10月17日開催|靱公園で万博の余韻を残す『世界横丁』
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 21:48
靱公園の世界横丁
開催期間:10月17日〜10月18日

靱公園に生まれる『世界横丁』──万博の余韻をまちに残す新しい国際交流の場
一般社団法人demoexpo(所在地:大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F、代表理事:花岡)は、2025年10月17日(金)・18日(土)に大阪市西区の靱公園を会場に、国際交流型マルシェイベント「世界横丁」を開催します。本イベントは大阪・関西万博で芽生えた国際的な交流や多様な文化への関心を、まちの中に残し広げることを目的としています。
「世界横丁」はdemo!expoが位置づける“アフター万博・取組第1弾”にあたり、万博パビリオンのスタッフや出展者との縁を再び市民の場へとつなげる試みです。会期は万博閉幕直後の翌週末に設定され、靱公園の歴史的背景と創造拠点としての特性を活かしながら、食・音楽・フリーマーケットを通じた多様な文化体験を提供します。
開催日 | 2025年10月17日(金)17:00〜20:00、2025年10月18日(土)10:00〜20:00 |
---|---|
会場 | 靱公園(大阪市西区靱本町) |
入場料 | 無料(予約不要)※SEKAI KITCHENのみ有料・事前予約制 |
主催 | 一般社団法人demoexpo |
協力・後援等 | 靭連合振興町会、江戸堀連合振興町会、西船場連合町会、靭公園&地域デザイングループ(特別協力)、大阪市西区役所(後援) |
- 実施趣旨
- 万博で出会った感動や文化的な接点を一過性にせず、街の力で次代へつなげていくための持続的な場づくり。
- 主なコンテンツ
- 食(SEKAI KITCHEN、SEKAI BAZAAR)、音楽、万博パビリオンゆかりのフリーマーケット(万博蚤の市)など。

会場で展開される主要プログラムの詳細
世界横丁は、現地の味や文化を日常のまちに持ち込むことを意図した複合的なプログラムで構成されます。出展は万博に関わったパビリオン関係者や出展店舗を中心に行われ、来場者は歩くだけで世界各地の食や雑貨、音楽に触れることができます。
以下に主なコンテンツの内容を具体的に示します。各プログラムは現地のレシピや演出を尊重しつつ、大阪の料理人や地域の協力により再現/再演される点が特徴です。

SEKAI KITCHEN(特別メニューの食事会)
SEKAI KITCHENは中東、中央アジア、ヨーロッパなどをテーマにしたスペシャルメニューによる食事会です。日本国内で通常は口にする機会が少ない現地レシピをもとに、大阪の料理人がこのイベントのためだけの料理を用意します。
音楽や文化的な演出を組み合わせたイマーシブな体験として設計されており、参加者は食を通じて地域の文化的背景や調理の工程に接することになります。なお、SEKAI KITCHENは事前予約制かつ有料のプログラムで、詳細は後日発表されます。

SEKAI BAZAAR(万博出展店舗中心のマーケット)
SEKAI BAZAARは、万博に出展した店舗や出展者が中心となって世界各国の食や雑貨を販売するマルシェです。食のブース、雑貨・民芸品の販売、そして出展スタッフの愛用品や万博で実際に使用されたアイテムを並べる「万博蚤の市」を含みます。
会場を歩くだけで“世界を旅行するような”体験を提供することを狙いとしており、商品を通じてパビリオンや出展者の物語や背景に触れる機会が設けられます。出店者や取扱品は万博のネットワークを活かしたラインナップが想定されています。
- フードブース:世界各地の料理を提供(多国籍なラインナップ予定)
- 雑貨・クラフト:出展者による雑貨や民芸品の販売
- 万博蚤の市:パビリオンで使用された実物やスタッフの愛用品を販売

クラウドファンディングの開始と、その目的
同イベントの立ち上げにあたり、demo!expoはクラウドファンディングを開始しました。クラウドファンディングは万博で生まれた価値を単発で終わらせず、街の中で継続的に発揮するための資金やネットワークを得るための手段です。
クラウドファンディングを通じて実現を目指す取り組みは、以下の点に集約されます。これらはプレスリリースで明示された目的であり、支援金の用途やプロジェクトの設計方針に直結します。
- 万博を支えたパビリオンスタッフの方々へ「ありがとう」の思いを届けること
- 万博で使用され、残った物品や余剰資材を廃棄せず、次につなげる仕組みをつくること
- 世界ともう一度出会い、距離を縮めるための場を街の中に育てること
プレスリリースでは、これらの取り組みを支援者とともに育てていきたいと説明されています。具体的なリターンや募集期間等の詳細は、クラウドファンディングページおよび公式アナウンスで随時公開されると想定されますが、リリース時点では詳細なリターン表は提示されていません。
また、demo!expoは「世界横丁」を今年限りの企画に終わらせず、毎年恒例の祭りとして根付かせることを目標として掲げています。クラウドファンディングはその第一歩に位置付けられています。

demo!expoの歩みとこれまでの主要プロジェクト
demo!expoは2021年9月に結成され、法人としては2023年4月13日に設立されました。代表理事は花岡、理事には今村治世、岡本栄理、冨田信雄、長井健一、久岡崇裕、山根シボルが名を連ねています。団体は街から「デモンストレーション」を仕掛けるプロデューサー&クリエーター集団として活動しています。
これまでの主な取り組みは、万博を軸に据えた地域や全国規模のプロジェクトに及びます。実績とネットワークを活かして国内外のパビリオン、領事館、地域団体と連携してきた点が特徴です。
- EXPO酒場プロジェクト
- 万博に関心のある人や地域で新しいことを仕掛けたい人が集う場として2022年春から開始。関西を中心に青森から鹿児島まで約75回開催、累計約5,100人が来場。拠点作りを通じて交流とプロジェクト創出を促している取り組み。
- EXPO TRAIN
- 沿線の店舗・企業・アーティストがパビリオンとして列車内に登場する貸切列車イベント。2023年7月『EXPO TRAIN 近鉄号』、2024年4月『EXPO TRAIN 阪急号』を開催。
- 各種ワークショップ・プラットフォーム
- 『EXPO TEAM CAMP 2022』『まちごと万博2023』『まちごと万博バスツアー』『まちごと万博プラットフォーム』など、年ごとのテーマに沿った市民参加型の企画を実施。
これらの活動は、地域のプレイヤーと協働しながら万博の価値を地域社会へ定着させることを目指しており、今回の「世界横丁」もその延長線上に位置づけられます。
項目 | 内容 |
---|---|
開催名称 | 世界横丁(国際交流型マルシェ) |
開催日 | 2025年10月17日(金)17:00〜20:00、2025年10月18日(土)10:00〜20:00 |
会場 | 靱公園(大阪市西区靱本町) |
入場料 | 無料(予約不要)、SEKAI KITCHENのみ有料・事前予約制 |
主催 | 一般社団法人demoexpo(所在地:大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F) |
協力・後援等 | 靭連合振興町会、江戸堀連合振興町会、西船場連合町会、靭公園&地域デザイングループ(特別協力)、大阪市西区役所(後援) |
クラウドファンディング | 実施中(2025年9月29日発表)。目的はパビリオンスタッフへの感謝、廃棄物の再利用と継続的な場づくり、街での国際交流の定着など |
demo!expoの設立 | 2023年4月13日(代表理事:花岡、理事:今村治世、岡本栄理、冨田信雄、長井健一、久岡崇裕、山根シボル) |
本リリースに記載した情報は2025年9月29日現在のものであり、予告なく変更される場合があります。告知や詳細の更新はdemo!expoの公式発表を通じて行われるため、最新情報はそちらを参照することが推奨されます。