稲とアガベが唐花草で醸す最高峰クラフトサケ『寵深花風』発売

寵深花風発売

開催日:9月3日

寵深花風発売
どんな香りや味がするの?
米・米麹・唐花草だけを用い、秋田の花もと製法と白麹の酵素で醸した一本。ソーヴィニヨン・ブランを思わせる華やかで瑞々しい柑橘やハーブ系の芳香が特徴です。
どこでいつ買えるの?値段は?
発売は2025年9月3日から順次。容量は720mlで価格は8,800円(税込)。GINZASIX、稲とアガベの酒販店、稲とアガベ公式ECサイトなどで購入できます。

日本在来種・唐花草と「花もと」で描く、新たなクラフトサケの香り

秋田県男鹿市を拠点に活動する稲とアガベ株式会社は、「稲とアガベ日本酩酊計画2025」を記念して、新商品『寵深花風(ちょうしんかふう)』を発表・発売しました。プレスリリースは2025年9月27日18時59分付で公表されています。

本作の最大の特徴は、原料を米・米麹・唐花草(からはなそう)の三つに限定し、秋田の伝統的などぶろく製法の一つである「花もと」を軸に醸した点です。唐花草は日本の山々に自生するホップ近縁の在来種で、地域の民間伝承の中でどぶろくづくりに利用されてきた素材です。

稲とアガベ、日本の在来種「唐花草」で醸すマスカットやライチを連想する芳香最上級クラフトサケ『寵深花風(ちょうしんかふう)』を新発売 画像 2

唐花草の採用と意義

唐花草は、一般的なホップとは異なる地域固有の香気成分を持つとされ、稲とアガベはこれを伝統的な「花もと」技法と組み合わせることで、従来の日本酒やどぶろくの枠を超えた香りの表現を狙いました。

原料を敢えて絞ることで、唐花草の個性を最大限に引き出すことができ、結果としてグラスに注ぐと白ワインのソーヴィニヨン・ブランを想起させるような華やかで瑞々しい芳香が立ち上がる、と発表では説明されています。

  • 使用原料:米、米麹、唐花草
  • 製法軸:秋田に伝わる「花もと」どぶろく製法
  • 香りの特徴:ソーヴィニヨン・ブランを思わせる華やかさと瑞々しさ

製品仕様と販売スケジュール:価格・容量・販売チャネルを詳細に

『寵深花風(ちょうしんかふう)』は、720mlボトルで提供され、価格は8,800円(税込)です。発売は2025年9月3日(水)より順次開始されています。販売チャネルは複数に渡り、GINZASIXや稲とアガベの酒販店、そして稲とアガベのECサイトでの取り扱いが明言されています。

プレスリリースと関連情報はプロジェクトページやECサイトで確認できます。販売やプロジェクトの詳細は下記リンクを参照してください。

  1. 稲とアガベ日本酩酊計画2025(PR TIMES)
  2. 稲とアガベ ECサイトの商品ページ
項目 内容
商品名 寵深花風(ちょうしんかふう)
原材料 米、米麹、カラハナソウ(唐花草)
容量 720ml
価格 8,800円(税込)
発売日 2025年9月3日(水)より順次発売
販売場所 GINZASIX、稲とアガベ 酒販店、稲とアガベ ECサイト 等

醸造技術と代表者コメント:酵素作用が生む「白ワイン的」香りの説明

プレスリリース内で代表取締役の岡住修兵氏は、本作が稲とアガベの4年間のクラフトサケづくりで得た知見を注ぎ込んだ最上位モデルであると位置づけています。唐花草を用いた伝統的な酒造りは古くから存在しており、技術的に興味深い点が多いことを説明しています。

岡住氏は、醸造上の観点から焼酎用の白麹が持つ酵素が唐花草中の成分を分解することで、ソーヴィニヨン・ブランを想起させる香りが生まれると指摘しています。また、本ロットは初期衝動を宿すファーストロットとして特に仕上がりが際立っているとされ、醸造家や酒販店、飲食店、そして幅広い消費者から支持を得ているとのことです。

岡住修兵(代表取締役)コメントの要旨
・4年間の知見を注ぎ込み到達した最上位モデルであること。
・唐花草と白麹の酵素作用によりソーヴィニヨン・ブランを思わせる香りが生じるという技術的観察。
・ファーストロットの完成度の高さと幅広い支持。

香りと味わいの具体的表現

発表文によれば、グラスに注いだ際に立ち上る芳香は「華やかで瑞々しい」と形容され、白ワインのソーヴィニヨン・ブランを連想させる要素があるとされています。原料は米と米麹、唐花草のみであるため、素材の選択と製法が香味に直接的に影響していることが強調されています。

また、多様な素材を試してきた稲とアガベの経験に基づく丁寧な醸造工程により、複雑さと奥行きを持った味わいが生まれていると説明されています。

「稲とアガベ日本酩酊計画2025」と地域づくりの取り組み、会社概要

本商品の発売は「稲とアガベ日本酩酊計画2025」の一環として行われています。本プロジェクトは、近年の日本酒離れに対して「酩酊」という言葉の意味を「日本の素晴らしい文化に酔いしれる」と再定義し、酒を通じて文化を守りつなぐことを目的に掲げています。プロジェクトの詳細はPR TIMESの該当ページで確認できます(参照)。

稲とアガベは2021年秋に創業したクラフトサケ醸造所で、単に酒を製造するだけでなく「お酒を地域メディアとして活用する」ことを掲げ、醸造所を起点にしたまちづくりを推進しています。創業以来、レストランや食品加工所、ラーメン店、サウナ付きホテル(「ホテルかぜまちみなと」「ひるね」)、スピリッツを製造する「早苗饗蒸留所」などの運営・展開を通じて、男鹿の地域産業や観光資源と連動する取り組みを継続しています。

稲とアガベ株式会社 概要
社名:稲とアガベ株式会社
所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者:代表取締役 岡住修兵
設立:2021年3月
事業内容:酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業
要点 内容
プロジェクト名 稲とアガベ日本酩酊計画2025
公表日 2025年9月27日 18:59(プレスリリース)
主要取扱店 GINZASIX、稲とアガベ 酒販店、稲とアガベ ECサイト
関連リンク PR TIMES(プロジェクト紹介)
ECサイト(商品ページ)

以上が発表された情報の要点です。本記事では、稲とアガベが提示した素材選定、醸造技術、販売計画、会社の地域連携という観点を整理して紹介しました。最後に、本稿で触れた主要情報を表にまとめます。

項目 詳細
商品名 寵深花風(ちょうしんかふう)
原材料 米、米麹、カラハナソウ(唐花草)
容量 720ml
価格 8,800円(税込)
発売日 2025年9月3日より順次発売(プレスリリース日:2025年9月27日)
販売場所 GINZASIX、稲とアガベ 酒販店、稲とアガベ ECサイト 等
主な特徴 唐花草と花もと製法による独自の香味。白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)を思わせる華やかな芳香。
代表者 岡住修兵(稲とアガベ株式会社 代表取締役)
関連プロジェクト 稲とアガベ日本酩酊計画2025(文化と酒を結ぶ取り組み)
関連リンク PR TIMESECサイト

本稿では、発表されたすべての情報を可能な限り具体的に整理して提示しました。製品の特性、発売情報、背景となるプロジェクトや会社概要、代表のコメントまでを網羅しています。

参考リンク: