スマホで数万人が没入!Jaaan Stadiumが正式リリース
ベストカレンダー編集部
2025年9月28日 16:48
Jaaan Stadium正式公開
開催日:9月28日

スタジアムが個人のスマートフォンで変わる――「Jaaan Stadium」の登場
有限会社KIVO TOYSは、2025年9月28日14時00分にARエンターテイメントサービス「Jaaan XR」から新たなARショーサービス「Jaaan Stadium(ジャーンスタジアム)」を正式にリリースしました。屋内外を問わず、大規模空間において数万人が同時にスマートフォンを通じて巨大なキャラクターや光の演出を体験できるという点が特徴です。
発表文によれば、Jaaan Stadiumはドローンショーやプロジェクションマッピングとは異なるアプローチで、遠くのオブジェクトが目の前に迫ってくるようなダイナミックな表現と、従来にない圧倒的な臨場感を提供します。花火大会やコンサート、スポーツイベントなど多様なシーンでの利用を想定しています。
- 発表者
- 有限会社KIVO TOYS(有限会社kivotoys)
- 発表日時
- 2025年9月28日 14時00分
- 関連サイト
- Jaaan XR 公式サイト(デモンストレーションあり)

スマートフォンで実現する没入型表現と主な特徴
Jaaan Stadiumはスマートフォンを利用することで、観客それぞれの視点からARコンテンツを体験させる点を重視しています。専用の大掛かりな設備や複数の機材を設置することなく、会場全体にわたる演出を可能にする設計がとられています。
プレス資料で明示された主な特徴は以下の4点です。各項目はイベント主催者やスポンサーにとって実務的な利点があることが強調されています。
- 驚異的な没入感とリアルな体験
スマートフォンの画面内に巨大なキャラクターや映像が出現し、遠くから近づいてくるオブジェクトや画面いっぱいに広がる演出でリアルな空間体験を提供します。ドローンやプロジェクションを補完または代替する表現が可能です。 - どこでも開催可能
屋外・屋内を問わず実施でき、会場や予算の制約があるイベントでも導入しやすいことが示されています。大規模な設営を必要としない点が、従来手法との大きな差分です。 - 優れたマーケティング効果
AR画面上に協賛企業名やスポンサーリンクを表示し、ウェブサイトや購入ページへ誘導できます。別サービスの「Jaaan Gacha」と組み合わせることでユーザーエンゲージメントを高める仕組みも用意されています。 - 低コストで迅速な実施
設備投資や準備の簡素化により、従来のドローンショーや大規模プロジェクションと比較してコスト削減が可能で、短期間での実施を見込めます。
比較項目 | Jaaan Stadium | ドローンショー | プロジェクションマッピング |
---|---|---|---|
設備投資 | 小〜中(スマホ中心) | 大(多数のドローン) | 中〜大(投影機器・足場) |
設営時間 | 短 | 長 | 中 |
屋内対応 | 可 | 制限あり | 可 |
マーケティング連携 | 容易(画面内リンク・連携機能) | 制限あり | 可能だが方法が限定 |

活用シーンの具体例とJaaanXRエコシステム
プレスリリースでは花火大会、コンサート、スポーツイベント(選手入場やハーフタイムショー)といった具体的な活用シーンが挙げられています。これらはいずれも大規模な観客に向けた視覚的な盛り上げを意図したもので、既存の演出とARを組み合わせることで新たな体験設計が可能です。
また、Jaaan XRは単独のサービスに留まらず、以下のような関連サービス群と連携するエコシステムを展開しています。これによりイベントの企画段階から実施、事後の集客・収益化まで一貫した仕組みを提供することができる点が示されています。

Jaaan Card / Jaaan Gacha / Jaaan Wear / Jaaan Lab の概要
Jaaan Card(ジャーン・カード)は、カードにタッチするだけでキャラクターが現実世界に召喚される仕組みです。召喚されたキャラクターを撮影するとオリジナルのカードが保存され、コレクションやSNS共有を通じたコミュニティ形成に活用できます。
Jaaan Gacha(ジャーン・ガチャ)はランダム表示されるガチャ機能とコレクションカード機能を兼ね備えたXRコンテンツです。ランダム性によりイベント回遊や繰り返し利用を促進し、撮影したキャラクターをコレクションカードとして保存してレア感を演出できます。
- Jaaan Wear
- グラフィックや3Dアニメーション、音楽を組み合わせた拡張Tシャツブランド。Tシャツ自体をデジタルコンテンツ表現の場とする試みです。
- Jaaan Lab / 国立AR研究所
- 東京都国立市に設立された研究拠点で、AR技術研究とコンテンツ開発を行い、オリジナルARコンテンツの公開プラットフォーム化を目指しています。

実案件とイベント参加報告
プレスリリースでは実際のイベント参加実績として、栃木市政15周年記念 第14回 歌麿まつり(令和7年10月11日(土)〜19日(日))でのJaaan Gacha展開が明記されています。開催期間中、栃木市散策ガイドアプリ『蔵ミュゼ』内でJaaan Gachaを展開し、全6キャラクターの収集を促す仕様です。
これにより地域イベントへの組み込み例が示されており、地方自治体や地域振興事業と連携したコンテンツ提供の可能性が具体的に提示されています。

導入・視聴方法、関連サービスと問い合わせ情報
Jaaan XR公式サイトでは実際に動作が確認できるデモンストレーションが用意されています。個別のXR案件にも対応しており、イベント主催者は公式サイト経由で導入の相談やデモ確認を行うことができます。公式サイトURLは https://jaaan.jp/ です。
そのほか、AIエージェントサービスとしてAI’mON(アイムオン)を提供しており、企業と顧客を結ぶ対話型エージェントの導入も可能です。AI’mONは多言語対応や提案型会話、展示会やWebサイト向けの最適化プロンプトを用意するなど、利用シーンに応じたカスタマイズが想定されています。AI’mON公式サイトは https://aimon.jp/ です。
有限会社KIVO TOYSの公式サイトは https://kivotoys.jp/ にあります。また、プレスリリース内で使用された画像ファイルのダウンロードが可能である旨が記載されています(プレスリリース素材のダウンロード提供)。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Jaaan Stadium(ジャーンスタジアム) |
提供者 | 有限会社KIVO TOYS(Jaaan XR) |
発表日時 | 2025年9月28日 14時00分 |
主な特徴 | スマホでの没入体験、屋内外対応、スポンサー表示によるマーケティング、低コスト・迅速導入 |
活用シーン | 花火大会、コンサート、スポーツイベント(選手入場・ハーフタイム)など |
関連サービス | Jaaan Card、Jaaan Gacha、Jaaan Wear、Jaaan Lab(国立AR研究所)、AI’mON |
実施事例 | 栃木市政15周年記念 第14回 歌麿まつり(令和7年10月11日〜19日)でのJaaan Gacha展開(蔵ミュゼ内、全6キャラクター) |
関連リンク | https://jaaan.jp/、https://aimon.jp/、https://kivotoys.jp/ |
本稿では、有限会社KIVO TOYSが発表した「Jaaan Stadium」およびJaaan XR関連サービスの提供内容、特徴、想定される活用場面、関連サービス群と実施事例を整理しました。サービス導入やデモの確認、素材ダウンロードは各公式サイトから案内されています。
参考リンク: