゼラチンと寒天のブレンドでとろける食感に仕上げています。
- 成城石井自家製 アカシア蜂蜜の台湾風バニラカステラ:1,394円(10月2日発売)
メレンゲを使う別立て製法でふわふわのカステラ生地にクレームシャンティを挟み、アカシア蜂蜜で風味を整えたバニラカステラです。

フェア中盤以降に販売する主な新商品(発売日・価格を含む)
中盤以降に発売される新商品も、現地での発見を反映したメニューが中心です。発売日と価格は以下の通りです。
- 成城石井自家製 濃厚海老ソースの台湾風蝦仁飯(シャーレンハン):863円(10月15日発売)
アメリケーヌソースを応用し、ガラスープやオイスターソースを加えて濃厚な海老ソースに仕上げています。揚げ海老3尾と九条葱をトッピングしています。
- 成城石井自家製 五香粉とバジルで味わう台湾風三杯鶏飯(サンペイジーハン):755円(10月14日発売)
醤油・ごま油・酒を同量使う三杯鶏をご飯に合わせ、五香粉とバジルのバランスを調整。和醤油と中国醤油の2種類を使い、味の深みを出しています。
- 成城石井自家製 中華味噌仕立ての台湾風豚角煮:971円(10月15日発売)
豚バラを蒸して焼き、タレに漬け込み3時間煮込む手間をかけ、甜麺醤を用いてまろやかな味噌風味に仕上げています。
- 成城石井自家製 広島県産牡蛎と国産牛モツの台湾風麺線(メンセン):539円(10月14日発売)
牡蛎はスープで火入れし旨みを凝縮。あご出汁や自家製ネギ油、淡口醤油、中国黒酢を使用し、五香粉の香りを調整しています。麺はそうめんを合わせています。

成城石井 BAKERY と店内ベーカリーの新作
ベーカリー業態では、台湾風ドーナツ2品を10月2日(木)に発売します。両商品は外側がサクッと中がふわふわの食感を目指し、北海道美瑛産小麦粉や米粉、乳脂肪分47%の純生クリームを使用するなど素材にもこだわっています。
ラインアップと価格は下記の通りです。
- 成城石井 BAKERY サクふわ!ミルクシュガーの台湾風ドーナツ:215円(10月2日発売)
- 成城石井 BAKERY サクふわ!クーベルチュールチョコの台湾風ドーナツ:259円(10月2日発売)

プレゼントキャンペーンの仕組みと賞品詳細
フェア期間中の2025年10月3日から11月3日まで、対象商品に貼付された応募シールを集めて申し込むと抽選で合計100名にプレゼントが当たります。対象商品はフェア対象商品のうち25品で、該当商品には応募シールが貼付されています。
応募方法は各店舗に設置される専用台紙にシールを貼付のうえ、郵送で応募する形式です。専用台紙は成城石井公式ホームページおよび公式アプリからダウンロードも可能です。3枚集めるとB賞、5枚集めるとA賞に応募できます。
- A賞(30名様):横浜中華街『照宝』の杉上製せいろセット
蓋つき1段の杉上製せいろ(直径約15cm)と蒸し板(直径約19.5cm)をセットにした賞品です。1人前用として手軽に使えるサイズです。
- B賞(70名様):成城石井オリジナル豆皿2枚セット
直径10.5cmのオリジナル豆皿2枚セットで、表面に「成城石井」、裏面にフェア名が記載されたデザインです。
注意事項として、価格は税込表示であること、画像はイメージであること、発売日は入荷状況により前後する可能性があること、店舗ごとに取扱商品が異なることが明記されています。詳細は店頭のリーフレット等で確認するよう案内されています。

今回のフェアの要点を表で整理
以下に、今回の記事で取り上げた主要事項を表でまとめました。日程や対象店舗、商品数、キャンペーンの概要などを一覧で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
フェア名 | 成城石井が見てきた!台湾美食祭 |
開催期間 | 2025年10月3日(金)〜11月3日(月・祝) |
発表日 | 2025年9月25日(株式会社成城石井によるプレスリリース) |
実施店舗数 | 成城石井225店舗(店舗により取扱商品が異なる) |
商品数(合計) | 31品(うち新商品25品) |
商品内訳 | 自家製惣菜・デザート等19品(新14)、菓子4品(新4)、店内製惣菜4品(新4、一部店舗のみ)、その他2品(新1)、ベーカリー2品(新2、販売店舗限定) |
現地視察 | 2025年5月、台北を3日間訪問、約80食を確認 |
主な新商品(例) | 台湾風排骨レタス炒飯(755円・10/1)、台湾風意麺(647円・10/1)、桜海老の台湾風豆乳粥(539円・10/3)、絹ごし1丁台湾風麻婆豆腐(755円・10/2)、杏仁豆腐(431円・10/1)等 |
ベーカリー新作 | 台湾風ドーナツ2種(ミルクシュガー215円、クーベルチュール259円・10/2)※2店舗限定 |
キャンペーン期間 | 2025年10月3日〜11月3日(シールを集めて応募) |
プレゼント | A賞:杉上製せいろセット(30名)、B賞:成城石井オリジナル豆皿2枚セット(70名) |
応募条件 | 対象商品のシールを専用台紙に貼付して郵送。3枚でB賞、5枚でA賞へ応募可能。専用台紙は店舗または公式サイト・アプリで入手可能 |
本稿ではフェアの開催期間、商品の構成、現地視察で得たポイント、主要な新商品と発売スケジュール、キャンペーンの仕組みと賞品までを整理して紹介しました。詳細や店舗ごとの取扱い状況、リーフレットによる案内は店頭および成城石井の公式サイト(https://www.seijoishii.co.jp/)で確認できます。
参考リンク: