10月28日発表へ Best101選出のPR TIMESアワード2025
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 15:00
Best101選出発表
開催日:10月28日

過去最多4573件から選ばれた「Best101」の位置づけと選出理由
プレスリリースアワード2025は、株式会社PR TIMESが主催する年次の表彰企画であり、2025年は過去最多となる4573件のエントリーが集まりました。その中から、一次審査を通過して最終審査に進む101件のプレスリリースが「Best101(ベストひゃくいち)」として選出されました。選出結果は特設ページで公開されており、選ばれた各プレスリリースには審査員のコメントも添えられています(特設ページ:https://prtimes.jp/pressreleaseawards/2025/best101/)。
「Best101」は単にノミネートを示すだけでなく、本アワードの趣旨である「プレスリリースの可能性拡大に貢献している」点が評価されることを意図しています。2023年から導入されたこの選出枠は、受賞に至らなかったものの独自性や学びの多い発表を広く周知するために設けられました。一次審査では、審査員が全4573件のプレスリリースに目を通し、社会性・公共性・共感性・将来性など複数の観点から評価を行い、学ぶ点の多い101件が最終審査に進出する形で決定しました。

選出された101件の内容公開と利活用の意義
今年は「Best101」専用の特設ページを新設し、選出企業一覧、該当プレスリリース、審査員のコメントを見やすくまとめています。これにより、広報担当者や事業担当者が他社の事例を学び、今後のプレスリリース作成や広報戦略に活かすことが想定されています。審査員にはメディア関係者、広報の専門家、事業会社出身のPR有識者などが名を連ね、評価ポイントが具体的に示されている点が特徴です。
特設ページのURLは以下です:
本情報は、自社のプレスリリース改善や社内での事例共有、次回アワードへのエントリー準備にも活用できます。

授賞式の日時とプログラム、メディア対応について
最終審査を経て受賞が発表される授賞式は、プレスリリースが世界で初めて発信されたとされる1906年10月28日を記念した「プレスリリースの日」に合わせ、2025年10月28日(火) 13時30分開式(13時00分受付開始)に都内のホテルで開催されます。受賞発表は当日の式典で行われる予定であり、授賞式当日はメディア取材も受け付けます。出席者には詳細が別途案内されます。なお受賞者・審査員・Best101選出者のうち約90社が出席予定とされています。
当日のプログラムとスケジュールは以下の通りです。時間や内容は変更になる場合があります。
時間 | 内容 |
---|---|
13時00分 | 開場 |
13時30分 | プレスリリースアワード2025授賞式、プレスリリースエバンジェリスト第四期発表会、スペシャルコンテンツ |
17時00分 | 閉会予定 |
メディア申込は専用フォームから行えます。事前に申請が必要なため、取材希望のメディアは以下へ応募してください。
- メディア申込フォーム:https://tayori.com/f/pra2025-media/
また、昨年の授賞式のダイジェストやアーカイブ映像も公開されており、当日の雰囲気や過去の受賞事例を事前に確認できます。

審査体制の変更と審査員の視点
一次審査開始前に審査員の一部変更がありました。既報のとおり、当初予定していたForbes JAPAN 編集長の藤吉雅春氏に代わり、株式会社プレジデント社の編集長である星野貴彦氏が新たに参画しています。審査開始前の変更についてはお詫びが示され、審査体制の透明性確保が図られています。
星野氏は1981年生まれで、2004年に慶應義塾大学文学部を卒業後、NHKに入社。記者としての経験を経て2006年にプレジデント社へ移り、編集部門での実務を積んだ後、2018年から2024年まではプレジデントオンラインの編集長を務め、2024年7月から現職のプレジデント編集長に就任しています。星野氏はPodcast「プレジデントオンライン音声版」にも携わっています。

審査員としてのコメント(星野貴彦氏)
星野氏は審査員として、プレスリリースの原点と社会的意義を重視する姿勢を示しました。コメント要旨は以下の通りです。
- 世界初のプレスリリースは鉄道事故の開示であり、危機を隠さず事実を出す行為が社会を動かした。
- 見出しの巧拙は重要ではなく、自らを問い直す姿勢の鋭さが世の中を動かすリリースを生む。
- 今回のアワードを通じて原点を確認しつつ新たな可能性を探る場にしたい。
審査員にはこのほかメディア関係者やPRの有識者など約9名が参加し、多角的な視点からプレスリリースを評価しています。審査の観点は社会性・公共性・共感性・将来性など多岐にわたり、プレスリリースの持つ可能性を総合的に判断する仕組みです。審査員リストや変更の詳細は以下の公表ページで確認できます:

応募者向けの新機能とPR TIMESの事業概要
プレスリリースアワード2025では、応募者全員に対する新たな取り組みとして「マイページ」と「エントリー証」が導入されました。マイページは応募したプレスリリースと応募時に記載した背景・目的、社内外への影響、こだわりやポイントを一元管理でき、過去1年の広報活動を振り返るためのツールとして提供されています。これにより、社内の事例共有やナレッジ蓄積、次回エントリーに向けた戦略立案に活用可能です。
マイページのログインはエントリー時に使用したメールアドレスと、送付される認証コードで行います。対象は「プレスリリースアワード2025」へエントリーした方全員です。よくある質問やマイページに関する案内は次のページで参照できます:
- マイページに関するFAQ:https://tayori.com/q/pressrelease-award-mypage/
さらに、応募記録を形として残すために全4573件のエントリーに対して「エントリー証」が制作され、ダウンロードや郵送の対応が可能です。エントリーそのものを行動の証として保存・共有する用途が想定されています。
PR TIMESの事業概要についてもプレスリリースで改めて提示されています。主要データは以下の通りです。
- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」利用企業数:11万2000社超
- 国内上場企業の利用率:62%超
- メディア記者の会員数:2万7000人超
- サイトアクセス数:月間約9000万PV
- プレスリリース件数:月間約3万9000件
- 累計配信プレスリリース数:200万件超(2025年5月時点)
- パートナーメディア数:260媒体以上
また、PR TIMESは単なる配信プラットフォームにとどまらず、ストーリー発信や動画配信、PR伴走支援、アート特化型PRプラットフォーム「MARPH」、タスク管理ツール「Jooto」、カスタマーサポートツール「Tayori」など複数の関連事業も運営しています。子会社としてはスタートアップメディア「BRIDGE」運営、ソフトウェア受託開発、SNSマーケティング支援などの事業体を擁しています。

情報の整理:重要事項の一覧表
本文で触れた主要情報を下表に整理します。授賞式や選出数、審査関連、マイページやエントリー証、PR TIMESの主要数値などをまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
アワード名 | プレスリリースアワード2025 |
エントリー数 | 4573件(過去最多) |
Best101選出数 | 101件 |
授賞式日時 | 2025年10月28日(火)13時30分開式(13時00分受付開始) |
授賞式場所 | 都内ホテル(出席者に別途案内) |
メディア申込 | https://tayori.com/f/pra2025-media/ |
Best101特設ページ | https://prtimes.jp/pressreleaseawards/2025/best101/ |
審査員変更 | 藤吉雅春氏(Forbes JAPAN 編集長予定)に代わり、星野貴彦氏(プレジデント編集長)参画 |
星野貴彦氏コメント | 原点は鉄道事故の開示。事実を示すこと、問い直す姿勢が重要との見解 |
マイページ | 応募者全員に提供。エントリー情報の一元管理、ログインは応募メールと認証コード |
エントリー証 | 全エントリー対象に発行、ダウンロードや郵送対応 |
PR TIMES主要数値 | 利用企業11万2000社超、上場企業62%超、メディア記者2万7000人超、月間約9000万PV、月間3万9000件超、累計200万件超、パートナーメディア260+ |
会社所在地等 | 株式会社PR TIMES(東証プライム 3922)所在地:東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ8F、設立:2005年12月、代表取締役:山口拓己 |
以上がプレスリリースアワード2025に関する主な情報の整理です。Best101の各プレスリリースや審査員コメントは特設ページで確認でき、授賞式当日に最終受賞者が発表されます。メディアの取材申し込みやマイページ、エントリー証の利用方法については上記のリンクから詳細を参照してください。
参考リンク: