山口和紗が優勝 エスクリサービスカップ2025の全容
ベストカレンダー編集部
2025年9月30日 16:54
エスクリサービスカップ優勝
開催日:9月3日

社内サービス力を競う「エスクリサービスカップ2025」の開催概要
挙式・披露宴の企画・運営を主事業とする株式会社エスクリは、社内のサービス部門スタッフを対象とした接客コンペティション「エスクリサービスカップ2025」を、2025年9月3日(水)にampersand By LAGUNAVEIL ATELIERで開催しました。プレスリリースは2025年9月30日13時00分に公表されています。
本コンペティションはサービススタッフの技能向上と接客品質の強化を目的に実施され、今回で3回目の開催となります。役職や勤続年数を問わず全スタッフを対象とし、今回は社内選考を勝ち抜いた6名が全国代表としてファイナリストに登壇しました。
審査には大手業界紙編集長など社外の著名な方々が招かれ、厳しく公平な視点で審査が行われました。審査は技術面だけでなく、サービスアイディアや提供方法、創造性、接客技術、そして「婚礼サービス」としてのスタッフの想いを含めた幅広い観点から評価されています。
本章では開催趣旨、開催日、会場、参加対象、ファイナリスト人数、審査体制など、イベントの基本情報を整理しました。読者がイベントの位置づけを理解できるよう、事実を中心に記述しています。

競技内容と審査基準 — 実技とプレゼンテーションの全容
「エスクリサービスカップ2025」では4つの実技競技とプレゼンテーション審査が実施され、サービス力の総合評価が行われました。以下に各競技の目的と評価基準を詳細に示します。
競技の構成は、日常のサービス業務に直結する項目から研修や提案力を問う項目まで幅広く設計されており、実務での応用性が重視されています。各競技は採点方式で評価され、総合得点で順位が決定されました。

実技競技の詳細
実技競技は4種目で構成され、サービスの基本動作から創造的提案、教育力まで多面的に評価されます。ここでは各競技の具体的な内容と評価ポイントを列挙します。
審査にあたっては、所作や言葉遣い、提案の寄り添い度、想像力と技術の両立など、実務における再現性とゲストの満足度向上に直結する観点が重視されました。
- 1)エスクリ テーブルサービス
-
エスクリのサービスの基本となるテーブルサービス。ゲストに最も近い存在として「新郎新婦に成り代わる」姿勢での接客が求められます。
評価項目は所作の正確さ、タイミング、声かけの適切さ、ゲストに対する気配りの深さなどです。
- 2)アフターブーケ リコメンド
-
新郎新婦役に対してアフターブーケの提案を行い、サービス目線での提案力や寄り添う姿勢を評価します。
具体的には提案の具体性、相手の背景を踏まえた提案内容、伝え方の丁寧さが審査対象でした。
- 3)イマジネーション カクテル
-
今年は2つのテーマに沿ったオリジナルのノンアルコールカクテルを作成する競技です。想像力と技術力が問われ、結婚式のプログラム幅を広げる提案力を重視しました。
素材の組み合わせ、見た目の演出、ゲストに伝えるストーリー性が評価されました。
- 4)トランジション レクチャー
-
新人キャプテンに向けた研修実演です。口上や所作の説明に加え、言葉・声・表情を通じて価値を伝える力が審査されました。
プレゼンテーション能力、教育効果の明確さ、指導の具体性が評価ポイントです。

プレゼンテーション審査の構成
実技競技に加えて、プレゼンテーション審査も実施されました。プレゼンのテーマは次の2点です。
両テーマともに、個人のこれまでの業務経験や理念、キャプテンとしての示したい価値観を問う内容であり、実務経験と考え方の両面を総合的に評価する狙いがあります。
- 私が創ってきた“スタッフ力”を発揮した結婚式
- キャプテンを通じて世の中に伝えたいこと
審査員は実技とプレゼンテーションを総合して得点を付け、独創性やコミュニケーション力、サービスに対する想いの表現などを評価しました。

受賞者と表彰内容 — 上位入賞者のプロフィールとコメント
審査の結果、優勝・準優勝・第三位が確定し、受賞者には賞品や称号が贈られました。ここでは各受賞者の所属と受賞コメント、付与された栄誉について整理します。
各受賞者のコメントは、当日の心境や準備過程、周囲の支援への感謝などを素直に表現したもので、日常業務で培った姿勢が評価につながったことがうかがえます。

優勝 — 山口 和紗(ラグナヴェール SENDAI)
所属:ラグナヴェール SENDAI(宮城県仙台市)。審査の総合結果により優勝に輝きました。
受賞コメントでは、昨年は2位であった経験から今年は1位を目指した経緯、決勝に臨む中で同期の言葉に支えられて自信を取り戻したこと、そして多くの応援によって優勝を勝ち取った旨が述べられています。
また、全ての審査項目で高得点を獲得した功績により、名誉ある「キャプテンスペシャリスト」の称号も授与されました。

準優勝・第三位の紹介
準優勝はアルマリアン FUKUOKA(福岡県福岡市)の正司 あすか氏が獲得しました。受賞コメントでは、これまで出会ったお客様や先輩方、共に結婚式を創る仲間への感謝と、今後も一組一組に真摯に向き合う意志が示されています。
第三位はラグナヴェール PREMIERE(大阪府大阪市)の長 鈴華氏。受賞コメントでは、惜しくも優勝は逃したものの多くの人の応援とサポートにより得た順位であること、今後も目の前のお客様を大切にしていく姿勢が述べられています。

賞品と称号
優勝者にはオーダースーツや高級レストランの食事券が贈られました。これらは個人の技能を讃えると同時に、サービス提供者としてのプロフェッショナル性を支える品々として位置づけられています。
さらに、全審査で高得点を収めたスタッフには「キャプテンスペシャリスト」の称号が授与され、社内における専門性と実績の証となります。

エスクリの組織体制と関連情報 — 事業概要と運営拠点
エスクリは社名が示す通り「STAFF CREATE」を由来とし、人の力をコアバリューに掲げています。ドレス、フラワー、ヘアメイク、料理やサービスを主に内製で対応し、教育を通じて顧客満足度を高める施策を継続してきました。
以下に、会社の基本情報、グループ会社、直営店一覧、運営サービスおよび受託・コンサルティングの情報を示します。事実関係を網羅的に伝えるため、原文の内容をすべて反映しています。

会社概要(要点)
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 株式会社エスクリ |
設立 | 2003年6月 |
資本金 | 5,000万円(2025年3月31日現在) |
所在地 | 東京都中央区日本橋小網町6-1 山万ビル |
上場市場 | 東証スタンダード(証券コード 2196) |
従業員数 | 755名(2025年3月31日現在、グループ全体) |
年商(連結) | 261億円(2025年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長CEO 渋谷 守浩 |
事業内容 | 挙式・披露宴の企画・運営を行うブライダル事業 |
URL | https://www.escrit.jp/ |
採用サイト | https://recruit.escrit.jp/ |

グループ会社・直営店・運営サービス
グループ会社としては、株式会社渋谷(本社:奈良県桜井市)およびSHIBUTANI エステート・パートナーズ株式会社(本社:奈良県橿原市)が挙げられます。直営店と運営サービスは多数あり、地域ごとに直営の会場を運営しています。
直営店は関東、東海、関西、中国、四国、九州、東北、北陸、沖縄と広く展開されており、運営サービスとしてはルクリアモーレ、フォトウエディングOne Second A Day、パーティハンター、WINELIST、アニクリオンラインストア、アニクリトラベル、アジトトラベルなどが含まれます。受託・コンサルティング実績としてはFish Bank TOKYOやCITY CLUB OF TOKYOがあります。
- 関東の直営店(主な一覧):L2126、ロザンジュイア広尾迎賓館、ラグナヴェールTOKYO、ザ マグナスTOKYO、シャルマンシーナTOKYO、アンジェリオン オ プラザTOKYO、アルマリアンTOKYO、ルミヴェールTOKYO、南青山サンタキアラ教会、パラッツォドゥカーレ麻布、ラグナスイート新横浜 ホテル&ウエディング、ラグナヴェールSkyTerrace、ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER、ラ ポルト、ザ ライヴラリー
- 東海:ラグナヴェールNAGOYA、GRADATIONS、ラソール ガーデン・名古屋
- 関西:ア・ラ・モード パレ&ザ・リゾート、ラグナヴェールPREMIER、ラグナヴェールOSAKA、ラヴィマーナ神戸、KIYOMIZU京都東山
- 中国:ラグナヴェール広島
- 四国:渭水苑/祥雲閣
- 九州:アルマリアンFUKUOKA
- 東北:ラグナヴェールSENDAI
- 北陸:ラグナヴェールKANAZAWA
- 沖縄:セントレジェンダOKINAWA

記事のまとめ(要点表)
以下の表に、本記事で扱った主要な事実を整理しました。イベントの開催情報、競技内容、受賞結果、会社概要を一目で確認できます。
項目 | 内容 |
---|---|
プレスリリース発表日時 | 2025年9月30日 13時00分 |
開催日 | 2025年9月3日(水) |
開催場所 | ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER |
主催 | 株式会社エスクリ |
開催目的 | サービススタッフの技能向上と接客品質の強化 |
参加対象 | 社内サービス部門の全スタッフ(役職・勤続年数不問) |
ファイナリスト人数 | 6名(全国代表として登壇) |
審査員 | 大手業界紙編集長など社外の著名人を含む |
競技内容 | エスクリ テーブルサービス、アフターブーケ リコメンド、イマジネーション カクテル、トランジション レクチャー、プレゼンテーション(2テーマ) |
優勝者 | 山口 和紗(ラグナヴェール SENDAI) — キャプテンスペシャリスト称号付与、オーダースーツ・高級レストラン食事券授与 |
準優勝 | 正司 あすか(アルマリアン FUKUOKA) |
第三位 | 長 鈴華(ラグナヴェール PREMIERE) |
会社設立 | 2003年6月 |
資本金 | 5,000万円(2025年3月31日現在) |
従業員数 | 755名(2025年3月31日現在、グループ全体) |
連結年商 | 261億円(2025年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長CEO 渋谷 守浩 |
URL | https://www.escrit.jp/ |
本稿では、エスクリが実施した「エスクリサービスカップ2025」の開催経緯、競技内容と審査基準、受賞者の情報、ならびに企業の基本情報を網羅的に整理して提示しました。イベントの詳細と会社情報を一つにまとめることで、読者が今回の取り組みの全体像と位置づけを理解できるように構成しています。
参考リンク: