10月10日開催 大阪駅が終電後のナイトRAVEに
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 16:46
大阪駅ナイトレイブ
開催期間:10月10日〜10月11日

終電後の大阪駅を“実験場”に変える新たなナイトカルチャー
一般社団法人demoexpoは、西日本旅客鉄道株式会社およびJR西日本SC開発株式会社と連携し、終電後のJR大阪駅構内を舞台にしたDJイベント「OSAKA STATION RAVE」を2025年10月10日(金)から10月11日(土)にかけて実施します。本企画は「駅=移動のための場所」という従来の認識を問い直し、公共インフラの余白を文化的・社会的な資源として活かすことを目的とした実証実験です。
プレスリリースは2025年9月29日14時00分に一般社団法人demoexpoより発表されました。実施期間は同年10月10日(金)22:00から24:00(KANPAI FLOOR)および25:00から28:00(MIDNIGHT STATION FLOOR)で、受付開始は21:30です。運行状況により時間等が変更される可能性がある点については、告知時点(2025年9月29日)の情報であることが明記されています。

イベントの位置づけと狙い
このイベントは、都市やまちの「創造的な余白」を探る一連の実証実験の延長線上にあります。大阪・梅田エリアでは再開発が進み利用の幅は広がっている一方で、消費や経済活動に偏りがちな体験が多く、創造的に遊ぶための余白が限られているという課題認識があります。
demo!expoは万博の期間中に海外パビリオンと連動した文化交流を実施しており、言葉や文化の違いを越えて共感を生む「音楽」や「ダンス」を媒介に、駅を含む公共空間の新たな利用方法を実験的に提示する点に意義があります。運営ディレクターである鈴木アンドラシュ貴裕氏は、万博での経験を通して音楽が人々を結びつける力を見てきたことを背景に、本企画の必要性を語っています。

出演アーティストとフロア構成
OSAKA STATION RAVEは2つのフロアで構成され、それぞれに異なる音楽性と演出が用意されています。両フロアを行き来することで、駅という限られた空間が多層的に体験できる設計です。
発表された出演アーティストは以下のとおりです。フロアごとに出演者の特色が反映されています。
- MIDNIGHT STATION FLOOR
- 石野卓球
- DJ KOCO aka SHIMOKITA
- SAMO
- KANPAI FLOOR
- YAMA
- Ko Yang (City Boy Lounge)

フロアの場所と利用可能時間
KANPAI FLOORはEXPO酒場キタ本店(ルクア大阪 B2F、アトリウム側エスカレーター吹き抜け)で、22:00〜24:00に開催されます。MIDNIGHT STATION FLOORはJR大阪駅 うめきた地下口の改札内インタラクティブ空間で、25:00〜28:00に設定されています。両フロア共通の受付開始時刻は21:30です。
イベント体験の一部として、MIDNIGHT STATION FLOOR利用時に使える2ドリンクが付帯するチケット設定になっている点も明記されています。

企画の背景とdemo!expoのこれまでの取り組み
demo!expoは「街からデモンストレーションを仕掛ける」ことを目的とするプロデューサー&クリエーター集団で、2023年4月13日に設立されました。本企画はこれまでの実証実験の系譜の延長に位置しています。
組織情報としては、所在地が大阪市西区京町堀1-12-11(愛晃ビル4F)、代表理事が花岡氏であり、理事として今村治世、岡本栄理、冨田信雄、長井健一、久岡崇裕、山根シボルの名前が公表されています。
- 主な過去の取り組み(開幕前)
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- イマーシブ列車「EXPO TRAIN 阪急号」(2024年) — 阪急電鉄と共創し、車内を没入演劇の舞台として活用。
- 社会実験プロジェクト「demo!tape」(2024年) — 規制の象徴であるテープを逆説的に用いて街の遊び方を提示。共創パートナーに阪急電鉄、梅田エリアマネジメント、JR西日本関連企業。
- 主な過去の取り組み(開幕後)
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- EXPO酒場本店の運営(2025年4月〜) — ルクア大阪と心斎橋パルコの商業施設内で展開し、海外パビリオンとの連携を深める。
- EXPO Kanpai Night(2025年5月〜) — 万博に関わる海外スタッフを対象にしたクラブイベントを実施。
これらの事例は、駅や列車、商業施設など日常のインフラを舞台に文化や交流を生む取り組みの蓄積を示しており、今回の大阪駅内での実証がその延長にあることが示されています。

参加方法、チケット情報、運営体制
OSAKA STATION RAVEの入場は抽選チケット制となり、ZAIKOを通じた抽選販売形式です。チケットは2ステージ共通券で、MIDNIGHT STATION FLOORで使用できる2ドリンクが付属します。価格は5,000円です。定員はおおむね100名程度とされています。
販売スケジュールは以下のとおりです。告知段階のスケジュールは2025年9月29日時点のものであり、予告なく変更される可能性がある点が再度明記されています。
- 2025年9月29日(月) — チケット抽選申込開始
- 2025年10月2日(木)23:59 — チケット申込締切
- 2025年10月4日(土)20:00 — 抽選結果発表(当選者のみにメール連絡)
購入サイトは https://demoexpo.zaiko.io/e/osakastationrave にて、チケットに関する問い合わせは ticketinfo@demoexpo.jp 宛てに行うよう案内されています。当日券は用意されないため、事前抽選に応募する必要があります。
主催は西日本旅客鉄道株式会社およびJR西日本SC開発株式会社、共催は一般社団法人demoexpoです。運営ディレクターとして鈴木アンドラシュ貴裕氏がコメントを出しています。受付開始時刻やフロアの入場方法など運営面の詳細は、当日の運行状況や現地案内に従う旨が告知されています。

要点の整理
ここまでに示した本イベントの主要情報を表形式で整理します。主要事項を一覧にすることで、開催日時、会場、出演者、チケット情報、主催・共催などの要点を把握しやすくしています。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | OSAKA STATION RAVE |
発表日 | 2025年9月29日 14:00(プレスリリース時点の情報) |
開催日時 | 2025年10月10日(金)〜11日(土) 22:00〜24:00(KANPAI FLOOR) 25:00〜28:00(MIDNIGHT STATION FLOOR) 受付開始 21:30 |
会場 | KANPAI FLOOR:EXPO酒場キタ本店(ルクア大阪 B2F アトリウム側エスカレーター吹き抜け) MIDNIGHT STATION FLOOR:JR大阪駅 うめきた地下口 改札内 インタラクティブ空間 |
出演アーティスト | MIDNIGHT STATION FLOOR:石野卓球、DJ KOCO aka SHIMOKITA、SAMO KANPAI FLOOR:YAMA、Ko Yang (City Boy Lounge) |
入場料 | 5,000円(2ステージ共通券、MIDNIGHT STATION FLOORで使用できる2ドリンク付) |
定員 | 約100名程度 |
チケット販売方法 | 抽選販売(ZAIKO) 申込開始:2025年9月29日 申込締切:2025年10月2日 23:59 抽選結果発表:2025年10月4日 20:00(当選者にメール連絡) 購入サイト:https://demoexpo.zaiko.io/e/osakastationrave 問い合わせ:ticketinfo@demoexpo.jp |
主催・共催 | 主催:西日本旅客鉄道株式会社、JR西日本SC開発株式会社 共催:一般社団法人demoexpo |
demo!expoについて | 設立:2023年4月13日 所在地:大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F 代表理事:花岡 主な活動:EXPO酒場プロジェクト、EXPO TRAIN、demo!tape等の社会実験 |
注意事項 | 当日券なし。告知情報は2025年9月29日現在のもの。運行状況等により時間・場所等が変更となる可能性あり。 |
以上の内容は、プレスリリースに基づいて整理した情報です。チケット購入や当日の運営に関する最新の案内は購入サイトや運営側の公表情報を確認してください。