War Thunder大型アップデートでBMオプロートTなど40種以上追加
ベストカレンダー編集部
2025年9月26日 17:54
タスクフォース実装
開催日:9月23日

タイ王国軍の兵器が日本ツリーに合流――「タスクフォース」アップデートの核
合同会社EXNOAは、DMM GAMESで提供するPC/PlayStation向けオンラインマルチコンバットゲーム『War Thunder』において、2025年9月23日(火)に大型アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」を実施したと発表しました。プレスリリースは2025年9月26日 17時00分付で公開され、同社は本件の運営にあたりガイジン・エンターテインメントと協業しています。
本アップデートでは、合計で40種類以上の新兵器追加および既存兵器の更新が行われ、特にタイ王国軍の主力装備が日本ツリーへ合流した点が大きな目玉です。以下では主要な新兵器とその仕様、ゲーム内での影響を詳しく整理します。

主力戦車:BM オプロート T(BM Oplot-T)の導入
BM オプロート Tは、T-80UDベースの発展型としてタイ王国陸軍向けに改良された主力戦車です。装甲や防護・電子装備の強化が施されており、ゲーム内でも新たな戦術的選択肢を提供する車両となります。
具体的な実装内容は次の通りです。爆発反応装甲(ERA)、レーザー警報受信機(LWR)、光学・電子対抗システムを標準装備し、新トランスミッションにより後進速度が30km/h以上可能となる点が特徴です。主砲は125mm滑腔砲KBA-3で、ソ連製砲弾のほか中国製のGP125対戦車ミサイル(ATGM)やBTA4 APFSDS徹甲弾にも対応します。
- ベース:T-80UD派生型
- 防護:爆発反応装甲(ERA)・LWR・電子対抗装備
- 火力:125mm KBA-3(GP125 ATGM・BTA4 APFSDS対応)
- 機動性:新トランスミッションで後進30km/h以上

戦闘機:F-5TH スーパーティグリス(F-5TH Super Tigris)の導入
F-5TH スーパーティグリスは、タイ王国空軍のF-5系近代改修機の一つで、イスラエルの協力を受けた改修により性能が大きく向上しています。ゲーム内では旧来の軽戦闘機カテゴリに新たな現代兵装と電子装備をもたらします。
実装のポイントは、ダービー空対空ミサイルの搭載、戦術データリンクの装備、最新アビオニクス/レーダー/コックピットを備える点です。これにより高性能な空対空戦闘能力と精密誘導兵器の運用が可能になり、近代的な制空戦術が再現されます。
- 主な装備
- ダービー空対空ミサイル、戦術データリンク、最新アビオニクス
- 改修由来
- F-5E/F タイガーIIの近代改修型(F-5T ティグリス)をベースに独自改良

冷戦期装備の追加と地形・ビジュアルの刷新がもたらす影響
「タスクフォース」ではタイ王国軍以外にも、冷戦時代の主要兵器や艦艇の追加が行われています。これにより戦場での戦術の幅が拡大し、多彩な編成や運用が可能になります。
また、地形やステージのビジュアル更新も含まれており、マップの見た目や環境表現が刷新されています。これらは単なるグラフィック調整に留まらず、プレイ感や戦術判断に影響を与える要素として導入されています。

追加された冷戦期の主要兵器
代表的な追加兵器として、アメリカのM55 203mm自走榴弾砲、B-66B デストロイヤー爆撃機、そしてUSS チャールズ・F・アダムズ級のミサイル駆逐艦が挙げられます。これらはいずれも冷戦期の設計思想を反映した重火力・長距離打撃を可能にするものです。
特にUSS チャールズ・F・アダムズは、アメリカ海軍で初めからミサイル駆逐艦として設計された艦であり、中距離艦対空ミサイルシステムRIM-24 ターターを搭載しています。このミサイルは艦対空用途だけでなく敵艦艇に対して発射可能とされ、海上戦における防空・対艦能力を向上させます。
- M55 203mm自走榴弾砲:重火力の長距離砲撃を実現
- B-66B デストロイヤー:爆撃・電子戦能力を併せ持つ機体
- USS チャールズ・F・アダムズ:RIM-24 ターター搭載のミサイル駆逐艦
地形・ビジュアル刷新とシステム調整
アップデートでは「東ヨーロッパ(Eastern Europe)」と「ポーランド(Poland)」のビジュアルが刷新されています。建物のディテールの改良や新たな草木の追加により、景観の雰囲気がよりリアルで生き生きとしたものに仕上がっています。元のレイアウトは維持しつつ、各要素の描写が向上しています。
加えて、各国のマルチ兵器に関する調整も行われ、SAM(地対空ミサイル)システムの拡充や、燃料投棄可能機体(燃料投棄機動を持つ機体)の追加など、ゲームプレイに直接影響する項目の改良・修正が含まれます。これらは戦術面での多様性を高める目的で実装されています。
- ビジュアル刷新:建築物・植生・景観のディテール向上
- システム調整:SAM拡充、燃料投棄可能な機体の導入、各種バランス修正
- その他:既存兵器のアップデートや不具合修正を含む総数40種類以上の追加・更新
導入日、運営・各種リンク、サービス情報
本アップデート「タスクフォース(Tusk Force)」は、ゲーム内実装日が2025年9月23日、プレスリリースは合同会社EXNOAより2025年9月26日 17時00分に公開されています。運営は合同会社EXNOA(本社:東京都港区、CEO:村中 悠介)で、Gaijin Games Kft.と協力して提供されています。
プラットフォームはPC(DMM GAME PLAYER版)およびPlayStation®4/PlayStation®5で、製品概要や公式情報は以下のリンクから確認できます。アップデートの公式告知ページやビギナーズサイトも公開されており、詳細はそちらで案内されています。
また、同リリースでは2025年11月に予定されるDMM GAMES『War Thunder』世界サービス開始13周年記念に向けた今後のイベントやアップデートの準備についても言及されています。詳細のスケジュールや内容については公式の追加発表を待つ必要があります。
権利表記は以下の通りです。Published by EXNOA LLC. © 2025 Gaijin Games Kft. All rights reserved.
アップデート内容の要点を表で整理
以下に、本記事で触れた「タスクフォース(Tusk Force)」アップデートの主要事項を表形式で整理します。表は実装日、追加・更新数、主な兵器・改修点、関連リンク、プラットフォームなどを列挙しています。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
アップデート名 | タスクフォース(Tusk Force) | 2025年第3回大型アップデート |
実装日(ゲーム内) | 2025年9月23日(火) | プレスリリースは2025年9月26日 17:00発表 |
発表元 | 合同会社EXNOA(本社:東京都港区、CEO:村中 悠介) | Gaijin Games Kft.と協業 |
追加・更新数 | 合計40種類以上 | 新兵器追加および既存兵器更新を含む |
主な新兵器(陸) | BM オプロート T(主力戦車)、M55 203mm自走榴弾砲 | BM オプロート T:125mm KBA-3搭載、ERA・LWR・電子対抗装備 |
主な新兵器(空) | F-5TH スーパーティグリス、B-66B デストロイヤー | F-5TH:ダービーAAM、戦術データリンク、最新アビオニクス搭載 |
主な新兵器(海) | USS チャールズ・F・アダムズ(ミサイル駆逐艦) | RIM-24 ターター搭載、中距離艦対空能力あり |
マップ/ビジュアル更新 | 東ヨーロッパ(Eastern Europe)およびポーランド(Poland)のリファイン | 建物ディテール、植生の追加・改良を実施 |
システム調整 | SAM拡充、燃料投棄可能機体の拡充、各種バランス修正 | ゲームプレイに直接影響する改良を含む |
対応プラットフォーム | PC(DMM GAME PLAYER) / PlayStation®4 / PlayStation®5 | 公式サイトおよび各種告知ページを参照 |
公式情報 | アップデート告知、ビギナーズサイト、公式サイト | 公式X:@WarThunderJP |
権利表記 | Published by EXNOA LLC. © 2025 Gaijin Games Kft. All rights reserved. | 製品概要に記載 |
本稿では、合同会社EXNOAの発表内容を基に、「タスクフォース(Tusk Force)」で導入された主な兵器、冷戦期装備の追加、ビジュアル・システム面の刷新、導入日および関連リンクを整理しました。詳細かつ最新の情報はアップデート公式告知および『War Thunder』公式サイトをご確認ください。
参考リンク: