10月1日開催|シニアeスポーツGeeSports決勝の狙い

GeeSports大会 決勝

開催日:10月1日

GeeSports大会 決勝
GeeSportsって何なの?シニアでも遊べるの?
GeeSportsは高齢者向けに操作性や表示、ルールを配慮した専用ゲームと大会の総称。楽しさと達成感を重視しつつ、認知機能維持や社会参加の促進効果を実証する取り組みです。STARBASEらが万博で実証を行います。
大会はいつどこでやるの?誰でも見に行けるの?
大会は2025年10月1日、2025年日本国際博覧会(大阪・夢洲)フェスティバル・ステーションで実施。一般来場枠や観覧方法は主催発表によるため、公式情報で参加方法を確認してください。

シニアとゲームをつなぐ「GeeSports」の理念と具体的な取り組み

リリース日:2025年9月29日 12時00分。株式会社STARBASE(本社:東京都港区、代表取締役:日髙良太郎)は、デジタルハーツグループが資本参加するGeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(以下「GeeSports LLP」)が2025年10月1日に大阪・夢洲の「2025年日本国際博覧会」会場で開催するシニアeスポーツ大会『GeeSports大会 決勝』の制作およびクリエイティブ統括に参画することを発表した。

GeeSportsは、高齢化社会が抱える課題に対しエンターテインメント分野からアプローチするという観点で設計されたシニア向けeスポーツの概念である。加齢に伴う身体機能の低下があっても楽しめるゲームのデザインにより、シニアが主体的に楽しみ、社会参加や世代間交流につながることを目指している。

STARBASE、大阪・関西万博で開催されるシニアeスポーツ大会『GeeSports大会 決勝』をデジタルハーツグループと共創 画像 2

GeeSportsのコンセプト(GrandParents / Exciting / Empower)

GeeSportsは「GrandParents」「Exciting」「Empower」の頭文字をとったコンセプトを掲げ、シニアがゲームを通じてワクワク感や生きがい、自信を取り戻すことを重視している。単なる娯楽ではなく、生活の質や社会的つながりを高める機能的な側面も想定されている。

とくに注目される点は、シニアが抱えるさまざまな障壁を取り除く専用ゲームの開発である。操作性や表示、ルール設計から参加のための導線まで、加齢に伴う制約を考慮した設計を行うことで、シニア層が安心して継続的に参加できる仕組み作りを進めている。

目的
シニアの生きがい創出、認知機能の維持促進、世代間交流の創発
対象
シニア層(GrandParents)を中心とした参加者と観衆
手段
シニア向け専用ゲームの開発とイベント開催による普及・検証

シニア専用ゲームと期待される効果

GeeSportsでは、視覚・聴覚・操作性の配慮を組み込んだ専用ゲームを通じて、参加者が身体的負担を感じることなく楽しめるように設計する。ゲームの設計は、参加のしやすさを最優先にしつつ、楽しさと達成感を提供することを念頭に置いている。

想定される効果としては、日常的な運動習慣の補完、認知機能への刺激、社会的つながりの強化などがあり、これらをイベントを通じて定量的・定性的に検証することが計画されている。

  • 健康維持や認知症予防に資する可能性の検証
  • 社会参加の促進および孤立防止への寄与
  • 世代を超えたコミュニケーション創発

万博の舞台で行われる大会の概要と目的

本大会は「2025年日本国際博覧会」内のフェスティバル・ステーションで実施される。開催日は2025年10月1日(水)で、GeeSportsの理念を広く国内外に発信する場として位置付けられている。

「2025年日本国際博覧会」は開催期間が2025年4月13日(日)から10月13日(月・祝)までとなっており、夢洲を会場に多様な展示やイベントが行われる。その一環として行われるGeeSports大会は、単独の競技イベントにとどまらず、参加者・関係者間の意見交換やアイデア共有の場としても機能する。

大会名称
シニア e-sports GeeSports大会 決勝
開催日
2025年10月1日(水)
会場
2025年日本国際博覧会 フェスティバル・ステーション(大阪・夢洲)
主催・実行体
GeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(GeeSports LLP)

大会が掲げる検証テーマ

大会を通じて検証する主要なテーマは、健康維持や認知症予防に対するゲームの有用性、社会参加を促す仕組みづくり、世代間交流の創出である。これらは単なる仮説ではなく、イベント開催中の観察や参加者からのフィードバックを通じて具体的な知見を得ることが計画されている。

また、博覧会という国際的な場を活用することで、多様な自治体や団体、研究者との連携機会が生まれ、シニア向けゲームの可能性を横断的に検証する好機と位置付けられている。

  1. 健康面の効果検証(身体活動の補助・認知刺激の測定など)
  2. 社会参加の促進効果(孤立予防、地域活動への波及)
  3. 世代間交流の機会創出(家族や若年層との協働プレイ等)

STARBASEの役割:制作とクリエイティブ統括の具体内容

STARBASEはGeeSportsの理念に賛同し、大会の制作および全体のクリエイティブ統括を担う。具体的には大会全体の制作進行管理に加え、ロゴ、キービジュアル、グッズ、WEBなどクリエイティブ全般の統括を担当することが明記されている。

同社はこれまでアーティストライブ、企業イベント、eSports大会など多岐にわたる企画制作を国内外で手がけてきた実績を持ち、今回の参画においてはそのノウハウを活かして運営面と表現面の両軸からプロジェクトを支える。

  • 大会全体の企画・制作進行
  • ロゴ・キービジュアルの設計・統括
  • グッズ企画および制作管理
  • 大会公式WEBの企画・ディレクション
  • 会場演出および体験設計のクリエイティブ統括

オープンイノベーション型共創としての位置付け

STARBASEによれば、本大会参画は「オープンイノベーション型共創」の一環であり、異なる強みやリソースを持つ企業、クリエイター、団体が垣根を越えて交わることで新しい価値や文化を創出することを狙いとしている。クリエイティブ力とエンタメの力を社会課題の解決に結びつける試みである。

この枠組みは単発のイベント運営に終わらず、今後の取り組みや地域・企業連携のモデルケースとなる可能性がある。STARBASEは制作面だけでなく、共創を促すプラットフォーム作りにも関与していく姿勢を示している。

関係者と主要データの整理

本プロジェクトにはGeeSports LLPを中心に、デジタルハーツグループが資本参加する形で関与している。デジタルハーツホールディングスの本社所在地は東京都新宿区、代表取締役社長 CEOは筑紫 敏矢氏、東証プライム上場(証券コード3676)である。

STARBASEの会社概要としては、社名が株式会社STARBASE、本社所在地が東京都港区、代表取締役が日髙良太郎、設立は2017年、社員数は49名(2025年6月末時点)である。公式サイトはhttps://starbase.jp/にて記載されている。

項目 内容
プレスリリース日 2025年9月29日 12時00分
大会名 シニア e-sports GeeSports大会 決勝
開催日 2025年10月1日(水)
会場 2025年日本国際博覧会 フェスティバル・ステーション(大阪・夢洲)
Expo開催期間 2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月・祝)
実行組織 GeeSports万博実行委員会有限責任事業組合(GeeSports LLP)
資本参加 デジタルハーツホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:筑紫 敏矢、東証プライム:3676)
STARBASEの役割 大会制作および全体のクリエイティブ統括(ロゴ・キービジュアル・グッズ・WEB等)
STARBASE 会社概要 株式会社STARBASE/本社:東京都港区/代表:日髙良太郎/設立:2017年/社員数:49名(2025年6月末)/公式:https://starbase.jp/
代表コメント 日髙良太郎:宮澤さん(デジタルハーツホールディングス 代表取締役会長 宮澤栄一氏)の「人生100歳時代に向けて、高齢者が輝く場所を作りたい」という想いに賛同し、万博という場で提言を発信したいと述べている。

以上は本プレスリリースの要点と関係者情報を整理したものである。GeeSports大会 決勝は、シニアが主体的に楽しめるゲームを通じて健康維持や認知機能の支援、社会参加の促進、世代間交流の実証を目指す取り組みであり、STARBASEはその制作とクリエイティブの統括を通じて共創の場を支える役割を担う。