平子雄一展 ORIGIN｜岡山で体験する限定グルメ＆グッズ

岡山発の作家と老舗・カフェがつなぐ、新しい鑑賞のかたち

岡山県立美術館で開催中の現代美術作家・平子雄一による大規模個展「平子雄一展 ORIGIN」は、2025年9月16日（火）から11月9日（日）まで開催されています。会期中は展示室だけでなく屋内広場や中庭など館の建築を活かした空間全体を用いて、絵画、立体、インスタレーションを含む新作を中心とした大規模な展開が行われています。

展覧会は、自然や植物と人間の共存関係に内在するあいまいさや疑問を主題とし、観葉植物や街路樹など「人によってコントロールされた植物」を出発点に制作を進める平子の表現世界を多面的に提示します。国内外で発表を続ける平子の近作や本展で初公開される作品が含まれており、建築空間を活かした展示手法にも注目が集まっています。

展示の構成と屋外展示

展示は地下展示室を中心に、屋内広場や中庭へと広がります。中庭には、平子雄一と株式会社ジャクエツがコラボレーションした遊具作品《The House》が設置されており、鑑賞者は屋内外を往来しながら作品を体験できます。

展示風景の一例として、Yuichi Hirako《Islands》2025の展示も紹介されています。各展示室には解説が付され、図版や立体物とあわせて空間全体の構成が工夫されています。

会期

2025年9月16日（火）- 11月9日（日）

会場

岡山県立美術館（地下展示室ほか） 〒700-0814 岡山市北区天神町8-48

館外の体験：QINOCO RSKで味わう展覧会限定のトリプルコラボメニュー

本展の開催を記念して、美術館隣のカフェ「QINOCO RSK」と岡山発の老舗洋菓子店「白十字」、そして平子雄一によるトリプルコラボレーションが実現しました。コラボメニューは展覧会会期中に限定提供され、数量限定のため当日分がなくなり次第終了します。

メニューは白十字の特製ワッフル生地をベースに平子の発案で生まれたワッフルサンド2種類と、セットメニューが用意されています。店内には作品展示もあり、テラス席を含む落ち着いた空間で食事と鑑賞の時間を過ごせます。

提供メニューと価格

以下はQINOCO RSKで提供される展覧会限定メニューです。すべての価格は税込表示ではなく、プレスリリースの表記をそのまま記載しています。

• サバサンド（ドリンクつき） ¥1,450

  塩焼きにしたサバを白十字のワッフルでサンド。さわやかなサワークリームと、クミンが香るキャロットラペを合わせたお食事系のメニューです。

  魚の塩味とクリームの酸味、クミンの香りがワッフルの甘さとバランスを取りながら組み合わさります。

• フルーツサンド（ドリンクつき） ¥1,300

  季節のフルーツ「マスカット」と口当たりのよいマスカルポーネクリームを贅沢にサンドしたデザート系の選択肢です。

  別添えのキャラメル・ベリーのソースを絡めることで、より濃厚で複層的な味わいが楽しめます。

• フルコースセット（ドリンクつき） ¥2,250

  プレスリリース内に記載のあるセットメニューです。QINOCO RSKが提供する限定メニューを組み合わせた選択肢として案内されています（当日分がなくなり次第終了）。

  提供時間内に限られ、数量限定であることが明示されています。

提供場所・期間・時間

提供場所はQINOCO RSK（岡山市北区天神町9-24 RSKメディアセンター 1F）です。店舗の外観はテラス席も設けられており、展示作品も店内に配されています。

提供期間は2025年9月16日（火）～11月9日（日）、提供時間は11:00～16:00で、当日分がなくなり次第終了します。詳細はQINOCO RSKの公式Instagram（https://www.instagram.com/qinocorsk/）で案内される場合があります。

お土産とグッズ：コラボクッキー缶『Sweet Tree』と美術館グッズ

展覧会関連商品として、白十字と平子雄一が共同で制作したコラボクッキー缶「Sweet Tree」が販売されています。オリジナルデザインの缶には、平子の新作ペインティングを基にした意匠が施され、個包装フィルムやクッキーの形も作家のオリジナルデザインです。

クッキーの生地は岡山県産小麦粉とアーモンドをベースに、4種類の味が詰め合わせられています。詰め合わせ内容や特定原材料情報は以下の通りです。

クッキーの味の詳細

4種類の味はそれぞれ個性が設計されています。下記に味の特徴を整理します。

• チョコレート：ココアとミルクチョコの生地にダークチョコチップとアーモンドを混ぜ込んだ濃厚な味。
• バターソルト：発酵バターの香り豊かな生地に藻塩をふりかけた、甘じょっぱさが特徴の味。
• ベリー：苺とフランボワーズのピューレを練り込み、ドライ苺を散りばめた華やかな風味。
• ココナッツ：胚芽入り小麦とココナッツファインで仕上げた、香ばしくザクザクした食感の味。

販売場所は、岡山県立美術館内グッズショップ（岡山市北区天神町8-48）、QINOCO RSK（岡山市北区天神町9-24 RSKメディアセンター 1F、営業時間 8:30～18:00 L.O.17:30※不定休）、白十字 一番街店（岡山市北区駅本町1 岡山駅構内地下1階、営業時間 9:00-20:00 ※定休日は岡山一番街に準ずる）です。詳細は各店舗の案内をご確認ください（QINOCO RSK: https://www.instagram.com/qinocorsk/、白十字ショップ情報: https://www.hakujuji-g.co.jp/shop/）。

観覧料・アクセス・関連イベントと主催情報

本展の観覧料、アクセス方法、関連イベント、主催・協力団体について以下にまとめます。展覧会は各種割引や無料制度も設けられているため、来場前に確認が必要です。

展覧会の主催や後援・協力団体には地域事業者から国の文化機関まで複数が名を連ねており、地域と芸術支援の連携が取られた事業構成となっています。

観覧料・開館時間・休館日

アクセスと駐車情報

主なアクセス手段は公共交通機関および徒歩です。JR岡山駅から徒歩約15分、路面電車やバスを利用するルートも案内されています。

1. JR岡山駅後楽園口（東口）から徒歩15分
2. 路面電車：岡山駅前電停東山線、東山行「城下」下車徒歩3分
3. 岡電バス：岡山駅後楽園口1番乗り場、後楽園・藤原団地行「天神町」下車すぐ
4. 宇野バス：岡山駅後楽園口11番乗り場、四御神線「表町入口」下車徒歩3分

地下駐車場は44台分（入口は当館北側）を備えています。駐輪スペースも用意されています。

関連イベントと問い合わせ

会期中には関連イベントとして特別記念対談や対話型鑑賞ツアー、担当学芸員によるフロアレクチャー等が予定されています。参加には観覧券が必要な回があります。

• 特別記念対談：秋元雄史×平子雄一 TALK SESSION 2025年10月18日（土）15:00-16:30（会場2階ホール、要観覧券・半券可、定員180名 当日先着順）
• 対話型鑑賞ツアー：毎週土曜日（11月8日を除く）14:00-15:00（地下1階展示室、要観覧券） 企画協力：一般社団法人 みるを楽しむ！アートナビ岡山
• 美術の夕べ（フロアレクチャー）：2025年10月25日（土）18:00- 担当学芸員による解説

作品・展覧会や関連商品の問い合わせ先として、Yuichi Hirako Studio（お問い合わせ：studio@yuichihirako.com）が案内されています。

要点の整理

下表は、本記事で触れた主要項目を一目で確認できるように整理したものです。開催期間、提供メニュー、販売場所、観覧料、アクセス、関連イベントと問い合わせ先などをまとめています。

この記事は、展覧会開催情報とそれに伴うトリプルコラボレーションの提供内容、コラボクッキー缶の仕様、販売場所、関連イベント、アクセス情報や主催・協力団体など、プレスリリースに基づくすべての情報を網羅的に整理しました。来場前には公式サイトや各店舗の最新情報を確認することが推奨されます。