ヤングライフプロポーサルの2025年夏インターン全容

YLP夏インターン2025

開催期間:8月14日〜9月26日

YLP夏インターン2025
このインターンって誰が対象なの?
対象は2027年卒業予定でITやインフラ技術に関心のある学生。名古屋・東京・大阪の各拠点で複数日程が用意され、学業と両立しやすい形式で募集されました。
具体的にどんなことを体験できるの?
講義・情報セキュリティ、L2/L3スイッチやFWの実機操作、LinuxコマンドやWEB/DNS/DHCPサーバ構築演習、座談会や結合試験で実務に近い経験が得られます。

ヤングライフプロポーサルが実施した2025年夏インターンの全容

株式会社ヤングライフプロポーサル(以下:YLP)は、2025年8月および9月にかけて、2027年卒業予定の学生を対象としたインターンシップを東京・名古屋・大阪の各拠点で実施しました。YLPは設立から20年にわたり、自社メンバーでインフラシステムの上流設計から構築、保守まで一貫して手がける企業であり、今回のインターンは同社の技術領域と業務文化を学生に直接伝える場として企画されました。

インターンは現役エンジニアとの交流と実機を用いた演習を中心に据え、学生が実務に近い形で業務プロセスを体験できる構成となっています。参加者は業界理解の強化に加えて、エンジニアとしてのキャリア形成に関する見通しを得る機会を持ちました。

ヤングライフプロポーサル、2025年夏インターンシップを実施。IT業界理解とインフラ技術体験を通じ、次世代エンジニア育成を推進 画像 2

対象と実施目的の明確化

対象は2027年卒業予定の学生で、IT業界やインフラ技術に興味を持つことを前提に募集が行われました。募集はYLPのWEBプラットフォームおよび学校案内を通じて行われ、複数の学校から意欲ある学生が集まりました。

実施の目的は、単なる技術体験に留まらず、現場で必要とされるスキルや職務イメージを具体的に伝えることにあります。講義・実機演習・社員との座談会・結合試験などを通じて、学生が自身のキャリア軸を定めるための材料を提供する狙いが示されています。

ヤングライフプロポーサル、2025年夏インターンシップを実施。IT業界理解とインフラ技術体験を通じ、次世代エンジニア育成を推進 画像 3

日程・会場とプログラム構成の詳細

インターンは5日間プログラム(5days)と1日集中プログラム(1day)で構成され、受講者が家庭や学業と両立しやすいよう複数の日程・会場が用意されました。拠点は名古屋本社、東京オフィス、大阪オフィスの3か所です。

下表は実施日程と会場の一覧です。各回とも実機演習や座談会を含むプログラムが設定されており、会場により5日間・1日間の形式が使い分けられています。

プログラム 日程 会場
5days 2025年8月18日(月)〜8月22日(金) 名古屋本社
1day 2025年8月14日(木) 東京オフィス
1day 2025年8月27日(水) 名古屋本社
1day 2025年9月18日(木) 東京オフィス
1day 2025年9月18日(木) 名古屋本社
1day 2025年9月26日(金) 大阪オフィス

主なプログラム項目と狙い

各回の主なプログラムは講義と実機演習、さらに現役社員との懇親会を組み合わせ、座学と実践を往復する構成です。これにより、参加学生は技術知識の獲得と同時に業務現場でのコミュニケーションやチームワークを体験しました。

以下はプログラム項目とその内容の要点です。各項目はYLPの業務領域に直結しており、実務での利用頻度が高いテーマを選定しています。

  • IT業界概論・情報セキュリティ講義:業界全体の構造やリスク管理、セキュリティの基本原則を整理。
  • ネットワーク基礎/L2・L3スイッチ、FW操作体験:スイッチやファイアウォールの操作を実機で体験し、ネットワーク設計と運用の基礎を理解。
  • Linux基礎コマンド、WEB/DNS/DHCPサーバ構築演習:コマンド操作からサーバ構築、各種サービスの連携までを実習形式で学習。
  • 代表講義および懇親会、先輩社員面談:経営視点やキャリアの実例に触れ、採用視点の情報を獲得。
  • 結合試験(実技)、グループディスカッション、振り返り:チームでの課題解決力とテスト工程の理解を深める。
実機演習の具体例
L2・L3スイッチを用いたVLAN設計、FW設定による通信制御、LinuxでのWEB/DNS/DHCPサービス連携を一連のワークフローで体験。
座談会の焦点
現場での1日の過ごし方、案件の進め方、求められるスキルセットに関する具体的な質疑応答。

参加学生の反応と実施結果

今年度はYLPのWEBプラットフォームや学校案内を通じて参加者を募り、複数校から学生が参加しました。参加者からは実務に近い環境で技術を学べた点や社員との対話を通じて業務イメージが具体化した点が評価されています。

運営側が公表した参加者の代表的な声は次の通りです。これらの声は参加者が得た学びの方向性を示しています。

  • 「ネットワーク機器を実際に操作でき、理解が深まった」
  • 「社員と直接対話でき、エンジニアとして働くイメージが明確になった」
  • 「就職活動の軸が見えてきた」

こうした反応は、技術習得だけでなくキャリア選択に対する情報基盤を整える点において一定の成果を示しています。また、結合試験やグループディスカッションを通じてチームでの問題解決能力を評価する機会も提供されました。

YLPは引き続き、学生がITエンジニアとしてキャリアを具体的に描ける学びの場を設けることを表明しています。採用情報や今後の開催についてはYLP採用サイトに情報が掲載されています(https://www.ylproposal.com/saiyo/)。

会社概要と事業領域

株式会社ヤングライフプロポーサルは2004年7月6日に設立され、本社を愛知県名古屋市中区大須四丁目1-18 セイジョウビル4Fに置いています。代表取締役は葛山晃守氏で、設立から20年にわたりインフラ領域を中心に事業を展開しています。

事業内容はネットワークおよびサーバの企画・構築・保守に加えて、クラウドサービスやWi-Fiソリューション、Webアプリケーション開発と保守まで多岐に及びます。学生向けインターンはこうした現場知識を伝えるための取り組みとして位置づけられています。

  • 社名:株式会社ヤングライフプロポーサル
  • 設立:2004年7月6日
  • 代表者:葛山晃守
  • 事業内容:情報ネットワークシステムの企画・提案・構築・保守、サーバ(Windows、Linux)の設計・構築・保守、クラウドサービスの提案・構築・保守、Wi-Fiソリューションの提案・構築・保守、Webアプリケーションおよびシステム開発・保守
  • 本社:愛知県名古屋市中区大須四丁目1-18 セイジョウビル4F
  • URL:https://www.ylproposal.com/

今回の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げたYLPの2025年夏インターンシップに関する主要情報を整理したものです。日程、対象、プログラム内容、問い合わせ先などを一覧にまとめています。

項目 内容
実施主体 株式会社ヤングライフプロポーサル(代表:葛山晃守)
対象 2027年卒業予定の学生(IT業界・インフラ技術に関心のある学生)
実施期間 2025年8月14日〜2025年9月26日の複数日程(詳細は下表参照)
主要会場 名古屋本社、東京オフィス、大阪オフィス
主なプログラム IT業界概論、情報セキュリティ講義、ネットワーク基礎(L2・L3スイッチ・FW)、Linux基礎コマンド、WEB/DNS/DHCPサーバ構築演習、代表講義、懇親会、結合試験、グループディスカッション
参加者の声 「ネットワーク機器を実際に操作でき、理解が深まった」「社員と直接対話でき、エンジニアとして働くイメージが明確になった」「就職活動の軸が見えてきた」
会社情報(所在地) 愛知県名古屋市中区大須四丁目1-18 セイジョウビル4F
採用情報 https://www.ylproposal.com/saiyo/
公式サイト https://www.ylproposal.com/

この記事では、YLPが実施した2025年夏のインターンシップの実施背景、日程、プログラム構成、参加者の反応、ならびに企業情報を整理しました。参加者の声やプログラム内容からは、実務に近い技術習得とキャリア形成支援の両面を重視した企画であることが読み取れます。

参考リンク: