10月7日開館|チームラボ バイオヴォルテックス京都、50点超の全貌公開

チームラボ京都開館

開催日:10月7日

チームラボ京都開館
いつオープンするの?
2025年10月7日(火)に京都駅近くで常設オープン。延べ約10,000㎡に50点以上の作品を展示。開館は9:00〜21:00(最終入館19:30)、詳細は公式サイトで確認。
チケットはいくら?
日時指定のエントランスパスは大人3,400円〜(変動制)、中高生2,800円、子ども1,800円。入場時間指定なしのフレキシブルパスは12,000円。購入は公式サイトで。

京都駅近接、国内最大規模の常設アートミュージアムが開く

京都市が進める京都駅東南部エリアプロジェクトの一環として、チームラボの常設ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が、2025年10月7日(火)に京都市南区東九条東岩本町21-5でオープンします。プレスリリース発表日時は2025年9月29日14時00分です。

この施設は京都駅から徒歩圏内に位置し、延べ面積約10,000平方メートルの空間に50以上の作品群を配する、国内最大規模となるチームラボのミュージアムです。コンセプトは「環境が現象を生み、その現象が存在を創る」という「環境現象」に基づいて構成されます。公式情報やチケット販売は以下のサイトで確認できます:https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 2

展示作品一覧と個別の見どころ

本ミュージアムに展示される作品群は、日本未発表作から初公開作、既存作品の新構成まで多岐にわたります。以下にプレスリリースで明示された全作品名を列挙し、それぞれの位置付けや特徴をまとめます。

展示は静的な鑑賞に留まらず、身体で認識する体験を重視した空間や、来場者参加型の教育プロジェクトを含む構成です。インタラクティブかつ時間変化を伴う作品群が並びます。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 3

主要な新作と初公開作品

本展で特に注目されるのは、コンセプトである「環境現象」を体現する日本未発表作品《質量も形もない彫刻 / Massless Amorphous Sculpture》です。物理的な質量や固定された形を持たない彫刻が、環境と相互作用して変化する作品とされています。

そのほか初公開作としては《メガリス / Megaliths》《生と回帰の儚い抽象 / Transient Abstract Life and Return》などが挙げられます。これらはそれぞれ、空間構成や時間的変化、生命の循環性を表現する作品です。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 4

収録される主な作品一覧(プレスリリースに記載された全作品)

以下は発表された作品の全リストです。名称は原題(英語併記含む)をそのまま記載しています。

  • 質量も形もない彫刻 / Massless Amorphous Sculpture
  • 変容する連続体 / Morphing Continuum
  • 質量のない太陽と闇の太陽 / Massless Suns and Dark Suns
  • メガリス / Megaliths
  • 呼応する小宇宙 – 固形化された光の色 / Resonating Microcosms – Solidified Light Color
  • 生と回帰の儚い抽象 / Transient Abstract Life and Return
  • 固形化された光の海 / Sea of Solidified Light
  • 光の球体結晶 / Spherical Crystallized Light
  • しずくの儚い結晶 / Ephemeral Crystallized Drop
  • 雨の儚い結晶 / Ephemeral Crystallized Rain
  • Traces of Life
  • 連続する生と死 / Continuous Life and Death
  • 内に秘めた輝き / Silent Radiance Within
  • 鳥道 / The Way of Birds
  • The Eternal Universe of Words
  • Memory of Waves in the Sky
  • 追われるカラス、追うカラスも追われるカラス / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well
  • Nirvana: Fleeting Flower Shimmering Light
  • Infinite Crystal World
  • 積層する痕跡 / Strata of Traces
  • 生命は結晶化したうごめく光 / Living Crystallized Light
  • Forest of Flow and Light
  • Levitation with Satellite
  • 我々の中にある火花 / Cognitive Solidified Spark
  • 呼応するランプの森:One Stroke – a Year in the Mountains
  • 浮かぶ宇宙球体 / Floating Cosmic Spheres
  • など、50以上の作品群(上記はプレスリリースで明示された主要なタイトル)

作品群は、光・色・結晶化・循環・生命の痕跡といったテーマを横断的に扱い、空間そのものが変化することで鑑賞者の認識を揺さぶる構成です。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 5

参加型プログラムと子ども向け教育要素

展示構成には鑑賞のみならず、教育的かつ共同的な制作体験を促す複数のプロジェクトが含まれます。代表的なプログラムとして「運動の森」「学ぶ!未来の遊園地」「スケッチファクトリー」が挙げられます。

これらは個別にコンセプトが整備され、来場者が身体や共同作業を通して世界を創造したり、描いたものを持ち帰れるサービス等を提供します。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 6

運動の森(Athletics Forest)

「運動の森」は「世界を身体で認識し、立体的に考える」をコンセプトとする立体思考の運動空間です。複雑で立体的な環境の中で身体性を伴いながら、時間変化する4次元的な世界に没入する仕組みが設計されています。

詳細なコンセプトは公式ページにて公開されています:https://www.teamlab.art/jp/concept/athleticsforest/

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 7

学ぶ!未来の遊園地(Future Park)

「学ぶ!未来の遊園地」は共同的な創造性をテーマとした教育プロジェクトです。他者と共に自由に世界を創ることで一つの作品が形作られ、継続的な創造の積み重ねによって作品世界が変化し続ける構造になっています。

詳細は以下の公式ページにて:https://www.teamlab.art/jp/concept/future-park/

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 8

スケッチファクトリー(Sketch Factory)

スケッチファクトリーは来場者が《グラフィティネイチャー》や《スケッチオーシャン》で描いた生き物を、缶バッジ、マグネット、パズル、ハンドタオル、Tシャツ、トートバッグ、ペーパークラフト等のプロダクトにして持ち帰れる工場です。来場体験がそのまま形になって持ち帰れる点が特徴です。

製品化されるプロダクトには複数の選択肢があり、来場者が制作した作品を即座に物理的なアイテムとして受け取れる仕組みになっています。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 9

運営体制・施設利用の実務情報

本事業は京都・大阪を基盤とする複数の企業などと共に、京都駅東南部エリアにある市有地に「新たな価値を生み出す創造・発信拠点」として施設の設置・運営を行う事業です。ミュージアム、アートセンターなど複合文化施設の整備が計画されています。

本事業を通じて、京都市が目指す文化芸術や若者を基軸としたまちづくりの推進に寄与することが明示されています。協賛はCHIEF、Klook、サードウェーブが名を連ねます。

存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 10

開館情報と休館日

開館日は2025年10月7日(火)から常設となります。開館時間は9:00〜21:00で、最終入館は19:30です。なお、開館時間や休館日は変更される可能性があるため、公式ウェブサイトでの最新情報確認が推奨されています。

プレスリリースで公表された休館日は以下の通りです:

  • 2025年10月21日(火)
  • 2025年11月4日(火)
  • 2025年11月18日(火)
  • 2025年12月2日(火)
  • 2025年12月16日(火)
存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 11

チケット情報

チケットは公式ウェブサイトで販売中です:https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/。以下はプレスリリースに記載された料金体系とチケット種類の詳細です。

チケットは主に2種類あります。来場日時を指定する「エントランスパス」と、入場時間指定のない「フレキシブルパス」です。大人料金は変動価格制が導入されており、来場日や時間帯によって異なります。詳細は公式サイトを確認してください。

エントランスパス(入場日時指定)
  • 大人(18歳以上):3,400円〜(変動価格制)
  • 中学生・高校生(13–17歳):2,800円
  • 子ども(4–12歳):1,800円
  • 3歳以下:無料
  • 障がい者割引:大人価格の半額
フレキシブルパス(入場時間指定なし)
  • 大人/子ども: 12,000円(入場日のみ指定。当日は開館時間内であればいつでも入場可)
存在の宇宙、認識の宇宙「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」、10月7日(火)オープン。作品群の全貌を発表 画像 12

まとめ:施設の要点とアクセス情報(表で整理)

ここまでに挙げた情報を要点ごとに整理して示します。展示作品群、運営情報、開館日時、チケット情報などを一覧にまとめました。

項目 内容
施設名 チームラボ バイオヴォルテックス 京都
開館日 2025年10月7日(火)〜(常設)
所在地 京都市南区東九条東岩本町21-5(京都駅から徒歩圏内)
地図リンク
延べ面積 約10,000平方メートル
展示数 50以上の作品群(プレスリリースで複数の作品名を公表)
代表的な新作 / 初公開作 《質量も形もない彫刻》《メガリス》《生と回帰の儚い抽象》ほか多数
主要プログラム 運動の森(Athletics Forest)、学ぶ!未来の遊園地(Future Park)、スケッチファクトリー(Sketch Factory)
開館時間 9:00〜21:00(最終入館 19:30)
休館日(発表分) 2025年10月21日、11月4日、11月18日、12月2日、12月16日(変更の可能性あり)
チケット エントランスパス(日時指定)/フレキシブルパス(入場時間指定なし)
料金例:大人 3,400円〜(変動制)、中高生 2,800円、子ども 1,800円、フレキシブルパス 12,000円
チケット購入 https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/
協賛 CHIEF、Klook、サードウェーブ

本稿はプレスリリースの内容を基に、展示作品、体験プログラム、運営・利用情報を網羅的に整理したものです。詳細や最新の運営情報、チケット販売状況は公式サイト(https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/)を参照してください。

参考リンク: