11月19日開催|名古屋で学ぶ車載機器のEMC性能セミナー

車載機器EMCセミナー

開催日:11月19日

車載機器EMCセミナー
参加方法や費用はどうなってるの?
参加は無料で定員100名、対面のみ(WEB開催なし)です。申し込みはJQAの案内ページから行い、定員超過時は1社あたりの参加調整があります。録音録画・テキスト配布は無し。受付は12:30開始。
セミナーで具体的に何が学べるの?
トヨタ・マツダ・SUBARUのEMC有識者が、UN‑ECE‑R10第7版やISO11451‑1第5版、CISPR12の改訂、部品レベルのEMC試験法、試験運用やサプライヤー協業の実務的な対応を解説します。

名古屋で開催される自動車メーカー連携のEMCセミナー:開催情報と目的

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は、2025年11月19日(水)に名古屋で「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー」を対面形式で開催します。本プレスリリースは2025年9月30日 11時00分に発表されており、主催はJQA(本部:東京都千代田区、理事長:石井 裕晶)です。

本セミナーはトヨタ自動車、マツダ、SUBARUのEMC有識者を講師に招き、サプライヤー向けに車載機器に求められるEMC(電磁両立性)性能について、最新の規格動向や試験運用、メーカー側の協業方針を解説することを目的としています。参加は無料で、定員は100名です。

  • 開催日時:2025年11月19日(水)13:00~16:45(受付開始12:30)
  • 会場:名古屋国際センター 別棟ホール(〒450-0001 名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
  • 形式:対面(WEB開催はなし)
  • 定員:100名(応募多数の場合は1社あたりの参加人数を調整)
  • 参加費:無料
  • 申込方法:ご案内ページ(JQAサイト)より申込
  • 備考:録音・録画・テキスト配付は無し。認証・試験機関等の同業者、コンサルタント等の支援事業者は申込不可。

講演プログラムの構成と各講師の主な解説内容

本セミナーのプログラムは、3社のメーカー講演(各講演の解説)と質疑応答で構成されます。以下に各講演のタイトル、講師、及び講演内容の要旨を示します。講師はいずれも自動車メーカーのEMCや電子性能開発の担当者です。

プログラムは、EMCの国際規格改定や試験方法、メーカーとサプライヤーの協業に関する具体的な課題と対応方針に焦点を当てています。参加対象は自動車部品製造業におけるEMC試験関係者です。

【自動車及び車載機器に関するEMC基準と規格動向】

講師:トヨタ自動車株式会社 デジタルソフト開発センター 電子性能開発部 野島 昭彦 様

講演内容の要旨:国際基準であるUN-ECE-R10の第7版が2025年6月に施行された点を中心に、型式認証に関わるイミュニティ試験の周波数範囲上限が6GHzまで拡張されたことを説明します。これらは同月に発行されたISO11451-1第5版との整合が図られた改訂であり、またエミッション規格CISPR12の第7版(2025年7月発行、15年ぶりの改定)についても解説します。

さらに国内動向として自動車技術会が発行するJASO規格の位置づけ、各規格改正の背景や狙い、車両開発上の具体的課題について整理します。

【自動車用電気電子部品のEMC試験法とその運用】

講師:マツダ株式会社 電子性能開発部 EMC/AVC実研グループ 手島 由裕 様

講演内容の要旨:2023年に発行されたJASO TP 23002「自動車用電気電子部品のEMC試験法に関するガイダンス」をベースに、メーカーが求める部品レベルのEMC試験法と試験品質を確保するための運用上のポイントを説明します。試験法選定や測定手順、試験品質管理の実務的な留意点が中心です。

加えて、業界での大きな課題である「素子変更起因の再試験」への対応について、近年発行された関連JASOやその最新動向を踏まえて具体的に紹介します。

【自動車EMCにおけるサプライヤー様との協業について】

講師:株式会社SUBARU 技術本部 E&Cシステム開発部 E&C性能開発二課 金田 拓也 様

講演内容の要旨:自動車に対する社会ニーズや関連法規・規格の改定が進む中で、EMCに関しても迅速な作り込みが求められていることを論点に、SUBARUの事例を交えながら規格・技術動向と直面する課題を説明します。

さらに、EMC開発の課題をサプライヤーと両輪で克服するための協業のあり方、SUBARUからの具体的な要望、車載機器のEMC開発・試験における課題や方向性について述べます。

講演後には質疑応答の時間が設けられます。質疑は当日の進行に従って実施されますが、講演内容は予告なく変更される場合があります。

参加に際しての細則、申込条件および会場案内

参加申し込みはJQAの案内ページから行う形式です。定員に達し次第受付を終了します。応募が多数の場合、1社あたりの参加人数を調整する場合があるため、申込に際しては所属企業名や参加予定人数の正確な申告が求められます。

本セミナーは対面開催のため会場へ直接ご来場ください。受付は12:30開始で、開始時刻13:00までに着席する必要があります。プログラム終了は16:45を予定しています。WEB配信は行われませんので注意が必要です。

  1. 受付開始:12:30(以降の来場を依頼)
  2. 開催時間:13:00~16:45
  3. 会場:名古屋国際センター 別棟ホール(〒450-0001 名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
  4. 定員:100名(超過時は1社あたり参加人数の調整)
  5. 参加費:無料
  6. WEB参加:不可(対面のみ)
  7. 禁止事項:録音・録画、テキスト配付なし、認証・試験機関等の同業者およびコンサルタント等の支援事業者は申し込み不可
  8. 運営上の留意:講演内容は予告なく変更する場合あり。自然災害等で中止の場合、事前にメールで案内。

主催者(JQA)について

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は1957年設立の第三者適合性評価機関で、設立以来日本のものづくりとサービス産業の発展を支援してきました。理事長は石井 裕晶氏です。

JQAはISO 9001やISO 14001をはじめとするマネジメントシステム規格の総審査件数において国内最多(※)の実績を有する認証機関であり、国家計量標準を産業界へ供給する機関として、計測器の校正を国内最大級の分野で提供しています。電気製品・医療機器・車載機器に関する電気安全の認証・試験、JISマーク認証、建設材料の試験・検査、カーボンニュートラル等の企業活動の審査・評価など多彩なサービスを提供しています(※JQA調べ/2025年3月末時点)。

さらに詳細はJQAの公式サイト(https://www.jqa.jp)で案内されています。申込ページや問い合わせ先も該当サイトを確認してください。

本セミナーの要点整理(表形式)

以下に本セミナーの主要情報を表にまとめ、本文で扱った内容を整理します。日程、会場、参加条件、講師・講演テーマなどを明示しています。

項目 内容
発表元(リリース日時) 一般財団法人日本品質保証機構(JQA)/2025年9月30日 11時00分
セミナー名 自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー
開催日時 2025年11月19日(水)13:00~16:45(受付12:30開始)
会場 名古屋国際センター 別棟ホール(〒450-0001 名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
形式 対面のみ(WEB開催なし)
定員 100名(応募多数の場合は1社あたり参加人数の調整あり)
参加費 無料
講師・所属
  • 野島 昭彦(トヨタ自動車)— EMC基準と規格動向(UN‑ECE‑R10第7版、ISO11451‑1第5版、CISPR12第7版、JASO動向)
  • 手島 由裕(マツダ)— 部品EMC試験法と試験品質、素子変更起因の再試験への対応(JASO TP 23002関連)
  • 金田 拓也(SUBARU)— EMCの技術動向とサプライヤーとの協業、SUBARU事例
対象者 自動車部品製造業におけるEMC試験関係者
申込・案内ページ JQAウェブサイト(https://www.jqa.jp)
留意事項
  1. 録音・録画は禁止
  2. テキスト配付はなし
  3. 認証・試験機関等の同業者およびコンサルタント等の支援事業者は申込不可
  4. 講演内容は予告なく変更する場合あり
  5. 自然災害等により開催中止の場合は事前にメールで通知

以上が本セミナーの開催概要とプログラム、申込上の注意点の整理です。セミナーでは国際規格の改定、部品レベルの試験法運用、メーカーとサプライヤーの協業に関する具体的な解説が行われます。関係者は案内ページで申込方法や詳細情報を確認してください。

参考リンク: