大阪万博でアルザス公式出展、選定ワインを提供
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 10:59
アルザス公式出展
開催期間:9月29日〜10月13日

フランスパビリオンで味わうアルザス — 大阪万博での公式出展と開催日程
アルザスが史上初めてワイン産地としてフランスパビリオンに公式出展します。提供期間は2025年9月29日から10月13日までで、プレスリリースは2025年9月29日 04時00分に発表されました。会期中は世界的トップソムリエたちが選定したアルザスの代表的なワインが提供されます。
今回の出展は単なる試飲機会にとどまらず、アルザスの多様なスタイルと歴史、製法を総合的に体験できる内容になっています。会場で提供されるワインは、それぞれAOC表記やヴィンテージが明記され、産地の個性を示すラインナップです。

会場で提供されるワイン一覧
以下はフランスパビリオンで提供されるワインのリストです。各ワインはソムリエの視点で選ばれ、白ワインを中心に赤やスパークリングも含まれます。
- ヘルフリッヒ(AOC クレマン・ダルザス、ブリュット、NV、白)
- ドメーヌ・ローラン・ヴォグト(AOC アルザス リースリング 2023、白)
- カーヴ・ド・テュルクハイム(AOC アルザス・グラン・クリュ「ブランド」 リースリング 2018、白)
- ファミーユ・ヒューゲル(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2022「クラシック」、白)
- アンドレ・エルハート(AOC アルザス ピノ・ノワール 2023、赤)
- ドメーヌ・アルベール・マン(AOC アルザス・グラン・クリュ「フルシュテントゥム」 ピノ・グリ 2020、白)
各アイテムは生産者名、AOC表記、ヴィンテージ、色が明確に示されています。会期中にこれらを比較することで、アルザスの地質や気候、造り手の個性がよく理解できます。
プレスリリース素材として使用される画像はダウンロードが可能です。画像著作には©CreationsEtoile-ConseilVinsAlsace の表記があります。
クレマン・ダルザスの味わいと製法 — スパークリングのトリビア
今回は特にアルザスのスパークリングワイン、クレマン・ダルザスに焦点を当てて解説します。トラディショナル製法(瓶内二次発酵)で造られるこのスパークリングは、エレガントで多彩なスタイルが特徴です。
典型的な風味としては、リンゴや洋梨などの白いフルーツ、桃やアプリコット、柑橘類のニュアンスがあり、瓶内熟成が長いものはドライフルーツ、白い花、ブリオッシュのような香りが感じられます。
ブドウ品種とスタイル
クレマン・ダルザスは多くの場合、複数のブドウをブレンドして造られます。代表的な使用品種とその役割を整理します。
- ピノ・ブラン/ピノ・グリ/ピノ・ノワール/オーセロワ
- ピノ系が中心となることで、果実の幅や酸のバランスを生み出します。
- リースリング
- 場合によっては含まれ、酸やミネラル感を補強します。
- シャルドネ
- 地域によっては使用されることがあり、テクスチャーや熟成ポテンシャルを高めます。
近年、ピノ・ノワールだけで造るクレマン・ダルザス・ロゼの生産量が増加しており、色調や赤系果実のニュアンスを求める消費者の需要に応えています。
歴史的には、19世紀後期にアルザスでトラディショナル方式のスパークリングが始まり、1900年のパリ万博を契機に本格化しました。1976年にはAOCクレマン・ダルザスとして認定され、現在はアルザスワイン生産量の約36%を占め、フランス国内外で高い評価を受けています。
ソムリエの見解とペアリングの実践的アドバイス
今回の提供ワインは世界的トップソムリエたちによって選定されています。選定基準は、アルザスの地域性を反映しつつ、来場者が食事とともに楽しめる汎用性の高さを重視したものです。
1995年世界最優秀ソムリエコンクール優勝の田崎真也氏のコメントも紹介されています。田崎氏は白ブドウ主体のアルザスワインの特徴について、日本人の味覚に合いやすいやさしい果実味と酸のバランスがある点を挙げています。
田崎真也氏のペアリング解説
田崎氏はクレマン・ダルザスを〈食前酒〉として最適と位置づける一方で、食事を通しても十分に楽しめる懐の広さを評価しています。複雑で強いシャンパーニュを食前酒に使うと続くワインの選択が難しくなるため、軽やかでバランスの良いクレマンが適していると述べています。
実際のペアリングのコツとしては、以下の点が挙げられます。
- 前菜や軽い魚料理には、酸と果実味のバランスが良いクレマンを合わせる。
- 白ワイン主体の構成は和食や繊細な味付けと親和性が高い。
- ロゼは赤系果実のニュアンスがあるため、やや濃い味付けや冷製肉料理にも対応する。
会場では、これらの相性を実際に試せるような提供が行われることが想定されます。来場者はグラスでの比較を通じて、品種や製法が料理との相性にどのように影響するかを体感できます。
関連情報、問合せ・ダウンロードとまとめ
本出展に関する追加情報やキャンペーン情報は、以下の公式サイトやSNSで確認できます。関連リンクとしてhttps://www.alsacerocks.jpが案内されています。SNSはInstagram、Facebook、YouTube、X(Twitter)、LinkedInが挙げられています。
問い合わせ先は以下の通りです。担当はFoulques Aulagnon、役職はExport Marketing Manager、連絡先メールは info@kafeine.jp です。プレスリリース素材や会場で使用される画像ファイルはダウンロード可能です。
- 問い合わせ:Foulques Aulagnon(Export Marketing Manager)
- メール:info@kafeine.jp
- 関連サイト:Alsace Rocks、アルザスワインキャンペーン、Alsace Wines、アルザスワイン委員会
- SNS:Instagram、Facebook、YouTube、X(Twitter)、LinkedIn
- ダウンロード:プレスリリース素材(画像ファイルを含む)
カテゴリは「ソフトドリンク・アルコール飲料」「レストラン・ファストフード・居酒屋」で、キーワードとしてワイン、アルザス、大阪万博、アルザスワイン、ワインイベント、白ワイン、田崎真也が挙げられています。
項目 | 内容 |
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出展 | アルザス(ワイン産地)公式出展/フランスパビリオン |
提供期間 | 2025年9月29日〜2025年10月13日(プレス発表:2025年9月29日 04:00) |
提供ワイン(ラインナップ) | ヘルフリッヒ(AOC クレマン・ダルザス、ブリュット、NV、白) ドメーヌ・ローラン・ヴォグト(AOC アルザス リースリング 2023、白) カーヴ・ド・テュルクハイム(AOC アルザス・グラン・クリュ「ブランド」 リースリング 2018、白) ファミーユ・ヒューゲル(AOC アルザス ゲヴュルツトラミネール 2022「クラシック」、白) アンドレ・エルハート(AOC アルザス ピノ・ノワール 2023、赤) ドメーヌ・アルベール・マン(AOC アルザス・グラン・クリュ「フルシュテントゥム」 ピノ・グリ 2020、白) |
注目ポイント | クレマン・ダルザス(トラディショナル製法)。リンゴ・洋梨・桃・アプリコット・柑橘、瓶内熟成でドライフルーツや白い花、ブリオッシュの香り。 |
生産比率・歴史 | クレマン・ダルザスはアルザスの生産量の約36%。トラディショナル製法は19世紀後期から。AOC認定は1976年。 |
ソムリエの見解 | 田崎真也氏:やさしい果実味と酸のバランスは日本人のテイストに合う。食前酒および通して楽しめる。 |
問い合わせ | Foulques Aulagnon(Export Marketing Manager)/info@kafeine.jp |
関連リンク・SNS | https://www.alsacerocks.jp/Instagram/Facebook/YouTube/X(Twitter)/LinkedIn |
カテゴリ・キーワード | ソフトドリンク・アルコール飲料、レストラン・ファストフード・居酒屋/ワイン、アルザス、大阪万博、アルザスワイン、ワインイベント、白ワイン、田崎真也 |
以上がフランスパビリオンでのアルザス出展に関する要点の整理です。提供期間、ラインナップ、クレマン・ダルザスの製法や風味、ソムリエによるペアリング提案、問い合わせ先とダウンロード情報までを網羅して伝えました。
参考リンク: