10/1開始|ミモザキッチンのクラファンで冷凍ごちそう全国へ
ベストカレンダー編集部
2025年9月28日 05:47
ECリニューアルクラファン
開催日:10月1日

ミモザキッチン、無農薬×無添加の“ごちそう”を全国へ——クラウドファンディングで体制を強化
滋賀県東近江市に拠点を置くミモザキッチン合同会社は、2025年10月1日からCAMPFIREでクラウドファンディングを開始します。目的は、無農薬・無添加にこだわった冷凍食品を全国へ安全に届けるための体制整備です。具体的には、(1) ECサイトの全面リニューアル、(2) 食材の細胞を壊さず旨みを閉じ込める瞬間急速冷凍機(以下「瞬間冷凍機」)の導入、の二本柱で進めます。
目標金額は300万円(CAMPFIRE手数料含む)550万円を設定しています。集まった支援金は主にEC構築費150万円、瞬間冷凍機導入費400万円に充てる計画です。クラウドファンディングの実施期間は2025年9–10月、ECリニューアル公開と装置発注は11月、リターン発送は2026年1月から順次行う予定です。

背景:地元に根ざした「野菜が主役」の台所から全国の食卓へ
ミモザキッチンは創業以来、無農薬・有機野菜を中心に据え、うま味調味料に頼らず素材の力で味を引き出す調理を信条としてきました。自社農園「ミモザファーム」と地域の生産者と連携し、規格外野菜も積極的に活用するなど、ゼロウェイストと地域循環を実践しています。
これまで累計来店は30万人を超え、地域に根ざした“食の好循環”を育んできました。しかしコロナ禍以降の原材料高騰や物価上昇により経営は厳しくなり、第4期には3,100万円の赤字、第5期は▲375万円まで縮小するなどの状況が続きました。現状、店舗外へ価値を届けるECの再構築と、冷凍品質を高めて全国配送可能にする設備投資が必要と判断しています。

“誠実さ”と“正直さ”で伝える料理づくり
厨房には形の不揃いな規格外野菜が並ぶことがあり、ミモザキッチンはそれらの命を生かす工夫を行っています。切り方や火入れ、味の重ね方で食べやすさを引き出す取り組みは、子どもが嫌っていた野菜を食べられるようになったといった料理の変化として表れています。
一方で経営面では困難を経験しつつも、廃棄削減やファンとの関係構築で徐々に改善を図ってきました。今回のクラウドファンディングは、その努力を次の段階に繋げるための資金調達です。

プロジェクトの中身:品質×物流×体験の三位一体
今回のプロジェクトは、(1) ECサイトのUI/UX改善と商品ページ充実、(2) 冷凍品質の引き上げ(瞬間冷凍機導入)、(3) “体験”や“つながり”を重視したリターン設計、の三点で構成されます。これらを合わせることで品質・物流・顧客体験を一体的に強化し、月商目標100万円の達成を狙います。
現在のECは月商約50万円で、スマートフォン対応や導線、商品情報・写真・レビューの整備に改善余地があります。プロのパートナーと協働してスマホ購入体験の最適化、レビュー導入、顧客管理・再来店導線の強化を行います。

瞬間急速冷凍機の導入意義
瞬間冷凍機は、食材の細胞を壊さずに急速に凍結することで、調理直後の食感や香り、旨みを閉じ込める装置です。揚げ物、焼き物、煮込み、スイーツなどジャンルを問わずピーク品質を維持できるため、温めるだけで“できたて感”を提供できる点が導入の主な狙いです。
これにより、冷凍で提供する商品の品質が向上し、全国配送を前提にした商品ラインナップの幅が広がります。導入費用として400万円を見込んでいます。

体験を重視したリターン設計
ミモザキッチンは物販だけでなく、支援者とのつながりを重視したリターンを用意しています。店舗貸切、ランチ定期券、子ども食事無料券のスポンサーなど、支援が地域の好循環に結びつく仕組みです。
具体的には、ECで使えるデジタルEギフト、ベジキッシュや焼き菓子のギフト、ランチビュッフェ定期券、店舗貸切プラン、CAMPFIRE限定の特別会員権、子ども食事無料券のスポンサー枠など多様なリターンを用意しています。

支援の詳細:金額、スケジュール、リターン一覧
プロジェクト名は「野菜が主役の料理とゼロウェイストを追求するカフェのECリニューアルプロジェクト」。実施期間は2025年10月1日開始(予定、終了日はCAMPFIREページに準拠)です。目標金額は300万円、セカンドチャレンジは550万円に設定されています。
主な資金使途はEC構築費150万円、瞬間冷凍機導入費400万円、そのほか広報・宣伝費やリターン仕入れ費に充てる計画です。スケジュールは以下の通りです。
- スケジュール
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- 2025年9–10月:クラウドファンディング実施
- 2025年9–11月:プロモーション・EC公開準備
- 2025年11月:ECリニューアル公開・瞬間冷凍装置発注
- 2025年11月:リターン発送準備
- 2026年1月:順次リターン発送

主なリターン(一覧)
リターンは金額別に複数用意されており、ECで使えるデジタルEギフトから、実物のギフトや店舗利用権、スポンサー枠まで幅広く設定されています。
代表的なリターンは次の通りです。
- Eギフト:5,000円/10,000円(10,500円分)/20,000円(21,500円分)/30,000円(33,000円分)/50,000円(55,500円分)/100,000円(120,000円分)
- ベジキッシュアソート・焼き菓子ギフト(OMOTENASHI Selection 2025 金賞受賞)
- ランチビュッフェ定期券:1名 32,000円(2,999円×12回分相当)/2名 62,000円
- 店舗貸切プラン(小規模の結婚式、各種会合対応)
- 特別会員権(CAMPFIRE限定):ポイント還元率 Mimosa 30%、Premium 35%、VIP 40%(3年間有効)
- 子ども食事無料券のスポンサー:7,000円(10名分)/14,000円(20名分)/35,000円(50名分)/70,000円(100名分)
- その他:わんこのごはんや純粋な応援枠など

受賞・評価
ミモザキッチンのミニベジキッシュ(Veggie Quiche Assort)は、OMOTENASHI Selection 2025 第1期で金賞を受賞しています。受賞理由には、オーガニック志向やゼロウェイストの実践、冷凍でもできたて感を保つ品質などが評価されています。
この評価は、冷凍流通での品質担保の重要性を示すものであり、今回の瞬間冷凍機導入計画と整合します。

企業情報と取材・問い合わせ先、最終まとめ
会社名はミモザキッチン合同会社、所在地は滋賀県東近江市。事業内容はカフェ&レストラン運営、テイクアウト/デリ・スイーツ製造販売、EC運営、自社農園(ミモザファーム)運営などです。特徴は無農薬・有機野菜の活用、うま味調味料不使用、規格外野菜の活用、ゼロウェイスト推進、地域循環の実践です。
取材や商品試食、農園見学、代表・スタッフ・生産者インタビューなどに柔軟に対応するとしており、報道関係者向けの問い合わせ先は以下の通りです。
- 担当
- 代表 丹羽昭夫(ミモザキッチン合同会社)
- reception@mimosakitchen.jp
- TEL
- 080-3401-0032
プロジェクトのCAMPFIREページや公式Instagramも案内されています(関連リンク:https://www.instagram.com/mimosakitchen.jp/)。
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 野菜が主役の料理とゼロウェイストを追求するカフェのECリニューアルプロジェクト |
開始予定日 | 2025年10月1日(CAMPFIRE) |
目標金額 | 300万円(セカンドチャレンジ 550万円) |
主な資金使途 | EC構築費 150万円、瞬間冷凍機導入費 400万円、広報・リターン等 |
スケジュール | 2025年9–10月:クラファン/2025年11月:EC公開・装置発注/2026年1月:順次リターン発送 |
現在のEC月商 | 約50万円(目標:月商100万円) |
代表的商品 | ミニベジキッシュ(Veggie Quiche Assort)、国産鶏のバターチキンカレー、トマトリゾットのライスコロッケ、オーガニックさつまいもココ、ボトルケーキ/焼き菓子等 |
受賞 | OMOTENASHI Selection 2025 金賞(ミニベジキッシュ) |
お問い合わせ | reception@mimosakitchen.jp / 080-3401-0032(代表:丹羽昭夫) |
以上が、ミモザキッチンが2025年10月1日からCAMPFIREで開始するクラウドファンディングの概要と詳細です。無農薬・無添加の“からだ想い”の料理を、より高い品質で全国に届けるための具体的な投資計画、リターン設計、スケジュールを整理しました。プロジェクトはEC・冷凍品質・顧客体験の三位一体で実行され、透明性を持って進捗やKPIを公開する方針です。詳しい情報や最新の進捗はCAMPFIREページおよび公式SNSで確認できます。
参考リンク: