24秒で完売、ルパン×SyFu NFTが申込総額2,400万円突破
ベストカレンダー編集部
2025年9月30日 11:39
ルパン×SyFu NFT即完売
開催日:9月28日

『LUPIN THE IIIRD × SyFu』コラボNFTが示した即時性と市場の反応
2025年9月28日に実施された『LUPIN THE IIIRD × SyFu』コラボレーションによるMANEKINEKO(NFT)のセールは、開始からわずか24秒で完売しました。プレスリリースは株式会社GINKANが2025年9月30日10時04分に公表しており、本件は短時間での需要集中と高い注目度を具体的な数値で示す結果となっています。
販売はSyFuが運営するプラットフォーム上で行われ、最終的な申込総額は約2,400万円(165,000 USD)を突破したと発表されています。販売総数は450個、販売総額は約1,000万円(69K USD)であり、リリース内では最終申込総額が「約2,400万円(228%/165K USD)」と記載されています。これらの数値は、Web3領域におけるIPコラボ商品の経済的インパクトを示す指標となります。

セール当日の状況と公式発表の要点
コラボの背景には、ルパン三世シリーズの最新作『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の公開があり、約30年ぶりに2D劇場アニメーションとしてスクリーンに帰ってきたことを記念して企画されました。SyFu側は本コラボNFTをGameFiエコシステム内で使用可能なアイテムとして提供しました。
公式発表では、開始直後からの高い需要、限定数(450個)での供給、そして決済がBNBで行われた点が明記されています。発表は以下のプレスリリースへのリンクでも確認できます。
プレスリリース(PR TIMES)
SyFuの事業モデルと今回のコラボの位置づけ
SyFuは決済データをデジタル資産化するWeb3ライフスタイルアプリとして位置づけられています。日常の支払いや消費行動をゲーム要素として取り込み、NFTやトークンが獲得できる仕組みを提供する点が特徴です。
この仕組みのコアは、蓄積された決済データをユニバーサルクレデンシャル(SBT/DID)として機能させ、DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)を形成するという発想です。コラボNFTの即完売は、同プラットフォームのビジョンに対する市場の共感があることを示す出来事とされています。
技術・マーケティング面の意義
SyFuは今回の結果を踏まえ、GameFiや決済データを活用した企業マーケティングとの連携、さらにSBT/DIDによる信用基盤の構築を掲げています。これにより、NFT販売を起点とした次世代のロイヤリティ・マーケティングモデルの実現を目指すとされています。
プラットフォームのユーザーベースの強さも実績の一因です。公式発表ではDiscord・Telegramを中心に5万人以上のコミュニティを保有しているとされ、これが短期完売の背景にあると説明されています。
これまでのセール実績と今回の数値の意味
SyFuは過去にも複数のNFTセールを実施しており、いずれも短期間で完売する成果を上げています。今回のLUPINコラボはその流れを受け継ぐ形です。以下はリリースで示されたこれまでの主なセール実績です。
- Uncommon NFT(2024年9月):総申込額 約1億円 /3,600体が7分で完売
- 1BlockコラボNFT(2025年1月):総申込額 約1,900万円 /300体が30秒で完売
- Common NFT(2025年3月):総申込額 約1億円/20,000体が45分で完売
- KDDIコラボNFT(2025年5月):総申込額 約1,600万円 /450体が1分で完売
- LUPIN THE IIIRDコラボNFT(2025年9月):総申込額 約2,400万円 /450体が24秒で完売
これらの実績から、SyFuプラットフォームが複数回にわたり高い需要を喚起できる点、IPコラボにおける集客力が確立されつつある点が読み取れます。特にLUPINコラボでは販売総額(約1,000万円)と最終申込総額(約2,400万円)の乖離が示すように、申込金額全体は最終的に販売額の複数倍に達したことが明記されています。
販売方法と決済の注意点
本プレセールはBNB価格でのBNB決済により行われました。プレスリリースは、記載された金額がNFTセール終了時点でのレートに基づいていることを注記しています。ブロックチェーンベースの決済であるため、為替や暗号資産の価格変動が金額表示に影響する点は留意すべき事項です。
また、画像ファイル等の素材はプレスリリースページからダウンロード可能である旨も案内されています。
プロジェクト関係情報と要点整理
SyFuの今後の工程としては、メインネット公開(オープンβ版)によるユーザーベースの拡大、国内外のブランドやエンタメIPとのコラボ拡大、GameFiと決済データを活用した企業マーケティングとの連携、ユニバーサルクレデンシャル(SBT/DID)の実装による信用基盤構築が挙げられています。これらはプレスリリースに明記された具体的な予定です。
以下に、本記事で説明した主要な事実を表で整理します。
項目 | 内容 |
---|---|
プレスリリース発表日 | 2025年9月30日 10:04(株式会社GINKAN発表) |
セール実施日 | 2025年9月28日 |
販売商品 | MANEKINEKO(NFT) — 『LUPIN THE IIIRD × SyFu』コラボ |
販売個数 | 450個 |
販売総額(セールによる受領額) | 約1,000万円(約69K USD) |
最終申込総額 | 約2,400万円(228%/165K USD) |
完売スピード | 開始から24秒で完売 |
決済通貨 | BNB(表示金額はセール終了時点のレートに基づく) |
関連URL | PR TIMES記事/SyFu公式サイト |
運営会社 |
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本件は、世界的人気IPとの協業によりWeb3とエンタメ、リアル経済をつなぐモデルの実証可能性を示す事例です。加えて、SyFuの過去のセール実績やコミュニティ規模(Discord・Telegramで5万人以上を保有)とあわせて見ることで、プラットフォームの集客力とマーケットでの受容性が確認できる内容となっています。
参考情報として、SyFuの公式アカウントやコミュニティは以下の通りです。
公式サイト: https://syfu.io
X: https://twitter.com/syfuofficial/https://twitter.com/syfujapan
Discord: https://discord.gg/kPMczw5rfe
参考リンク: