沈黙の艦隊:北極海大海戦の冒頭13分46秒を先行配信
ベストカレンダー編集部
2025年9月27日 05:48
冒頭13分46秒独占配信
開催日:9月27日

氷原を裂く開幕――Prime Videoで先行公開された冒頭13分46秒の中身
Prime Videoは、2025年9月27日(土)より、Amazon MGMスタジオ製作の劇場公開映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の冒頭13分46秒をプライム会員向けに独占配信開始しました。本編は9月26日(金)に全国の東宝系で劇場公開されていますが、冒頭映像は劇場公開直後にPrime Videoで先行公開された形になります。映像はPrime Videoの下記ページで視聴可能です(視聴には会員登録が必要です)。
冒頭映像のURL:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0FR3M52S7。視聴にあたってはAmazonプライム会員であることが前提となるため、会員については amazon.co.jp/prime を参照してください。
冒頭13分46秒で描かれる緊迫の一連
配信された冒頭13分46秒は、独立宣言した原子力潜水艦〈やまと〉がベーリング海峡を航行する場面から始まります。艦長の海江田四郎(演:大沢たかお)が率いる〈やまと〉は国連のあるニューヨークへ向かうが、アメリカ大統領ベネット(演:Rick Amsbury)は〈やまと〉を“核テロリスト”として撃沈すべく最新鋭の攻撃型原子力潜水艦を差し向けます。
雪と氷が支配する北極海の水面下では、流氷や氷塊が〈やまと〉の航路を阻み、氷塊の砕ける音や水中の音響効果が緊迫感を高める中、敵艦の猛攻が始まります。日本国内ではちょうど衆議院解散総選挙が行なわれており、〈やまと〉を巡る政局の揺れも描かれます。政界のキーマンである政治家・大滝淳(演:津田健次郎)が不敵に笑うシーンも冒頭に含まれています。
映像表現と物語の構造――海中バトルと政治サスペンスの融合
本作は、拘りのCG・VFXを駆使した海洋バトル・アクションと、〈やまと〉を巡る国内の政治情勢の二軸で構成される作品です。北極海の極寒の海域を舞台に、魚雷戦や潜航戦の臨場感を実現するために、実物潜水艦の撮影と日本屈指のVFX技術を融合させています。
物語は「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という根源的な問題提起を背景に、海中戦闘アクションと政治サスペンスを交差させながら展開します。氷原、オーロラ、砕ける流氷の音といった自然描写が戦闘の緊張感を増幅させる演出になっている点も特徴です。
ストーリーの要点
ストーリー冒頭は冷たく深い北の海をモーツァルトを響かせながら潜航する〈やまと〉の姿から始まります。〈大〉いなる平〈和〉と名づけられた原子力潜水艦〈やまと〉は、米第7艦隊との交戦を経てニューヨークへ向かう途中、ベーリング海峡でアメリカの最新鋭原潜と遭遇します。
同時期に日本では衆議院解散総選挙が行われ、〈やまと〉支持を表明する竹上首相が〈やまと〉と運命を共にする決断を迫られる展開となります。海江田四郎はいかにしてこの航海最大の難局を制するのか、北極海での戦いが物語の中心となります。
キャスト・制作クレジットと制作背景
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、原作はかわぐちかいじによる大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」)で、1988〜1996年の連載を経て累計発行部数は紙・電子合わせて3,200万部を突破しています。映像化にあたってはAmazon MGM スタジオが製作を担当し、クレデウスが制作プロダクションとして参加、監督は吉野耕平が務めています。
撮影には海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て実物潜水艦での撮影を行い、VFXは日本屈指の技術陣が担当。前作のドラマシリーズ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』(2024年配信)は国内配信後365日間の視聴数でAmazon MGM スタジオが手掛けた作品の中で歴代一位を記録しており、今回の映画第二作目はさらに大きなスケールで原作随一のバトルシーンを映像化しています。
主要キャストとスタッフ(作品概要)
主要キャストと主要スタッフは以下の通りです。出演・制作陣の詳細は劇場プログラムや公式サイトでも確認できますが、ここではプレスリリース記載のクレジットを網羅します。
- 出演:大沢たかお、上戸彩、津田健次郎、中村蒼、松岡広大、前原滉、渡邊圭祐、風吹ジュン、Torean Thomas、Brian Garcia、Dominic Power、Rick Amsbury、岡本多緒、酒向芳、夏川結衣、笹野高史、江口洋介
- 原作:かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社「モーニング」)
- 監督:吉野耕平
- 脚本:髙井 光
- 音楽:池 頼広
- 主題歌:Ado「風と私の物語」 作詞・作曲:宮本浩次、編曲:まふまふ
- プロデューサー:戸石紀子、松橋真三、大沢たかお、千田幸子、浦部宣滋
- 製作:Amazon MGM スタジオ
- 制作プロダクション:CREDEUS
- 協力:防衛省・海上自衛隊
その他の主要スタッフには撮影:小宮山充(JSC)、美術:小澤秀高(A.P.D.J)・長谷川真弘、照明:加藤あやこ、録音:林栄良、編集:今井剛・室谷沙絵子、VFXスーパーバイザー:西田裕、CGスーパーバイザー:稲村忠憲など、多数の専門家が名を連ねています。
関連コンテンツとキャンペーン、視聴方法の詳細
Amazonは映画公開を記念して複数の関連コンテンツとキャンペーンを実施しています。Prime Videoでの冒頭13分46秒の独占配信に加え、前作ドラマシリーズ『沈黙の艦隊 ~東京湾大海戦~』の全8話をPrime Videoで独占配信中です。原作や音楽面でも連動した施策が展開されています。
たとえば、Amazon Musicでは主題歌Adoによる「風と私の物語」が配信中で、プレイリスト『Best of Ado』にも収録されています。配信はAmazon.co.jpのアカウントがあればAmazon MusicアプリやAlexa搭載デバイスなど対応機器から利用可能です。ただし、Amazon Music Unlimitedに未加入の場合はシャッフル再生となる場合がある点に注意が必要です。
原作・電子書籍関連キャンペーン
原作コミックに関するキャンペーンでは、2025年9月1日(月)からKindle Unlimitedで『沈黙の艦隊』1〜10巻が読み放題になっています。またPrime Readingでは1〜3巻が読み放題の対象です。さらに期間限定のキャンペーンとして、2025年9月30日(火)までKindle版1〜3巻が無料で購入できる施策も実施中です。
これらは映画の公開に合わせて原作から作品世界に触れられる機会を提供するもので、原作を未読の視聴者にもアクセスしやすい仕立てになっています。
視聴条件とPrime Video/Amazonプライムの提供情報
今回配信される冒頭13分46秒映像はプライム会員限定配信で、視聴には会員登録が必要です。Prime Videoは多数のデバイスで利用可能なワンストップ・エンターテインメントサービスで、プライム会員特典の一部として利用できます。Prime Videoでは本作以外にも日本オリジナル作品や洋画、海外ドラマ、ライブスポーツなど多様なコンテンツを提供しています(詳細は www.amazon.co.jp/primevideo を参照)。
Amazonプライムの会費は年会費が5,900円(税込)、月会費が600円(税込)です。プライム会員にはPrime Video視聴のほか、Amazon Music Prime(約1億曲のシャッフル再生)、Prime Reading、Prime Gaming、配送特典(お急ぎ便や日時指定便)などの特典が含まれます。30日間の無料体験は https://www.amazon.co.jp/prime から申込可能です。
公式情報、配給・著作表記とまとめ
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の公開日は2025年9月26日(金)で、配給は東宝が担当しています。公式サイトは silent-service.jp、公式X(旧Twitter)は @silent_KANTAI です。冒頭13分46秒の配信開始日時は2025年9月27日(土)で、発表はアマゾンジャパン合同会社による2025年9月27日 00時00分のリリースに基づきます。
最後に本記事で紹介した主要な情報を整理した表を掲載します。以下の表は配信日時、劇場公開日、視聴条件、主なキャストとスタッフ、関連キャンペーンの概要を一覧化したものです。
項目 | 内容 |
---|---|
作品タイトル | 『沈黙の艦隊 北極海大海戦』 |
劇場公開日 | 2025年9月26日(金) |
Prime Video冒頭配信 | 2025年9月27日(土)より冒頭13分46秒を独占配信(視聴ページ) |
視聴条件 | プライム会員限定(会員登録が必要、詳しくは amazon.co.jp/prime) |
主な出演 | 大沢たかお、上戸彩、津田健次郎、他(全文クレジットは本文参照) |
監督/脚本/音楽 | 監督:吉野耕平/脚本:髙井 光/音楽:池 頼広 |
主題歌 | Ado「風と私の物語」(作詞・作曲:宮本浩次、編曲:まふまふ) |
原作 | かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』(講談社「モーニング」、累計発行部数 約3,200万部) |
製作・配給 | 製作:Amazon MGM スタジオ/制作プロダクション:CREDEUS/配給:東宝 |
関連コンテンツ | 前作ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』全8話をPrime Videoで独占配信、Amazon Musicで主題歌配信、Kindle関連キャンペーン(1〜10巻Kindle Unlimited、1〜3巻Prime Reading、1〜3巻Kindle版無料キャンペーンは〜2025年9月30日) |
公式サイト/公式X | 公式サイト:silent-service.jp / 公式X:@silent_KANTAI |
著作表記 | ©2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved. ©かわぐちかいじ/講談社 |
本稿では、Prime Videoでの冒頭13分46秒の独占配信開始と、劇場公開・関連キャンペーン・制作体制・クレジット情報を網羅してお伝えしました。視聴や原作の閲覧、主題歌の視聴などは各サービスの案内ページから確認すると、各コンテンツを横断的に楽しむことができます。
なお、Prime Videoの提供する関連サービスやAmazonプライムの特典、Amazonの企業理念や提供サービスに関する詳細情報は、Amazonの公式ページ(Amazon Newsroom:http://amazon-press.jp、About Amazon:http://www.aboutamazon.jp)で確認できます。