椿本チエインの体験『T’s Exoskeleton』が5万人突破
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 13:19
体験者5万人突破
開催日:9月27日

「T’s Exoskeleton」で味わう「飛ぶ」体験が5万人に到達した現場レポート
2025年9月29日 11時50分、株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、社長:木村 隆利)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)内の「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展している体験型コンテンツ「T’s Exoskeleton(カラダ拡張スーツ)」の参加者数が、開幕から168日目にあたる2025年9月27日に累計5万人を突破したことを発表しました。
出展開始以来、子どもから大人まで幅広い世代が“自らカラダを動かす+VR”を通じた「飛ぶ」体験および「持ち上げる」体験を楽しんでおり、行列が連日続く人気のブースとなっています。本稿では、当日の様子や来場者の声、体験の仕組み、そして出展の意図まで、プレスリリースに含まれるすべての情報を整理してお伝えします。

当日の現場と5万人目の来場者の様子
5万人目の体験者は、兵庫県尼崎市から訪れた向井さんご一家でした。向井さんご一家は万博を3回訪れており、この日は早朝から「大阪ヘルスケアパビリオン」を目指して出発、当日予約で来館されたとのことです。向井さんご本人は「初めての大阪ヘルスケアパビリオンで、つばきブースの体験5万人目となり驚いたがよい記念になります」と話しています。
同伴の太郎さん(小学6年生)とはなこさん(小学4年生)は、実際の「飛行体験」を終えて「飛行体験は想像以上に楽しく、25年後の世界にワクワクしました」と笑顔でコメントしました。つばきブース前ではスタッフが加わって記念撮影が行われ、社長の木村氏からは記念パネルとマスコットのぬいぐるみ「ミャクミャク」が贈呈されました。
- 5万人到達日
- 2025年9月27日(開幕から168日目)
- 5万人目の来場者
- 向井さんご一家(兵庫県尼崎市)/太郎さん(小6)、はなこさん(小4)
- 贈呈内容
- 記念パネルと「ミャクミャク」のぬいぐるみ(椿本チエイン社長・木村隆利より)
T’s Exoskeleton の体験内容と技術的コンセプト
椿本チエインが大阪ヘルスケアパビリオンで提示しているのは、同社の企業理念「動く、動かす」を体現する一連の体験です。メインコンセプトは「機械と人間の調和」。具体的には「自らカラダを動かす+VR」による、着るロボット(アシストスーツ)を想定した体験提供です。
出展では、VRと身体の動きを組み合わせることで、身体能力の増強・拡張を疑似体験します。展示は2種類の体験を中心に構成され、利用者の動作データを収集して、将来の“あなたにピッタリな着るロボット”を提案するための基礎情報を得ることも目的としています。
体験の主な内容:①飛ぶ、②持ち上げる
出展では、参加者が体を使って操作する体感型コンテンツが用意されています。体験は直感的に「ワクワク」や「スゴイ」と感じられるよう設計され、これまでにない未来社会の一端を実感できるような趣向となっています。
具体的には、以下の2種類の主要体験データを収集しています。
- 飛ぶ体験:利用者の身体動作をVR上の飛行動作に連動させ、空を飛ぶ感覚を再現する体験。年齢を問わず楽しめる設計。
- 持ち上げる体験:重い物を軽々と持ち上げるような感覚を擬似的に体験させるもので、将来のアシストスーツに期待される機能の一部を体感する。
これらの体験は「自らカラダを動かす+VR」というアプローチを取ることで、身体運動のパターンや反応データを取得します。得られたデータは、個々人に最適化された「着るロボット」の設計や提案に活用されることが想定されています。
- 想定時期
- 2050年を想定し、ロボットが衣類のように「着る」存在になる未来像を描いている
- 目的
- 身体能力の増強・拡張の体感、利用者データの収集と「あなたにピッタリな着るロボット」の提案
- 体験手法
- 身体運動+VRで直感的に「新しいミライ社会」を感じさせること
展示運営の現状、会社のメッセージ、出展情報の整理
椿本チエインは「アシストスーツ」領域に注力しており、今回の出展はその着想を発展させたものです。社長の木村隆利氏は、開幕以来の盛況に感謝するとともに、自由に空を飛ぶ体験を通して来場者に未来への希望を抱いてもらいたいとコメントしています。また、閉幕までにさらに多くの来場者が体験できるようスタッフ一丸となって運営にあたると述べています。
以下に出展に関する基本情報と、来場者が得られる体験の要点を整理します。プレスリリースに含まれている情報はすべて網羅しています。
- 出展者名:株式会社椿本チエイン
- 出展場所:大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」
- 主題:機械と人間の調和、企業理念「動く、動かす」の体現
- 体験の核:「自らカラダを動かす+VR」での“着るロボット”体験(飛ぶ/持ち上げる)
- 到達指標:累計体験者数 50,000名(2025年9月27日達成、開幕から168日目)
- 5万人目来場者:向井さんご一家(兵庫県尼崎市)/3回目の万博訪問で当日予約で来館
- 贈呈・記念行為:社長より記念パネルと「ミャクミャク」ぬいぐるみを贈呈、スタッフとともに記念撮影
- 参考情報:椿本チエイン 特設サイト『MOTION CREATES EMOTION』https://www.tsubakimoto.jp/expo2025/
運営面のコメントと来場者対応
社長・木村隆利のコメントでは、開幕以来の来訪者数の多さに感謝を示し、アシストスーツに基づく着想を発展させた今回の体験を通じて来場者に希望を感じてもらうことを目指すと述べられています。運営は閉幕に向けて安全と体験品質を両立させながら継続する計画です。
来場者の実体験を通じたデータ取得は、展示そのものの価値だけでなく、将来的な製品開発や社会実装のための重要な情報となります。展示では年齢を問わず楽しめる工夫がなされており、子どもから高齢者まで幅広い層が参加している点が特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
発表企業 | 株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区) |
発表日時 | 2025年9月29日 11時50分(プレスリリース日時) |
出展イベント | 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 大阪ヘルスケアパビリオン |
出展物 | T’s Exoskeleton(カラダ拡張スーツ)「自らカラダを動かす+VR」体験 |
達成記録 | 体験者数 50,000名(2025年9月27日、開幕から168日目) |
5万人目来場者 | 向井さんご一家(兵庫県尼崎市)。太郎さん(小6)、はなこさん(小4) |
記念贈呈 | 記念パネル・ミャクミャクぬいぐるみ(椿本チエイン社長・木村隆利より) |
注力領域 | アシストスーツの発展、着るロボットの将来像(2050年想定) |
関連サイト | https://www.tsubakimoto.jp/expo2025/ |
以上がプレスリリースに基づく展示の全情報とその整理です。出展は「自ら体を動かす」ことを中核に据え、VRと組み合わせることで直感的な体験を提供すると同時に、実データの収集を通じて将来の製品設計に結び付ける設計思想が明確に示されています。今回の5万人到達の事実は、その示された設計思想が来場者に受け入れられていることを示す指標の一つと言えます。